変な顔
入れ替わってくるルペアの人
入れ替わるこの世界の人
ほぼ全員と関わることになる君は・・・すでに何人かルペア人と会ってるんだ
しかもそのうちの何人かは君を確実に覚えていてみたいでね、、、
だから今記憶操作しても記憶量が多すぎて君に負担が掛かるし
したとしても、これからまた出会うみたいだから、無意味になるし、終わったときの記憶操作でほかの人まで2重負担になっちゃうから危険過ぎるんだ
少し『運命の軌道』事態を変えようかとも思ったんだけど、、、君の『高校時代の時』がほかの人よりも今後の未来を大きく変えるみたいで、変えるのが難しく変えるのも危険が伴う状態でね、誰かと入れ替わるにしても、次はその子が同じようになる
それなら場所を変えるしか、ってなるけどこんな好条件な場所が他になくて
君だけのために変えられなかった
でも、君を犠牲には出来ないし、したくなかったから
だから・・・君にこの事を説明し
・・・手伝って貰うために君を呼んだ
*⋆*~*★⋆~**
「・・・私、結構邪魔な位置に居たんだね」
「っ!そんなこと!」
「いやいや、じゃあないって言えるの?言えないでしょ?」
「っ!本当ごめん!」
「謝ることじゃな「でも!」・・・」
「でも・・・君はこのことで・・・っ!他の人が忘れることを一人だけ覚えていることになるかもしれない!負担や負荷と同じくらい重たいものを背負うことになるかもしれない!危険に巻き込むかもしれない!普通ならなにも知らずに普通の生活を送れたかもしれないのに!僕たちのミスや勝手で!・・・っ!ごめん、本当にごめん!」
神が途中から思い詰めたような顔でまくしあげてくる
一回落ち着けよ、私とあんたの温度が全然違うから
言ってることは、
「まぁ、確かに」
「っ!ごめん!」
「いや、だから別に謝んなくていいって、今の話聞いてたらむしろこっちが謝るようなことじゃない?」
「そんなこと!「まあ、謝るつもりはないけど」、、え?」
「神が謝ってることも間違いではないし、謝るつもりもない!私は悪くない!
・・・だけどお礼なら言うよ?私のこと思ってのことでしょ?ありがとう
だから・・・そんな顔しないでくれる?私はこの話を聞いて納得してる。私にとってもメリットはあるし、変な負荷?がないだけマシ!これ以上変な顔するなら・・・「え?グフ!?」とりあえず口にいろいろつっこんでいくよ?」
「もふつっほんでふぅよふぇ!!(もうつっこんでるよね!!)」
「はーい、次パンねー」
「!?」
まったくホントにそんな顔しないでくれる?私的には本当に大丈夫な訳よ?はたからみたら私が悪人みたいじゃん
まだ何を頼まれるのかは聞いてないけど、物語のような面白そうなストーリーが間近で見れるんでしょ?神が最初にそう言ったし
それにむしろ変な負荷がつかないみたいだし、さっき神があげたことは私にはそれほど問題じゃないし、問題なくない?
本人が納得してんのに、巻き込まれた私より巻き込んだ神がなに変な顔して・・・
「ぷっ!・・・アハハ!すごいリスみたい!変な顔!!あははははは!!」
ヤバイ私が変な顔させてた!食べる間もなく口に突っ込んでた!せっかくのイケメン顔がリスみたいになって台無しになってる!!アハハー!!!
手をとめる気?
更々ない!!こんなおもろいものやめてたまるか!
死ぬんじゃないかって?
神だしそうそう死なないでしょ!
イケメン顔が?
問題ない!私の顔じゃない!
どんどん詰め込んでいくこと数十個目のところで、手を捕まれ止められた
「まっふぇ?ほんほぉまっふぇ!ころふきなほぉ!?(まって?ほんとまって!殺す気なの!?)」
「チッ、面白かったのに」
「モグモグ、いやいやひどいよ!モグモグ、死なないまでも、モグモグ、結構苦しいからね!?モグモグ」
「あー、はいはい、すみませんでしたー、分かったから食べてから話せや」
「モグモグ本当に分かっての?モグモグはい!すみません!」
死なないならよくない?面白かったのに
・・・しょうがないからお茶でもして待つか