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ど陰キャなんて罵られてもな...まぁ、言い返せないけど。
だがしかし。
事態はそんなに簡単には行かなかった。
俺はドカン...!と何かにぶつかり、
思わず尻もちをつくことになった。
「うわ...」
俺が廊下の床に倒れてすぐ。
女子のキンキン声が聞こえてきた。
ちょうど、視界には6本の膝から下の脚があった。
「全く...!余計なことをしてくれたよね!?」
「ほんっと!折角、面白い見せ物だったのに...!あの女のショーツ、丸見えで、
マジウケたのに...!!」
「スカートの裾がさ、ショーツに挟まって
大変なことになってたのに、あんたは
どうして、直してあげたのよ!」
見上げると。
不良女子トリオが俺を見下げていた。
そのうち。
1番のリーダー格の金髪女が、
「男子が見て騒ぐ前に、あいつが恥かく前に!
スカートをきちんとしてやるなんてさ!
ほんっと、余計なことしてくれたわよね...!?」
「この、ど、陰キャが...!!」