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氷の令嬢の顔がピンク色に染まる時...!

俺に対しての罵声が飛んできたときだ。


「おい、何やってる...?」

「もう授業始まるぞ...」



幸いにも授業道具を持った学年主任の怖い先生が、不良ギャルトリオの背後から現れて、


「どうしたんだ?尻もちをついているが、

大丈夫か?山吹」


と俺の名前を呼びながら右手を差し出してくれた。


俺は先生の手に捕まることなく、

慌てて、両手を使って、

立ち上がってみせた。


「あ、なんでもないです...!」


「そうか...」


俺がそう強がり、対して三人組の不良女子は。


「授業行かなきゃ...!」


「そうそう!次は音楽の授業だったよね?」


その場から逃げるように立ち去り、学年主任の先生は三組の教室へと消えて行った。


やれやれと思いながら。


俺はふと、

背後を振り返った。


誰かの視線を感じたからだ。


ばちっと。


氷の令嬢、


氷室さんと目が合った。


心なしか。


いつも、クールで顔色ひとつ変えないのに。


頬がピンク色に染まってた。


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