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失せ物探し

魔女のもとに失せ物探しの依頼がギルドから来ていた。

屋敷の中にあるはずの銀の水晶の指輪を探す。との依頼である。

ギルドのなじみの大商人の家だそうで、早速出かけてみる。

占い道具のペンジュラムの先が反応するのは、家の外だった。

「家の外なのは間違いないのですね。」商人が言う。

「はい、西の山岳地帯です。」と魔女。

「あの辺りは物騒だ。追いはぎの巣窟だ。なんでまたそんなところに・・・」

「さあ。それはわかりませんけど、」魔女は口ごもった。

指輪は相当な強い魔力を持っている。特に火の気からこの家を守っていた。

持ち出されると火事が起こる可能性もあった。

どうもこの商人はそれには気づいていないようである。

代わりの指輪(もちろん火の気治めの)を勧めて、みると乗ってくる。

「新しい指輪を買ったからあの指輪はもういい。」商人はそう言ってふんぞりかえっているが、

内心家のものが持ち出したのだとイライラしているようだ。

火の気は家主にも降りかかるから、指輪がどれ程強力だったか分かるような気がする。

以前この商人と会った時は、そう、ギルド見学の日であった。

もっと穏やかな人物であったような気がする。

事の真意を告げぬまま、魔女は商人の家を後にした。

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