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新キャラ・新魔法・新用語・新技をまとめました。

《新キャラ》

アーディル(28)

 【死刑(ナイトメア)】の異世界の住人。ココアカラーの長いコーンロウとルビーの瞳をもつエルフの青年で、ドワーフの山里で武器作りを生業としている。愛称はアディ、一人称は`俺等`。レイディルの双子の弟で、二歳の時に山里に捨てられていたところを兄ともどもマッフルに拾われた。知恵の輪をイメージしたマッフルお手製のチョーカーを身につけている。自身の体内で魔法が生成できない体質で、自衛の際にはマッフルが作った最後のマジックエージェング――コンバードデスターを用いる。弾倉は現在進行形で兄が生成しており、互いに距離を置いてからも毎月必ず輸送されている。レベルは170だが、コンバートデスター装着時はコンディション次第では20ほどプラスされる。

 ミリタリー・ディスターブの事実上の元凶で、師匠であり父親であるマッフルに対しては事件前こそ懐いていたが、事件後は勝手に責任を背負って山里を去った彼の姿勢に酷く憤慨していた。武器を始めとする物作りは自分の頭で考えてこそという信念を持っており、レイディルがアマクを作った時は「ズル」と失望・非難し続けた。だが決して二人を嫌っているわけではなく、プリズンアートで夢玉に囚われてレイディルに扮したイテアに「もう弟と思ってない」と言われた時は終太郎とマッフルに助け出されるまで生きる気力を失っていた。終太郎に対しても初対面こそ「他人任せなヤツ」とキツく当たっていたが、その内面を知ると素直に詫びるなど根は誠実。


レイディル(28)

 【死刑(ナイトメア)】の異世界の住人。肩までのアンティックゴールドの髪と、ミルキーホワイトの瞳をもつエルフの青年。愛称はレイ、一人称は`吾`。双子の弟であるアーディルと違って、初対面の人間―一部を除く―の警戒心を無条件で解かせるほど雰囲気が柔らかい。二十二歳までは弟と山里で暮らしていたが現在は里を離れて火山の麓で宿屋を営んでおり、アーディルと揃いの知恵の輪型のブレスレットを身につけている。一定の速度で適量流し込まれる魔力を、組み込まれた持ち主の思考に沿って解析・分解・構築するAuto Matic Create――アマクを作った人物で、アーディルと対照的に魔力が体内生成できる代わりに魔法を行使できない体質。レベルは165で、イテア装着時のコンディションでは5~10ほどプラスされる。

 アマクの目的はマッフルが去った工房を必死で切り盛りして倒れたアーディルの助けとすることだったが、「ズル」と拒まれ距離を置いてからは目を付けたエルフの園に、頭でイメージしたものをそのまま実体化させる`夢玉`として娯楽利用されていた。また体質ゆえの自衛を兼ねて単独で魔法を使える装置も作っており、これに進化した初期アマクを搭載したArtificial InTelligence――イテアが唯一の理解者だったが、その理解を求める甘えた姿勢がイテアのアーディルへの嫌悪感を増長させ、プリズンアートという名のクーデターを引き起こすことになる。イテアにアーディルを疎ましく思う気持ちを引き出されてからも、弟を思う兄心を失うことはなかった。


ジャヴ(22)

 【死刑(ナイトメア)】の異世界の住人。包帯を巻いた素肌の上にツナギを着た若いドワーフで、くすんだ豊かなレーズンカラーの髪を耳の横で一つに縛ってさらに三つ編みに結っている。瞳はピンクで身長も高く、見た目だけならエルフ族に近い。一人称は`オレ`。山里の四番工房を担当しており、機材の配達止まりな若手のなかではアーディルに次いで武器を作っている実力者。反面日常生活は住居スペースがゴミ溜めになるレベルで、生肉を焼くことすらろくに出来ない。独特な愛器の形状は`使い手を取捨選択する`という命綱の意味合いを含む、愛器の最大の理解者は少なくとも作ったその瞬間だけは職人という持論をもっている。


チーナ(19)

 【死刑(ナイトメア)】の異世界の住人。長い前髪をカチューシャで上げた、ロング茶髪のエルフ。エルフの園で染物屋を営んでいる普通の町娘でオドオドした言動が目立つが、リインの助言とも警告とも取れる言葉をきっかけに、改心したレイディルの監視係を志願する。



《新魔法》

[クリアウト]

 唱えると一定時間、静止した本体から離れ魂だけになって移動できる魔法。いわゆる幽体離脱。距離の遠近に比例して残像の濃度が変わるため、離れすぎるとバレてしまう。魂同士での会話は{}で表記される。


[クレア・アクロス]

 障害物の向こう側を透視できる補助魔法。人差し指と親指で作った輪を覗き込めばブルーの魔法陣が望遠鏡のように連なって出現、その距離は瞬きで調整可能。ただし使用時は障害物に目をくっつける必要があり、覗いてる場所がバレるなどして攻撃されると普通に目にダメージがくる。


[テレフォーター]

 遠距離にてリアルタイムで会話ができる通話魔法。事前に互いの魔力を認識しておく必要があり、使用時は音波が発信者と受信者の耳元に出現。「PPPPP」と効果音が鳴る。会話はオープンで聞こえるため、極秘事項の伝達などには不向き。会話中の表記は〈〉。


[リフォーインコーティング]

 物体の強度を高める補助魔法。主に職人が使用し、水系魔法の`スーム`や火炎魔法の`ヒーム`を武器に付与することでその属性に特化した武器にできる。職人たちは【ロンバスイリメント】というミニテーブル型の道具と併用することで仕事の効率化を高めていく。


[パルライシス]

 魔力の流れを視ることができる補助魔法。使うと魔力が蛍光イエローに輝いて目に映る。[クレア・アクロス]と合わせれば赤外線センサーのように扱うことができるが、魔法を行使すべく体内の魔力を巡らせていないと反応しない。また[アンダート・エリア]のように使用済みの魔力跡は感知できない。


[プレイディング・デュエット]

 ミュージックを奏でる娯楽魔法。アートコンクールに出場する終太郎のために、音ゲーの原理でソウシが編み出したもので、天空に展開した楽譜から降ってくる音符を弾くことであらかじめ登録しておいた音楽が流れ出す。


[ブレイシュレッド]

 対象を細切れに刻み尽くす風魔法。使用時はヒヤシンスのかまいたちが手刀および武器の周囲を飛び交う。



《新用語》

レッドプロテクト

 異世界難易度死刑(ナイトメア)に存在する制度。現世でいうところのレッドデータブックだが、保護するのは土壌改良や水質改善、汚染物質の分解といった食物連鎖と自然環境のバランスを保つモンスター(グランドコンダなど)。その殆どが己のテリトリー内で活動する、人里に現れることもないという理由で誤って討伐した場合は罰金に問われる。


マジックエージェング

 魔力不足に陥ったり、生まれつき上手く魔法を扱えない者が使う補助アイテム。そこそこ値段はするが普通に店で売買しており、知識と道具さえ揃えられれば魔力量が少なくても自作可能。通常マジックエージェングに使われる魔力は、献血と同じように不特定多数の人間からボランティアで集めているが、稀に特定の供給者が需要者に合わせて魔力を練ることもある。


モン菌

 モンスターの身体に付着している菌。人以外の動物や相性が悪いモンスター同士が悪影響を起こす場合があるため、街に入る前には検査を受ける必要がある。通常の菌は`ヴァーリア`と呼ばれ、専用の薬―ラベンダーの香りの石鹸等―で洗浄さえすれば簡単にモンスターの身体から流し落とせるくらい軽い、風邪を引き起こすバイ菌のようなものだが、悪影響が行き過ぎて暴走した菌は`イーヴィア`と呼ばれ、太い神経を圧迫することでモンスターに激痛を与え豹変させる。こちらは専用の薬でも簡単には落とせないが、[ナヴィックス]等の癒し魔法で神経を緩ませ、ティミックのような細菌を餌とするモンスターに食べさせることで除去は可能。


双刀・冬三日月(ふゆみかづき)

 終太郎の脇差・月冴(さゆ)とソウシの打刀・月氷(いてき)が揃った対となる刀。前者には白の、後者には黒の三日月の刀身彫刻が付いている。二人以外には扱えず、第三者が知らずに振るうと意図せず相討ちになったり自身の腹を斬ったりと必ず死に至るほか、火炎魔法等における熱加工も受け付けないことからドワーフには`呪いの刃`と恐れられていた。長らくドワーフの山里の洞窟に埋めてあったのをマッフルが見つけ、彼が山里を去ってからはアーディルが管理していた。アーディルによってミッドナイトブルーの柄と三日月を模した鍔が付けられ、鞘は終太郎の意向でソウシと色違いになった。



八宵月相(やよいげっそう)

【突・鋒の新月】

 鋒で突き刺す技。ノーマルな技だが、魔法を突くとその魔法は円形に穿たれ、奥義使用時のエネルギーとして吸収・蓄積される。


【斬・袈裟(けさ)の三日月】

 右下から左上へ斬り上げる逆袈裟斬り。白銀の一閃とともに三日月型の衝撃波を放ち、くらった物体もまた三日月型に仰け反るような形でダメージを負う。


【斬・弓張(ゆみはり)の一文字】

 右から左へ漢字の一を書くように水平に斬る一文字斬り。物体へダメージを与えられない代わりに、斬られた魔法をその場で停止させる。


【斬・袈裟の十三夜(じゅうさんや)

 右上から左下へかけて刀を振り下ろす袈裟斬り。斬られた空間は、刃から放たれる衝撃波を導火線代わりに順繰りに爆発を起こす。


【斬・袈裟の寝待月(ねまちづき)

 左上から右下へ刀を振り下ろす左袈裟斬り。一振りで対象を木っ端微塵に刻み尽くす斬撃。手加減すれば「斬られた」と錯覚させることも出来る。


【斬・下弦の右薙】

 左から右へ水平に斬る左一文字斬り。刃が触れた対象は物体・魔法に関係なく三日月型に消滅する、守りの一閃。


【斬・袈裟の二十六夜(にじゅうろくや)

 左下から右上へ斬り上げる左逆袈裟斬り。斬りつけた攻撃をその現象ごと跳ね返す攻守の一閃。


【斬・唐竹(からたけ)の満月】

 刀を正面頭上から真下に振り下ろす真っ向斬り。鋒の新月で吸収・蓄積した魔力を一斉解放する、スピード・威力ともに最上級の一撃奥義。

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