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転生したので神になろうと思います  作者: シトロン石見
リベタス連合学院編
33/33

武闘祭②

「…それでは、リベタス連合国立各学院対抗武闘祭の開催を宣言する。」


連合王国の首長が開催を宣言し、武闘祭が始まった。


連合学院は昨年準優勝だった。なので、2回戦からの出場となる。ちなみに、この武闘祭にはリベタス連合国にある、およそ30の学院が出場する。前回優勝はリベタス総合学院というところだ。そこの学院とは、まさに犬猿の仲という奴らしい。長らく、総合学院がこの国トップの学院だった。だがしかし、近年連合学院がトップの座を脅かしている。そのため、何かとこの学院を目の敵にしている。俺たちを出場させないようにしたのも、総合学院だ。完膚なきまで叩きのめしてやるぜ。


「まず第一試合だな。余裕だとは思うが、油断はするなよ。」


武闘祭では5人対5人の勝ち抜き方式で行われる。俺たちの作戦としては、初等部から上がってきた次元の違う奴ら4人で、相手を瞬殺する。


「2回戦、リベタス連合学院対グレーヴェン学院。双方、選手入場。」


アナウンスとともにマーズが出る。先鋒はマーズに任せている。マーズには瞬間的な爆発力がある。マーズが相手の先鋒を瞬殺することにより、心を折ろうというわけだ。


「双方、位置について、始め!」


始めの合図とともに、相手の先鋒が倒れた。


「…。」


観客も皆、何が起こったのか理解できていない。


「勝利アナウンスはまだか?」


マーズが放送席に尋ねると、実況はようやく我に返ったのか


「し、勝利、リベタス連合学院所属、マーズ=フェルス!」


と、マーズの勝利を宣言した。


その後のマーズの勢いは止まらず、準決勝までマーズ以外の人が試合をすることはなかった。


「それなりに鍛えたけど、ここまで圧勝だとは思わなかったけどね。」


「セルス君のそれなりは人間のギリギリまで育てることなんだね…。」


ヘレネに苦笑された。確かにやりすぎたかもしれない。


「でも、これなら決勝でも勝てるかも、。」


ヘレネが渋い顔をする。


「それは難しいかも。あっちのチームも瞬殺とまではいかなくても、先鋒だけで今まで勝ち進んできたんだって。それに、対象は私レベルかも。」


「へえー。」


ヘレネレベルの強さの大将か。どんな奴か見てみたいな。それに、きっといい試合になるだろう。なぜかそんな予感がする。



「ついに、この武闘祭も決勝戦となりました。やはり、決勝に残ったのは毎度おなじみの顔ぶれ。リベタス総合学院対リベタス連合学院です!さあ、連合学院は総合学院の49連勝を止めることはできるのか、それとも総合学院が50連勝を記録してしまうのか!先鋒の入場です!」


50連勝なのか。本当に独壇場だな。俺が出れば100%止められるんだけど…。今はマーズの応援だ。


「マーズ!勝てよ!負けたら特訓してやるよ!」


俺の言葉を聞いて、マーズがニッと笑う。あいつ、余裕だな。負けるわけがないってか?もし負けたらどんな事してやろうかな…。


相手の先鋒は、全身筋肉でできたような、大男が出てきた。絶対にこれ、パワーで押し通す人間だろ。マーズは受け流すのが得意だから多分勝てる。


「では始め!」


アナウンスとともに、2人が斬りかかる。かに思われたが、相手のはなった剣を、マーズが冷静に受け流す。バランスが崩れたところをマーズの剣がみぞおちに斬りかかる。


相手は、相当苦しそうにしながらも、ダメージは入っていないようだ。流石あの筋肉だけあるな。筋肉がすごい人はパワーと防御が高い。だから攻略法はヒットアンドアウェーだ。頭ではわかっていても実現できる人はそういない。


今のマーズがそうだ。相手は先程の受け流しを見ただけで、もう攻略していている。攻略というか、受け流せないほどのパワーでごり押している、いわゆる脳筋の攻略のしかただな。


受け流せないので防御することもできず、一方的にダメージを受けてる。


「こんなところで、負けてたまるかよ!」


マーズはそう叫び、ある魔法を使用する。


「『剣聖の加護』」


マーズは魔の森の放り込まれた時、Sランクの魔物と遭遇した。全く歯が立たず、俺が助けに行こうとしたところ、彼の中の才能が開花した。おそらく、人間瀕死の状態になると何かを掴む。

「剣聖の加護」というのはあの初代国王のパーティーにいた、剣聖の能力を一部引き継げるというものだ。俺から見ても割とチートだ。なにせ、筋力が5倍、剣による攻撃力+100%、さらに剣聖の型と同じ動きができるというなかなかのぶっ壊れスキルだ。

こんなスキルを使ったらあっという間に決着がつくかと思ったが、相手もスキルを発動したらしく、互角の争いが続いている。

いや、よく見ればマーズが少し押してるか?そのまま1分ほど撃ち合いが続いたが、相手の動きに疲れの色が見える。一方、マーズは俺たちの特訓のおかげでいまだ疲れていないようだ。


「フッ」


マーズの剣が相手の右肩に直撃する。スキルを使ったマーズの力は高い。俺やアテネには及ばないが、一般人なら豆腐の様に切れるぐらいだ。相手の厚い筋肉も例外ではなく、神経まで切れてしまったようだ。皮一枚つながっているが、動かせないだろう。


相手も左手のみで懸命に剣をふるったが、マーズに敵うわけもなく、気を失った。


「勝者、マーズ=フェルス!」


そのアナウンスがかかると、観客から熱い歓声が響く。


マーズは満身創痍だったみたいで、フラフラだ。相手4人に対してこちらの戦力は3人か。割ときついな…。

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