表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したので神になろうと思います  作者: シトロン石見
幼少期編
9/33

レベルアップ


「では、今日も魔物狩りに行きましょうか。」

「そうだな。」

「早く行こうよ。」


俺たちは魔人と出会った日から、ほぼ毎日アレスと魔物狩りに行っている。最近はBランク、王国の兵士が出動するレベルの魔物でさえ、難なく倒せるようになっていた。その結果、これが今の俺のステータスである。

-------------------------------------------------------------------

ステータス

セルス=アングルス 人族 8歳 Lv29

称号:神の使い

HP:?/?

MP:?/?

筋力:?

俊敏:?

防御:?

器用:?

運 :?

固有スキル:神眼Lv2 神聴Lv2 神の奇跡

通常スキル:すべて

----------------------------------------------------------------


そう、魔人を倒したことによりレベルが大幅に上がった。あの魔人もなかなかに強かったもんな。それに固有スキルのレベルも上がった。それによって得た効果は以下のとおりである。以下ってなんだ?まあいいや。


------------------------------------------------------------------

「神眼」


神の目。すべてのものを見通す力を持っている。神を見ることができる。レベルが上昇するにつれて、できることが増える。

レベル1 鑑定のみ

レベル2 +未来予知(1秒後のみ)


「神聴」


神の耳。すべての音を聞き分けることができる。神の声を聞くことができる。レベルが上昇するにつれて、できることが増える。

レベル1 半径100mにいる親しいものがいる位置(人ののみ)

レベル2 半径100mにいる人の位置と会話


「神の奇跡」


神の奇跡を再現することができる。神からの寵愛を受けし者に与えられる。運にかかわることはすべて思い通りになる。神の血筋を継ぐ者からの好感度をアップさせる。

--------------------------------------------------------------------


神眼のレベルが上がったことにより未来予知ができるようになった。1秒後って言ってもなかなかチートだ。不意打ちも防げるし初見殺しの技も防げる。便利すぎるね。神聴のほうも暗殺者とかスパイみたいなスキルになってきてる。犯罪とかわかるしやっぱりこの3つのスキルってチートだよね。これらのスキルのおかげで、Sランク、ドラゴンとか国が亡ぶレベルの魔物と互角に倒せるようになった。

 だけど魔神は昔、初代国王が仲間と討伐に行ったとき、帰ってこれたのは30人中3人だったそうだ。ちなみにその3人のうちの一人がアングルス家の初代当主だそうだ。まだまだこんなレベルでは魔神などあいてにならないだろう。もっと強くならねば。


「セルス。そんなに深く悩んでどうしたの?」


アテネがやってきて言う。


「いや。どうやったら強くなれるかなって。」

「うーん。魔神って人並みの知能を持ってるらしいから対人戦の訓練とかしてみたら?」

「なるほど。アレスに相談してみるか。」

----------------------------------------------------------------------

「アレス、ちょっと決闘しない?」

「決闘ですか。」

「そう。対人戦の経験を増やしたいと思って。」

「なるほど。では早速庭のほうでやりますか。」


俺とアレスは向かい合った。アレスはこちらに仕掛けてくる様子はない。ならばこちらから行くまで!

俺はアレスの肩口を狙って剣をふるった。だがしかし、その斬撃はアレスの剣によって受け止められた。


「バレバレですよ。」


アレスはそう言うと俺に向けて剣をふるった。


「うおっ。」


俺は横によけたつもりだったが、アレスの剣は俺の目の前にあった。


「降参だ」

「まだまだですね。」

「なんで俺は負けたんだ?」

「セルスさんは目線が動く先の方向を向いてしまっています。それならばかわすのも当てるのも簡単です。」

「視線か…。」

「まあ、そこも含めて、セルスさんとアテネさんのご要望にお応えするという契約ですので私がきっちりお教えしましょう。」

「よろしく。」


その後、俺とアテネは、毎日アレスにしごかれるのだった。

いいね、高評価お願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ