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第32話

 一時ごろ、菫は桃子さんと一緒に食堂に戻ってきた。

 戻ってきた菫は秋桜学園の制服ではなくて、真っ白なワンピースを着ていた。菫は桃子さんに新しい椅子を用意してもらうと、先ほどと同じ位置に座った。

「さっきはごめんなさい」

 菫は鶴にそう言って頭を下げた。

「こちらこそ、ごめんさない」

 鶴も同じように菫に頭を下げる。

「これで仲直りってことでいいわよね?」

 菫は言う。

「うん。もちろん」

 にっこりと笑って鶴は言う。

「わかったわ。じゃあ、早速お茶会にしましょう。予定より時間も遅れてしまったしね」同じようににっこりと笑って菫は言う。

 それから桃子さんが動いて、二人のためにお茶会の用意をしてくれた。


 菫はミルクティーを、鶴はレモンティーをたのみ、お茶会用のお菓子が鳥かごみたいな食器に乗せられて運ばれてきた。

 それから鶴は桃子さんに「料理も食べられますか?」と聞かれたので、「食べます」と答えた。

二人の会話を聞いて、「私も食べるわよ」と菫が言う。

 それから二人はパスタを食べた。

 すごくおいしい蟹とウニのパスタ。

 それと、チーズ。

 鶴は桃子さんが運んできてきれたそれらの料理を全部、美味しく食べきった。でも菫は一口、二口、口をつけただけで、料理のほとんどを残してしまった。

 お菓子も、チーズもあまり食べなかった。

「お腹減ってないの?」

 レモンティーを飲みながら鶴は言った。

「うん。あんまりね」にっこりと笑って、菫は言った。

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