入学
高校入学の前日俺は、夜更かしをしていた。
「早く寝なさい!明日入学式でしょ!」
そんな母のいつもどおりの言葉が聞こえる
「大丈夫!俺今だけショートスリーパーになった気がするから」
「あら、ショートスリーパーなら大丈夫そうね」
俺の家族は何かおかしい俺のことを信頼しているだけかもしれない
「まあそんなことは、どうでもいいとして 夜更かしパーティーの始まりだー!!」
そう、この時間の為だけにお菓子を大量に買ったんだ
「何?急に変な事言い出して...お兄ちゃん頭でも打ったんじゃない?病院行く?夜だけど、
何科かな?バカを直して欲しいからバカ科に行こう」
残念ながらこの煽り性能の高いのが妹である
「もういいや寝る...ていうかなぜ俺の部屋に堂々といる?」
「まあいいじゃないそんなどうでもいいこと」
「一応プライベートスペースなんですけど...まあいいかおやすみ茜」
「おやすみお兄ちゃん」
入学式当日俺は、寝坊した
「いってきます!!」
俺は青春ラブコメみたいな展開を期待しパンをくわえて走る
「8時15分、まだギリギリ間に合うか、おっと曲がり角から声がしたような」
1,05倍にまで脳の処理速度が上がる
この後どうすればよいか
今パン咥えているか
入学式間に合うか
そんな事を、考えているともうぶつかる直前にまで時間が迫っていた
考えている暇もなく体が動いていた
「痛っ」
そうギリギリで止まれたのだ
ってあれ?さっき「痛っ」と聞こえなかったか
そこで時は、考える、なぜ「痛っ」と聞こえたのか考え続ける
「痛たた...あれそこで止まっているのは私と同じ高校の人じゃない!!今道にこまっているのだけれど道案内してくれない?ってあれちゃんと私の話聞いてた?」
そんな見た目が普通に可愛い黒髪ロングの同級生に出会ってしまった
「え?...うん...聞いてたよ道案内だっけ?いいよでさっきの事なんだけどなんで「痛っ」て」
ふーふー危ない危ない普通の同級生の女子に話すことないから緊張したー
「ああさっき歩いてたらそこの電柱にね」
とあたりまえのように彼女は言う
あれこの人普通の人かと思ってたけど普通じゃないのか?まあいいか
「私は駒瀬莉亜、道案内よろしく」
「俺は....出水時よろしく」
そして、期待どうりの?青春ラブコメ?のような展開に遭遇する