心の支え
言い訳:PCが壊れる
治ったけど禁止
禁止終わったけど兄がPCを独占
スイマセンシッター
「イタタタタ・・・・最後のあれ絶対狙ったやつだな」
何メートル落ちたのだろうか。少なくとも登る事は出来ない。誰でも出来る魔法を撃ってきた。まあいい。この状況をどうにかしないと。
「グワァァァ」
「おいおい嘘だろ」
まだあの黒竜生きてたんだ。もし会えるのなら神様。貴様を殴りたい。
軽口を叩いているが割とヤバイ。MPがもう無い。黒竜が爪を振り上げ俺に下ろしてくる。異世界にきて一番濃密な死を感じた一瞬だった。しかし爪が振り下ろされる事はなかった。かわりに自分のまわりから黒い靄がかかっているのを最後に視界がブラックアウトしていった。
「うん?起きた?」
目が覚めると、美少女がこちらを覗いてくる。立ち上がろうとすると、体に激痛が走った。
「まだ安静にしていないとダメだよ。だって君まわりのマナを強引に集めて魔法使ってたから。おまけに身体能力上昇を使うって。君おもしろいね」
「勝手に言ってろ。それより、黒竜はどうした。ここはどこだ。そして、お前は誰だ?」
「あはは。自己紹介がまだだったね。私は創造神のリズナ。そして、ここは世界の果て。黒竜は君自身がもうわかっているでしょ。その体の疲労感で。まぁ治すからじっとして。 ウワァなにこのステータス。しかも加護持ってないんだ。じゃあ、ついでに私の加護をあげるね。」
そういうと体が青白い光を吸収していった。
この場所が世界の果てだと?こいつはなんて名乗った?
「お前が神だと?じゃあ、今すぐ地球にかえせ。」
「できるのなら今すぐしてるよ。それに神だけど、神としての権力はもう無い。今私ができる事は加護をあげることぐらいしかない。それに私は・・・何でもない」
リズナの表情が暗くなった。
「ならその神を潰すか?一緒に?」
「えっ?」
「俺はその神を殴る。お前はどうする?」
「私は・・・」
「あの神をひきずり下ろして、地獄を見せたい。かつての私にしたように」
「それに」と付けくわえ彼女は
「今の君には心の支えがいないでしょ?だから、あなたと同じ道を歩みたい」
美少女らしい笑顔を浮かべた。
「俺はセンカだ。キリサキセンカ。よろしく」
「改めて。私はリズナ。リズでいいわ。こちらこそよろしく。センでいい?」
数時間後~~
どうしてこうなった?と心の中でつぶやく。原因は数分前にさかのぼる。
「リズ。任せていいか?」
「大丈夫だよ」
群がる魔物を魔法で倒していく。しかし、明らかにオーバーキルなのだ。迫りくる魔物という存在を消している|(物理的に)そして
「ねぇセン。」
「何だ?」
「魔力切れちゃった」
テヘペロ と言いたげに舌を出す。イマナントオッシャイマシタ?
「もう魔法使えないよ。テヘペロ」
ナンテコッタイ・・・ヤバくないDEATHか?
スキ有り!と魔物がとびかっかてくる。
「逃げるぞ!!」
「・・・走れないから・・・抱っこして。お姫様で」
と満面の笑みで答えた。
「ヒャ!!」
リズを抱っこして逃げた。お姫様抱っこで。
「ここまでくればいいだろう」
そういいながら、リズを降ろす。
「あぶなかったね~それにしても、センって大胆なんだね。なんて」
「なぁリズ。ここ拠点にしないか?」
湧き水もある。通路は一本。しかし奥までくると平屋を建てることができそうなスペースがあった。
「センの隣ならどこえでも」
リズの目が妖しく光る。
「あれ?照れちゃった?」
「言わせるな。恥ずいだろ・・・」
「ワーイ。デレたデレた」
「それと大魔法具を創ってみたんだが、一緒にかかってくれないか?」
「どんな?」
「大魔法具と言うより魔法に近い。違う契約者の血を魔法陣に垂らすことで契約内容の効果を倍増させる。そして、何より違う契約者の固有魔法が使える。あとは契約者の記憶を共有が出来るけど違う契約者の血は一人までなんだ。多分、次の階がボス戦だ。だから念のためだ」
「わかった」
「じゃあ始めるぞ。血を垂らしてくれ。
血の契約に応じ 彼の者に力を与えたまえ
血の契約!!」
センカ・キリサキ
Lv???
HP580
MP???
ロール???
適合魔法:無属性
固有魔法:創造魔法:再生:魔力無限:適合
加護:創造神の加護:ブラッドバースト(常時発動)契約者 リズナ(適合率40%)
リズナ
Lv???
HP13460
MP???
ロール:創造神
適合魔法:全属性
固有魔法:創造魔法:再生:魔力無限:適合
加護:ブラッドバースト(常時発動)契約者 センカ・キリサキ(適合率40%)
どうやら成功したようだ。特に違和感はない。そういやクリエイトマジック使ってみよ。
なに創ろう?よし!これにしよう。
H&K MARK 23(SOCOM)
この銃は耐久性が高い。しかも改造なしで減音器やLAMがついてる。
そして、俺は銃を使い、リズは魔法を使い、ボスを蹂躙していった。
しかし俺はボス戦で毒を受けてしまった。毒を受けた左手は凄まじいスピードで肩まで変色してきた。切り落とそうか迷ったがリズが黒く光る鉱石持ってきてくれた。すると、スピードが落ちた。いや止まった。
「毒消しの鉱石。この毒は消えないけど、止められる」
「助かるリズ。ちょっと籠ってくる!」
俺は覚悟を決めた
「ガァァァ!?」
なにをした?鉱石を埋め込んだのだすると、青白かった手が黒くなった。
鉱石を取れないようにオリハルコンで固定し動作確認をした。よし、動く。
俺はあることに気づいてしまった。
リン○ウさんじゃね!
ペースを守りたいです(涙目)