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夏生詩集

手紙

作者: 夏生

突然の手紙で驚かれたと思います

メールでは軽すぎてしまうし、

電話ではうまく話せないので

私は前からあなたのことが好きでした


携帯もパソコンも

電話も苦手な私だが

手紙でお前に近況報告するよ

お前も手紙で教えてくれないか


おめでとうございます!

これから共に働きましょう!


合格です!

我が校へようこそ!


お手紙ありがとうございます

私も元気です

今は夫と三人の子どもがいます

二十年ぶりに会いませんか?


お母さんはあなたを信じています

あなたのそばにいてあげたい

あなたが罪を償って出てこられる日を

指折り数えて待っています



紙くずにされた手紙

海に沈められた手紙

閉じ込められた手紙


の、中には様々な思いが

込められていたはずだ


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― 新着の感想 ―
[良い点] 面白い!! [気になる点] ないない [一言] 俺のもぜひ!!
[一言] 今の若い子達はメールが主流ですよね。 メディアの情報を眺めれば、それが一般論であり嘆かれているのだと思います。 テレビや冷蔵庫、洗濯機と言った馴染み深い電気製品も、一昔前は三大神器だったそう…
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