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とうとうその時がやってきた

「お邪魔するね」

と駒瀬さんがうちに入ってきた

「いらっしゃい大荷物だね」

「まぁね女子だから色々必要なの!」

そういうものなのかと割り切る

とりあえずいつも通りの会話が出来た

「ところで妹さんいたよね」

「まあいるな」

茜の話をする時だけ駒瀬さんがグイグイ来る気がする

「仲良くなりたいから手伝ってくれない?」

「まあいいけど」

なんだ仲良くなりたいだけか

「お兄ちゃん誰か来たの?」

タイミング良くリビングから茜の声がする

そういえば今日駒瀬さんが家に泊まること茜に言ってなかったけ

「とりあえずリビング行こ」

リビングには、ソファに寝ながらスマホをいじっている茜がいた

「今日、同級生の駒瀬さんがうちに泊まるから」

「分かった...え?同級生って女子なの?」

茜にこれまであったことを話した

「まあいいや私の名前は、出水 茜 普通に名前で呼んでいいよ」

「私は、駒瀬 莉亜」

茜が緊張している気がする

そりゃそうか俺が女子を家に連れてくるなんてなかったからな

「珍しい苗字だね」

確かにそうだ駒瀬なんてめったに聞いたことがない苗字だ

「とりあえず座ったら?」

「そうするか」

俺たちは茜を挟んで座った

「なんで私が真ん中なのよ」

そこで時の頭の中に電流が走る

これは駒瀬さんと茜が仲良くなれるチャンスなのではないかと

俺は考えたらすぐに行動に移すタイプだ

面倒なこと以外はだけどな

俺は、立ち上がってキッチンの方に向かう

「なにか飲む?」

一瞬だけ気が利く男子になれた気がした

「なんでもいいよ」

「茜は、いつものやつでいいか」

いつものやつと言うのはアイスコーヒーである。

茜は、思ったよりかは、大人だそんな事を考えながらアイスコーヒーを作る

茜ちゃんと2人で座っているこれって実質姉と妹ではないか?それと茜ちゃん可愛い近くで見ても可愛い撫でてみたい...ヤバいなにか話さないと

「莉亜さんってお兄ちゃんのこと好きなんですか?」

と急に茜から話しかけてきた

「いや全然」

「お兄ちゃんって友達?知り合い?みたいな人は、多いんですけどお兄ちゃんが本当に仲良くしてるのって健二さんと駒瀬さんくらいなんですよね。だがらお兄ちゃんと両想いなのかなと」

「茜ちゃんってお兄ちゃんのことが好きなんだね」

「全然違いますよ」

と恥ずかしそうに言う

茜ちゃんと仲良くなれた気がすると嬉しいそうな駒瀬だった

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