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百獣の王。ノン太郎  作者: 詩音インパクト
8/11

百獣の王。追憶編〜赤面ジャーとピエロ

「アカーン!」


キョンが顔を赤くしながら叫んだ。


隣のミドーリンも顔が赤い。


2人で“赤面戦隊赤面ジャー”とかやればいいのに…。


そう僕は心の中でつぶやいた。


「ノン太郎」


じっちゃんが言った。


「どうしたの?」


僕は答えた。


「わしは、さっき撃たれたせいで呼吸がまだ乱れている。傷は癒えたが息を上手く吐けないんじゃ。」


「うん」


「だから、わしの代わりにこの笛を吹いてくれ。わしらじゃ、キョンからは逃げられん。」


「分かったよ!じっちゃん。」


僕は、じっちゃんからリコーダーを受け取り、力強くパフを吹いた。


「ドードドッドーシーソー♪ララーラードードーソー♬」


すると、ものすごい音が聞こえた。


「バサッ!バサッ!」


まるで羽音のようだ。


こちらに近づいてくる。


辺りが暗くなり、徐々に寒気を感じた。


「バサッ!バサッ!ドスン‼︎」


目の前には……巨大な竜と、それにまたがるピエロがいた。


〜続く〜

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