最終章:堕天使の断罪7 & 1 year after...
「それじゃあね」
嶋村と興津は、駅とは逆の方向だったが、皆を見送ることにした。
電車で帰る東海林たち『ミレーヴァ』のメンバー、バスにで家路につく生徒会の面々、駅の北側に住む白川姉妹と別れ、
嶋村と興津は、駅の南側に向かった。
「……」
会話は、ない。
別段、暑くもなければ寒くもない夜の街を、足音だけを響かせて、帰路を行く。
やがて、十字路に着いた。
かつては、2人一緒に登校する際の、待ち合わせ場所だった。
嶋村は、左に、興津は、まっすぐに行く。
「じゃね」口を開きかけた興津の声は、嶋村の声によって、かき消された。
「みなみ、」
「うん、何?」
興津は、顔にも傷を負っていた。
しかし、彼女は、笑顔を作っていた。
「僕は、弱い人間だ」
その笑顔を見て、嶋村は、
突然こみあげてきた感情を抑えようと、歯を食い縛った。
しかし、結局、できなかった。
「みなみがやられてる間も、僕は何もできなかった。
もしあの時、守君が来なかったらと思うと……」
興津は、嶋村に何も言わず、その胸に、軽く頭突きを喰らわせた。
「操」
その声は、微かながら震えていた。
嶋村は、その胸に、うっすらと湿り気を感じた。
「私ね、本当は怖かった」
興津の両腕が、嶋村の身体に絡みついた。
「怖かった……本当に、怖かった……」
嶋村は、自身のふがいなさから、「みなみ……」としか言えなかった。
「だからこそ、」
興津は、胸に埋めた顔を、嶋村に向けた。
「柳井をがむしゃらに殴りつける操、かっこいいって思っちゃった」
彼女の表情は、子どもが浮かべる、無邪気な笑顔そのものだった。
その顔を見て、嶋村は、自身の小胆を恥じる気持ちが、一気に失せた。
正確には、ある感情が、おもむろに出てきて、それどころではなくなった。
「ね、操」
嶋村に抱きついたまま、興津は言った。
「なんだ?」
「そろそろあの答え、聞いてもいいかな?」
「僕も今、それを言おうとしていた所だ」
言いながら嶋村は、その両腕で、興津の首を、ゆるやかに包んだ。
ただでさえ、静寂な夜の住宅街が、更に、静けさを増したようだと、嶋村は感じた。
―――
政治界の重鎮とまで持て囃された柳井茂雄議員の賄賂による失脚に加え、
議員の息子であり、株式会社柳井重工の社長・柳井康晴による巨額な脱税も明るみになり、
柳井重工では、経営陣の総辞職という自体に追い込まれる。
更にその息子・柳井征による薬物騒動と、
柳井一家の没落は、連日報道を賑わした。
しかし、情報は鮮魚のごとく、時間が経つにつれ、
誰の目にとっても、魅力的には見えなくなる。
数週間から数ヶ月もすると、ニュースのヘッドラインから、柳井の文字は、跡形もなく消えていた。
「へえ、先輩、すごすぎますよ!」
あれから1年が経ったので、一連の事件を口にするものも誰もいなくなっていた。
魚住乃亜は、3年生となり、『ミレーヴァ』の2代目統括役として奔走していた。
相変わらずの少数精鋭での運営だったが、
2年生は2人、1年生も3人メンバー入りして、
嶋村が統括していた時とは違い、後継者には事欠かない体制となっている。
「あの時、俺が、先輩を庇って戦ったんですよね?」
今では、すっかり高校生となった白川守も、『ミレーヴァ』にいた。
「そうそう!
あの時の守君ね、カッコよかったねえ!
ま、今は、ただの生意気なガキだけど」
「そりゃないですよお」
武力担当の白川守は、満更でもない顔を浮かべていた。
白川守が魚住に思いを寄せていることは、『ミレーヴァ』の中では公然の秘密となっている。
「ジャブ、ジャブ、ジャブ!」
駒田太助は、地元のボクシングジムで汗を流していた。
「よし、休憩!」
ベンチに座り込んだ駒田のもとに、40半ばのコーチが歩み寄る。
「太助、調子はどうだ?」
「ハァ……いや、やっぱり、どうしても力んじゃいますね」
駒田は、呼吸を整えながら受け答えした。
「まあな。
デビュー戦が1週間後なんだから、緊張して当然だ」
駒田は、大学へは進学せず、プロボクサーとしての道を選んだ。
一度は諦めたボクシングだったが、『ミレーヴァ』の戦闘要員としてボクシングを再開した。
やってみると、やっぱり自分はボクシングが好きなんだと強く思うようになった。
駒田は、『ミレーヴァ』としての仕事としては、最後の山場とも言えるヒザマとの一戦を思い出した。
その本人は、彼と手を交わすことを愉しいと言った。
駒田自身も、ヒザマと拳を交えることに愉しさを感じていた。
その為、『ミレーヴァ』を引退してからは、毎日ボクシングジムに通った。
卒業とともに、プロボクシングのライセンスを取得した。
今はデビュー戦に備え、鍛錬の毎日を送っている。
「よっしゃ、太助。
練習再開だ!」
「ういっす!」
駒田は、元気よく立ち上がった。
プロとしての緒戦である。
どうしても白星で飾りたかった。
遊佐想奈は、バイトからあがって、下宿先のアパートへの道を歩いていた。
その帰路の途中の崖から、東京都心のビル群の夜景を眺めることができる。
遊佐は、バイトからの帰路にこの摩天楼を眺めることを楽しみとしていた。
クリーム色の点が、黒い街に無数の光を灯している。
あの光の中で、どれほどの人間がいるのだろうか。
遊佐は、摩天楼を眺めながら、1年前の思い出に心を浸していた。
(そういえば、あいつは、そんなこと言ってたわね)
あいつとは、高校の頃のサークル仲間だった。
『よし、俺があそこのビル群に勤めるようになったら、
また告白してやる』
その男が私に想いを寄せていることなど、
遊佐の、心の目をもってすれば容易く知ることができた。
恋愛沙汰など、彼女にとっては、厄介ごとの極みである。
それゆえ、そのときは断った。
ところが、その男ときたら、性懲りもなくまた告白するとか言ってきたのだ。
『ええ、楽しみにしてるわ。
そのときはまた断ってあげるわよ』
『よし、その台詞覚えてるぞ?』
『望む所よ』
4年後、その男に、なんと言って断ってやろうか。
断ったその男の顔は、どんな感じなんだろうか。
「4年後が楽しみね」
遊佐は、摩天楼に向かって笑顔を浮かべてひとりごちた。
東海林康雄は、講義を受けている間、スマホをいじっていた。
この講義は、大学の必修であるが、評価基準が期末考査のみであること、先生の話が面白くないこと、
そして、何より、ネチケットという、東海林にとっては既知の内容であることなどから、
東海林は、別の講義の課題に取り組んでいた。
彼の通う大学は、名の知れた大学ではあったが、一流というわけではない。
ゆえに勉学に励む東海林は、周りから一目置かれた存在となっていた。
告白も何度かされたが、東海林はそれを固辞した。
『よし、俺があそこのビル群に勤めるようになったら、
また告白してやる』
昔、好きだった女に言った台詞を頭の中で反芻する。
都心のビル群を見つめながら言った台詞だ。
『ええ、楽しみにしてるわ。
そのときはまた断ってあげるわよ』
そんなことを言われた。
『よし、その台詞覚えてるぞ?』
『望む所よ』
あの一件の後も、その女とはぎくしゃくせず、友達の関係が続いた。
しかし、東海林としては、昔抱いた想いに変わりはない。
(4年後、都心に通勤してやる。
だから、それまで待っててくれよ)
その想いを成就させるために、今日も東海林はシャーペンを手に取る。
嶋村が窓を見ると、空を薄く覆っていた鉛色の雲が見えた。
「ハァ……大学生ってもっと気楽なもんだと思ってたわ」
嶋村の向かいに座る興津は、テーブルに突っ伏していた。
「ここよりもっとレベルの落ちた大学であれば、少しは楽になるぞ?」
嶋村は、冗談半分にからかいながら、コーヒーを啜った。
学内のカフェということもあって、周りの客も殆ど全てが大学生である。
「はぁ?」
「きっと今から受験勉強を再開すれば、
大概の所は入れるだろう」
「せっかく苦労して入った大学を辞めて別のトコ行けっての?
冗談じゃないわよ」
興津は、『ミレーヴァ』を引退してから、学校中の噂になるくらい猛勉強した。
物理以外は割とよい成績を残していたが、
それでも、興津は、受験勉強に本気で取り掛かった。
「だって……その、操と同じ大学行きたくて頑張ったんだもん」
最近、興津が、妙に女の子らしい振る舞いを身につけはじめた。
当然、嶋村は、これを見逃さなかった。
服装も気を使い始めたし、化粧にも手を出した。
「や、そういうこと言うのはやめろ。
その……て、照れるだろう」
嶋村は、頭を掻いた。
ワックスのついた髪の感触は、彼にとって未だ慣れない。
嶋村は、緊張をごまかすために苦めに頼んだコーヒーに口をつけたが、
彼の舌は、それを甘いものとして認識した。
Fin
「あなたの依頼、引き受けます!」を最後まで読んでくださってありがとうございます。
ワード換算で総量425ページ(原版は347ページ。改訂しすぎ(笑))。
投稿期間も半年以上と、私が今まで執筆していた小説の中では過去最大のボリュームでした。
当初は4~5章くらいのものにしようと思っていたのですが、
色々書き足していたらいつのまにかここまで長くなってしまいました(汗
正直ここまで長いものをよく最後まで書けたな、という想いでいっぱいです(笑
さて、この小説を執筆するに当たって、参考にさせていただいたものが2つあります。
1つ目は、『比喩の使い方』ですね。
この小説を書いている途中、宮部みゆきさんの書籍を立て続けに読んでいた時期がありました。
彼女の小説には比喩が多用されていたのですが、
よくあそこまで色々な比喩が思いつくな、というのが率直な意見でした。
この小説の中盤から終盤を執筆している時期に読んだので、
恐らく本作も中盤以降から比喩の表現が変わっていると思います。
同じ情景描写でも、比喩があることで一気にボリュームが増え、軽く感動しました……。
そして何より、比喩表現の文章を考えるのが楽しいんですよね。
2つ目は、『サブキャラの使い方』です。
2013年の1~3月にも月9で放送された『ビブリア古書堂の事件手帖』を1~4巻まで原作で読んだことがあります。
その話では、最初はしがないサブキャラとして登場していた人物がまた登場したりします。
場合によっては、キーパーソンとなって再登場している場合もあります。
この『サブキャラを繰り返し登場させる』という手法に深い感銘を受けました。
考えてみれば別段高度な技術ではありませんが、この手法を使うことで物語にメリハリがつきます。
例えば本作でも、常に登場キャラが
・嶋村たち『ミレーヴァ』の構成員
・その場限りの依頼人、彼らとその周りの人間
に二分化されていては、いつか必ず飽きの来る作品になってしまうのではないでしょうか。
少なくとも私は、そんなことを考えました。
最初はしがない依頼人だった白川舞や、その弟・白川守を繰り返し登場させたのも、
そういう考えがあったからです。
本当はもっと色々なキャラを登場させたかったのですが、
あまり再登場するキャラを増やしてもごちゃごちゃしますからね(汗)
あと本作では『ミレーヴァ』として奔走する嶋村たちを描いた青春小説の色が強かった感がありますが、
個人的には恋愛小説という名称を使っても差し支えないのでは、と考えます。
人によっては「青春=部活。 そこに恋愛が入る余地はない!」という方もいるでしょう。
しかし私としては、青春を語るならばある程度の恋愛要素があってもいいじゃないかというスタンスなので、
気持ち恋愛要素を加えました。
(もちろん行きすぎたものだとさすがに非現実的になってしまうのですが……(汗))
もちろん恋愛は常に成就するとは限りません。
むしろ、恋愛なんてものは成就しないがデフォルトなのかもしれません。
終盤で遊佐が冷たく東海林をフッた箇所がありましたが、
現実なんてあんな風にあっさりしたものです(笑)
ですがたとえ恋愛が成就しなくとも、今まで友達として付き合ってきた人たちであれば、
ぎくしゃくするようにはならないのかもしれません。
だって嬉しいじゃないですか。
たとえそれが恋愛関係としては見れなくとも、「あなたが好き」なんて言われたら。
それで少しばかり親近感が沸くことはあれど、
よほど酷いことにならない限り関係はこじれないと思います。
(あ、もちろん周りが異様に囃し立てたりとかした場合はまた別ですよ?(汗))
恋愛で辛いのは成就しないことばかりではありません。
嶋村は物語の終盤で、興津を選ぶか植野を選ぶか激しく迷いました。
物語でも述べたとおり、浮気は法的に禁止されてはいませんが、
日本においては一種のタブーです。
「それ程好きではなかったけど向こうから告白された」という程度ならば、
あそこまでは悩まなかったかもしれません。
しかし嶋村の場合、興津も植野も、そういう対象として見てしまっている自分に気がついていましたし、その2人も、
一緒に登校していることに焦りを感じる興津といい、
授業があるのにデートに誘う植野といい、
嶋村に対しては割といい感情を抱いていました。
どちらを選んでも、誰かが悲しい想いをする。
そもそもこんな悩みを打ち明けたら、ただの浮気者呼ばわりされるのではないか。
その葛藤に、嶋村は終盤までずっと苦しんでいました。
ですが、興津の懸命の説得により嶋村は彼女に秘密を打ち明けました。
嶋村が最後の最後で興津を選んだのは、
興津が嶋村の悩みを聞いてあげたからかもしれませんね。
自身を選ぶかライバルを選ぶか悩み続ける嶋村に、
自身の思いを隠し、さらに嶋村は何も悪くないとわからせる。
自分で作ったキャラをベタ褒めするのもおかしいですけど、
興津みなみって女は、将来いい女になりますね(笑)
それにしても、ほとんどのキャラが当初の案と大分違うものになりましたね。
最初は東海林と駒田が2人して遊佐に想いを寄せるようにしようとしたんですが、
なんかあまりにもベタだったのでなしにしましたし、
そもそも魚住は当初は東海林がパソコン部から連れてきた1年生で、性別も男でした。
もっとも、こんな長編を書くにあたって当初決めておいた設定のまま突っ走るってかなり難しいことだと思います。
最初決めた設定よりもこうした方が面白いとか、
当初の設定だとあまりにも面白みがなすぎるとか、
キーボードを叩いていくうちにどんどん色々なことが思い浮かんで、
結局全然違うものになったりするんですよね。
本作の最後に『ルシファー』騒動から1年後の皆の姿の描写がありましたが、
実は最後の場面は、当初は『ミレーヴァ』の部室である2年D組にしようと考えていました。
こういうように、改変した設定なんて石を投げれば容易く当たるほどにあります。
これら全てを当初決めた設定に戻してリメイクしてみると、
また違った面白さが出てくるかもしれませんね。
さて、長くなりましたね(汗)
せっかく本作が終わって「せっかくだから」という思いであとがきを見た結果、
無駄に長いとか言われるのも悲しいのでそろそろお開きとしましょう。
「あなたの依頼、引き受けます!」
最後まで楽しんでいただけましたらこれ以上ない幸いです。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました!
(改定後のあとがき)
はい。
元々347ページという過去最大級のボリュームが、なんと425ページまで伸びました。
当初は「もっと自分の作品を皆に知ってもらいたいなあ」って想いでこのサイトに投稿させていただきましたが、
「どうせ投稿するならよりよいものに」って改訂に改訂を重ねた結果、
こうなりました。
公務員試験勉強もしなくちゃなのに、はりきりすぎですね(笑)
改訂版の1番の特徴はなんといっても生徒会の存在ですね。
生徒会を絡ませたので、後半は殆ど展開が変わってしまいました。
改訂で最も苦労したのも、いかにして物語に鳴瀬川や円威を絡ませるかって所でした。
人間がわらわら登場する話は、書いてて楽しい反面、
収拾つかなくなりがちで大変です(汗)
読者様のなかには、原版の方をも愛読されていた方もいらっしゃったかもしれません。
「わけがわからなくなった。つまんね」と反感を買われる可能性だって考えてました。
それでもあえて改訂を施したのは、私自身、革新的に物事を行っていきたいと思っているからです。
原版の『あなたの依頼、引き受けます!』も大好きでした(それはもう何度も読み返すくらいにね)が、
この原版に手を施すことで、これまで以上に更によいものができるのではないか。
そう思い込んだら、いつのまにかキーボードを操る手が動いてました。
フィクションに出てくる生徒会長って、変人だったり悪人風だったりしますよね。もしくは完全無欠型の人間か。
実はあんまりラノベやアニメに明るくないのでよくわかりませんが、
私は、そういう傾向があるなと思います。
例えば俺修羅の冬海愛衣だって、初登場のシーンで「この部活(なんて名前の部活でしたっけ……?)をつぶす」って言ってますし(ただしこの後すぐにデレが入ります(笑))、D.C.Ⅱの朝倉乙姫だって文武両道、しかも高支持率ときてます。山田君と7人の魔女の山崎数馬も、狸おやじのような変人です。
そういったフィクションでの生徒会長像を見て、生徒会長ってポジションの役を作りたいなと思いました。
思えば、今まで生徒会という概念を物語に登場させたことってなかったんですよね。
でも、同じものを作っても仕方がない。
私は天邪鬼というか、根性が捻じ曲がっているので、人と違うことをしたがるんです。
んで、結局どうしたか。
あえてだるそうにしてる、いかにもやる気のない感じの人を生徒会長にするのはどうかって思い、鳴瀬川樹里というキャラクターが生まれました。
これに乗じて、改訂前から登場はしていた円威邦孝にも焦点を当てることにしました。
彼は、改訂前は完全な「ちょいキャラ」でしたが、改訂を経て生徒会役員というポストを手に入れています。
あえて言えば生徒会のメンバーをもっと作っておけばよかったかもとは思いますが、
まあ、あんまりわらわら居ても収拾つかなくなるので(笑)
個人ブログで口癖のように言ってますが、
やっぱり本作が、数ある作品の中でも一番のお気に入りですね。
なんといっても執筆期間が長くて愛着が沸いたというのもありますが、
高校時代の青春、恋愛、格闘女子、一人称が「僕」の主人公という、
私が好きなジャンル全てを詰め込んだからでしょうかね。
あんまり過去の作品を読み返したりはしないんですが、
この作品だけはたまに読み返します。
そこまで好きだったから、こうやって形を変えて再投稿してるんでしょうね。
語りたいことは、既に上のあとがきで書いてますし。
長くなりすぎないうちにしめましょう。
繰り返しになりますが、『あなたの依頼、引き受けます!』閲覧してくださり、
誠にありがとうございました。
面白かった、つまんなかった、青春時代を思い出した、などなど、
何か皆様方の心にひっかかるものがございましたら幸いです。
(2月の寒い日、自宅の暖房に当たりながら)




