15話:沖縄旅行2
翌日、2日目は、8時半に朝食をとりに行き、沖縄料理のゴーヤチャンプルー
や、、海藻を使った料理、沖縄そばなども食べた。その後、10時にホテルを
出て、タクシーとバスで泊港へ行き、港がよく見えるビルの喫茶店で、離島から
泊港に入ってくるフェリーと乗客と見送る人のドラマをじっくり見ていた。
よく見ていると、まるで、ドラマの1シーンみたいな、別れと出会いがあり
、抱きしめたり、キスしたり、涙を流したり、手を振りながら別れを惜しんで
涙ぐむ女性など、時間の過ぎるのも忘れ、長時間、眺めていて、お昼になり、
昼食をとって、午後2時頃、店を出た。
その後、バスで、那覇の繁華街、県庁前の近くでおりて、リウボウという
デパートに入り、飲み物や、食べ物、おつまみ、ビールを買い込んだ。午後3時半
になり、一度、都ホテルに戻り、部屋で一休みし、フロントで、夜、楽しく飲めて
、楽しいところを聞くと、ケントス沖縄を教えてくれた。
しかし、夜8時過ぎ、できたら9時頃に行った方が良いと言われ、ケントスの
パンフレットをコピーしてもらった。そして、ホテルを夜7時半に出て、ステーキ
ハウスに入り、夕食をとり、8時半にケントスに着くと、まだ、お客さんは、
まばらだった。そして、セットをお願いして、ウイスキーの水割りと、ポテト
フライト、ソーセージが運ばれ、安田武夫と奥さんの律子さんと乾杯して、
ゆっくりした。
9時前に、ポニーテイルの可愛いお嬢さんと、リーゼントでビシッと決めた、
お兄さんとバンドの面々5人が出て来て、機材のチューニングをしていると、
夜9時から、ファーストステージが、始まり、聞き覚えのオールデイズ、
マサーセッツから始まった。次に、ヴィーナス、シェイーに口づけ、
二人のシーズンと進む頃には、お客さんも、増えて、踊り出す若者が、ノリノリ
だった。
スタンバミーでは、超盛り上がりで、東京、橫浜でも、こんな盛り上がる
ライブハウスは、きっとないだろうと思うほどの熱気だった。すると、奥さんの
律子さんが、昔、デートで始めて行った、東京のライブハウスを思い出すねと
懐かしそーに言った。
あまりの懐かしさに、2,3ステージも楽しんで、時計の針を見ると、もうすぐ
午前1時となり、さすがに、眠くなり、タクシーで都ホテルに帰り、部屋に戻ると
、直ぐに寝てしまった。翌日、3日目は、8時まで、起きられず、急いで、
朝食会場へ行き、酒が残っていたせいか、水を飲み、野菜と果物が美味しく、
食べ終わる頃には、朝食会場を片付け始めた。
9時過ぎに部屋に戻った。その後、バスとタクシーを利用して、できたばかりの
糸満のひめゆり平和祈念資料館へ出かけた。10時前にホテルを出て、バスを乗り
換えて、11時半に糸満のひめゆり平和祈念資料館に到着して、資料館の展示物を
見て回ると、律子さんが、すぐに、ハンカチを取り出し、号泣し始めた。
それが、しくしくではなく、大きな声で泣くので、恥ずかしくなり、20分
足らずで、出て、次に、ひめゆりの塔を参拝すると、さっきの事を思い出したのか
、再び、大声で泣き始めて、安田武夫が、いじめたように思われるのが、嫌で、
すぐ、その場を立ち去って、近くの喫茶店に入って、遅い昼食をとった。
その後、喫茶店の店主に、那覇の中心街に行く、バスの出発場所を聞いて、
そこまで、タクシーで行きたいので、呼んでもらった。10分後タクシーが来て
、バス停まで10分ちょいで着いて、バスで30分で牧志に着いて、タクシーで
10分で都ホテルに着いた。翌日4日目は、帰り支度の確認をして、朝食をとって
9時に、ホテルをチェックアウトして、バスを乗り継いで、10時過ぎに那覇空港
に着いた。その後、11時半に飛行機の登場口へ行き、手続きをとって、那覇空港
を飛び立って、午後14時に羽田空港に到着して、日比谷に1990年2月3日
15時過ぎに到着した。




