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氷室さんと俺はどうせ平行線を辿ると思っていた。が...


二年二組の氷室さんと俺はクラスが違う。


たまたまスカートめくれ事件があったから

ただちょっと会話しただけ。


今も。ただちょっと目が合っただけさ。


俺はまさか、今の不良女子トリオとの会話、聞かれてたかもなと思ったが、別にそれ以上のことは起きないだろ?と思って目を逸らし自分の四組の教室へと消えたのだった。

やがて放課後になり、事件が起きた。

帰宅部陰キャの俺はとっとと家に帰って、

フォトナをやろうと足早に校門を出ようとしたんだ。


だがな。


何故か俺は美少女に通せんぼされた。


「ねぇ、一緒に帰らない?」


急に校門の陰から出てきたもんだから。


ドン!と、俺は彼女の胸に飛び込むことになり。


ま、マジか...!?


と慌てふためいた。


俺はまさかの氷室さんの胸にダイブしていた。


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