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18話:函館の祭り

 函館駅近くのホテルに、19時過ぎにチェックインして、いかの旨い居酒屋を

教えてもらい、出かけた。焼き鳥と焼き魚、ししゃも、いかのおつくり、

じゃがバター、最後に焼きおにぎり、ビールが旨くて、料理も抜群、ただ、

焼き鳥と言っても豚肉だったので聞くと、北海道では、どこでも、豚肉を

使うんだと言われた。


 一目見て、内地の人とわかったのか、近くの元気の良さそうな、おじさんが

、北海道の旨い酒を飲めと、「法螺吹」という地元の純米酒を、安田夫妻の2つ

のグラスについでくれた。これが旨くて、いろんな話しを聞き、冬の漁の

きびしさ、死にそうになった話などを聞かされた。


 そのうちに、酒を飲ましてくれた男性が、寂しそうに、昔の函館は、随分、

栄えたが、最近は、若い人達が、内地へ出て行き、函館も寂れてきたと、暗い話

をし始めると、店の大将が、この人、泣きの哲平という、泣き上戸の飲んべえ

だから気にするなと、笑いながら言った。


 時計を見ると、22時過ぎていたので、泣きの哲平さんに、旨い酒をありがとう

と言い、握手して、元気でねと、別れ、精算して、店を後にし、ホテルに帰り、

床についた。翌日8月15日は、朝9時に起きて、朝食を終えると、フロント

の人が、今日は、昼間は、函館八幡宮例大祭、夜は、「はこだて夜祭り」が

あるから、行くと良いと、パンフレットをくれた。


 朝食をとり、10時半過ぎに、市電の終点の谷地頭駅に行くと、函館八幡宮

に続く参道に大勢の人が集まり、歩いていた。そのまま10分ほどで、函館八幡宮

に着くと、きれいな、金色の神輿を大勢の男衆が担ぎ、函館八幡宮の階段を駆け

のぼっている姿が見え、思わず、カメラのシャッターを押した。


 その後、昼が近づき、祭りの市、ビアガーデンでビールを飲んで、午後2時

過ぎに、境内の土俵で、子供相撲がはじまると聞き、それをみて、午後15時半

に市電の谷地頭駅から、函館駅まで市電で、帰って、部屋で昼寝をして、

夜の「はこだて夜祭り」にそなえた。


 8時半に、ホテルを出て、駅前通りを海とは反対側の繁華街へ10分程歩くと

、はこだてグリーンプラザに到着し、既に盆踊りが始まり、縁日の金魚すくいを

したが、奥さんは上手に取ったが、安田武夫は、網を破るだけでダメだった。

 また、昔懐かしい、綿あめ作りに、奥さんが挑戦して、うまく綿あめを丸く作り

、2人で、食べた。


 そんな感じで、20時前に、会場をあとにして、ホテルに戻り、帰る支度をして

、22時に床についた。翌、8月16日、朝食をとり、9時半にホテルをチェク

アウトして、函館空港行きのバスにのり、函館空港に到着し、お土産を買って、

昼食を取った。その後、12時20分発の羽田行きの飛行機に搭乗し、羽田に

14時前に到着した。そこから高速バスで家に帰って来た。

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