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無能な僕と嫌われ者の少女 (仮)  作者: 小雪
第1章.転入編
8/11

6話.氷槍・イツラ

 僕は先ほどの戦闘において一つ重要なことに気づいた。

 さっき二本の短剣を氷で形成したけどまともに持ってられない。

 というのも氷が冷た過ぎて長時間触っていると氷を熱く感じたり痛覚が麻痺してしまう。

 今も星野ほしのさんと一緒に歩いているが、両手の親指がピリピリする。

 だからこの氷双剣ひょうそうけんフォーメーションは何度も何度も使えるものではない。

 ひたすらに痛い。

 僕は思う。

 氷を操る能力なのに氷の温度で感覚が麻痺しちゃダメじゃね。

 そういうのって大体アニメだと大丈夫だよね。

 なに、これは現実だからそんな耐性的なのないってか?

 ふ、ふざけるなぁ!

 これじゃあ長時間の二刀流が出来ないじゃないか!

坂本さかもとくん、難しい顔なんてしてどうしたんですか?」

「え?そんな顔してた?」

「うん、なんか考え事ですか?」

 いつの間にかそんな顔してたかな僕。

「いや、大したことじゃないですよ」

「大したことじゃなくても悩み事なら聞きますよ」

「悩み事はないよ。心配かけてすみません」

「いえいえ、今は共闘関係ですよ。なんでも相談してください」

「それって共闘関係が終わったら容赦なく殺されるってことですか?頭蓋にめがけて鋭い一撃が……」

「だ、だから撃たないって!」

「本当ですか?」

「本当です!」

 天然っぽい星野ほしのさんは躊躇なく撃ちそう。

「そうなら良いけど……」

 ほんとそうなら良いけど。

坂本さかもとくん、今私たちはどこに向かってるんですか?」

「特に何も考えないで動き出したので僕にもわかりません」

「もう少し行くと都市エリアが終わって湖エリアに着きますよ」

「湖ですか?」

「うん、湖」

 湖を凍結させられるかもしれないなぁ……

 なんか個人的に湖に一気に氷が張るシーンとか好きなんだよなぁ。

「じゃあとりあえず湖に行きますか?」

「うん!……その途中でなるべく人を集めたいよね。大人数を相手にするなら人員が少し欲しいよね」

 まぁ……いや、けど要らない気がする。

「要らないと思いますよ」

「どうして?目には目を、歯には歯を、大人数には大人数を!」

「いやいや、必要ないですよ」

 なんかどっかで聞いた言葉が少し物騒に感じる。

「大人数だと様々な能力が飛び交うので逆に危険だと思います。それに僕が能力を知っているのは星野ほしのさんだけだし、僕の能力を知っているのも星野ほしのさんだから二人で行動するのが安全だと思いますよ」

「なるほど!確かにそうだね」

 星野ほしのさん天然説が徐々に有力化していく。

「それに僕の能力は周囲も巻き込む恐れがあるので、遠距離攻撃が出来る星野ほしのさんとの組み合わせが一番最適だと思いますよ」

「う、うん」

 僕はどちらかというとトランプよりも戦略形ゲームや格ゲーが得意な部類だ。

 だから指示を飛ばしたりするのは得意だと思っている。

「けどまずは少し広いところにいるのが一番良いと思う」

 それは納得だ。

 周囲が都市のような道で挟み撃ちが出来るところは非常にたくさ………

「いたぞ!女子更衣室を覗いた坂本さかもとだ!」

 おい、どんな呼ばれ方だよ!

 女子更衣室を覗いた坂本さかもとって他に坂本さかもとって名字のやついるの?

「さ、坂本さかもとくん、どうしますか?逃げますか?」

 星野ほしのさんが僕のジャージの裾を掴んで言う。

 しかしそれは……

「Bグループ道を塞げ!」

 もう手遅れだ。

 僕と星野ほしのさんが歩いている道を男女混合の集団が塞ぐ。

坂本さかもと、もう逃げられないぞ!」

 なるほど……

 星野ほしのさんが二人から狙われている時、集団の一部に見られてたのか?

 まぁ、あんな大胆な戦闘してたらバレるだろうけど……

坂本さかもとくん、どうしますか?」

「どうするも何も戦うしかないんだけど……」

「け、けど前後合わせて20人ぐらいいるんですよ!」

「けど逃げるにしろ、戦うにしろ、今の状況じゃ難しい。それに戦力を分散させようとしても多分動きでバレる」

 どの手を打とうと、相手の人数が多すぎる。

 氷の能力でこの都市を凍らせることは新宿を凍結させるよりは容易だろう。

 けどそれをすると一番近くにいる星野ほしのさんに被害が……

「さ、坂本さかもとくん、どうしますか?」

 全員凍死させるには星野ほしのさんをどこか安全なところに逃がさないと……

星野ほしのさん!」

 道を塞いでいる集団の代表っぽい女子が出てきた。

星野ほしのさん、この集団の狙いは女子更衣室を覗いた坂本くんですわ。だから共闘関係をやめてこっちに加わるなら坂本さかもとくんが倒れるまでの命は保証しますわ!」

 うわ……

 あれがお嬢様系キャラってか?

 小説じゃよく見かけるけど、現実リアルだと初めて見た。

 まぁ、流石女子と言うべきか。

 所詮女子は本性そんなもんだろ。

間宮まみやさん!私は坂本さかもとくんと共闘関係です。だから坂本さかもとくんを裏切るわけにはいきません」

間宮まみやさん、その男は私たちの下着姿を堂々とみた男ですわ。そんなの躊躇なく殺してしまいなさい!」

 うわーさすがお嬢様系キャラ。

 発言に躊躇がねぇ……

「け、けどそれは坂本さかもとくんのせいじゃないって!だって坂本さかもとくんは氷の能力者だよ。次元を歪めることなんて出来ないよ!ねぇ、坂本さかもとくん?」

 星野ほしのさんが事実を確かめるようにジャージの裾を引っ張る。

「それはそうですが、この状況では『見た』って行為が問題になっているので能力はあまり関係ないと思いますよ」

「そうですわ。それが分かっているなら星野ほしのさんとの共闘関係をすぐに破棄しなさい!」

 けどここは一気に女子に嫌われるチャンスなんじゃないか?

 ここで思いっきり特殊性壁の持ち主とでも言って引かれるって作戦……

 あ、これ先生も見てるんだっけ?

 そんなことしたら学校生活の態度がバツになる。

 だが集団あいつらは共闘関係を破棄させて僕から星野ほしのさんを遠ざけることを考えている。

 けど星野ほしのさんは共闘関係を維持したいと考えている。

 僕としては星野ほしのさんを僕のそばから避難させたいと考えている。

 なら全ての理想がある程度叶うようにすれば良いのでは?

「フッフフ……」

 僕の口元から笑みとともに不敵な笑いが溢れる。

 そうだよ、簡単じゃないか?

 なぜ悩んでいたんだよ坂本広輝さかもとひろき

坂本さかもとくん?」

「わかったよ。星野ほしのさん、この状況ではしょうがありませんね」

坂本さかもとくん、む、無理だよ。二人でも無理なのに一人なんてもっと……」

「大丈夫、心配しないで」

 僕はその言葉と同時に僕は自分の手で物を掴むような形をとる。

 すると星野ほしのさんの横から氷でできた巨人の腕を作り出し、星野ほしのさんを力強く握らせる。

 どうやら手の動きで自分の作った物を想像通りに動かせるようだ。

「さ、坂本さかもとくん。こ、これはどういうことですか?つ、冷たいです……」

「貴方、星野ほしのさんになんてことをしているのですか?早く拘束をときなさい!」

 僕は目の前の集団に向かって歩き始める。

坂本さかもとくん、一人じゃ無理です!こ、この氷の拘束を解いてください!」

 無理なことなんてなかったんだ。

 僕はこの場の全員に聞こえるよう大きな声で告げた。

「今の時刻をもって俺は星野ほしのさんを……」

 こうするのが今誰のためにも良いと僕は判断した。

 他の人なら考えつかないと思う。

「戦線離脱させる!」

 僕は立ち止まり、その場でボールを投げるようなモーションを起こす。

 すると巨人の腕は僕の腕と同じようなモーションをした。

 僕の作戦はすべての意見を満遍なく取り入れた結果、共闘関係を崩さない形で遠くに遠ざける。

 そのために都市から僕の前方…何メートルか先にある湖狙って星野ほしのさんを投げる、という作戦。

 この作戦は星野ほしのさんを少しばかし危険にさらすが、凍死させるよりはまだ幾分かマシだろう。

 これで荷が消し飛んだ。

 これで思う存分暴れても多少面識のある人には被害が出ない。

「あ、貴方!星野ほしのさんになんて酷いことを!最低ですわ!」

「まぁ、もう喋るな」

 僕は足を一歩踏み出して地面に氷を張り巡らせる。

 これで集団の何人かが足と地面がくっついて行動不能になる。

 だがこの戦闘において集団にどんな能力を使える人がいるのか把握できていないのがつらい。

 というか集団を先導しているあの悪令嬢の能力が気になる。

 だって先導できる程の権力を持っているってことはそれなりに強い能力者なのだろう。

 共闘の交渉において一にも二にも強さ、実力だろう。

 使えない奴と共闘しても首を狙われる可能性が無いわけじゃないからな。

「A遠距離チームはあいつめがけて攻撃ですわ。Bチームは防御チームを前列に後列は攻撃準備をして待機。A遠距離チームは極力周囲の建物に当てないようにしてくださいませ」

「「「了解!」」」

 おうおう、そんな相手に聞こえるような指示の飛ばし方でいいのかね。

 今の発言からして恐らくBチームはただ塞いでいるだけ。

 二列作って防御を得意とする奴らが前列に立ち遠距離攻撃の被弾を防御。

 後列はおそらく防御陣のアシストをする遠距離攻撃が使える人や至近距離での戦闘を得意とする能力者で固まっているだろう。

 つまり……どうすれば良いんだ?

坂本さかもと覚悟!」

坂本さかもと羨ましいから死ね!」

坂本さかもと死ね!とにかく死ね!」

 なんか文句とともに火の玉や水の槍、雷など色々な能力が飛んできている。

 というか羨ましいならこの状況変わったろうか?

 どこも嬉しい状況じゃないし。

 まぁ、その程度の能力で僕に勝とうだなんてよく思えたものだ。

 僕は右手を地面につけて目の前に大きな氷の壁を形成する。

 たとえ、火の玉だろうと、水の槍だろうと、雷であろうとも僕を傷つけるのは無理だ。

 だって奇襲でもなければ何でもない。

 ただ能力が複数飛んできているだけなら壁を目の前に立てれば僕の方には飛んでこない!

「というかここで神々の運命(ラグナロク)撃っても良いのかな?」

 それが一番の疑問。

 正直、撃っていいなら思いっきり撃ちたいんだが、場合によっては施設の外にまで被害が出る恐れがあるから撃てない。

 固有技能ユニークスキルで思い出したんだけど技って自分で考えても良いんだってね。

 確か学校側に申請すればそれを国に登録してもらって評価とかもしてもらえるらしい。

 試しにこいつらで試してみるか?

 とりあえずまずはBチームで試すか。

 僕はBチームの方に歩き始める。

 というか壁を作ったことによって声が通りづらくなったからこいつら(Bチーム)に指示が通らないんじゃないの?

 これってもう勝ち確になったんじゃね。

 とりあえず最初はあの盾がどれくらいの強度なのかが知りたい。

 槍を出すか。

 なんか呪文考えよう。

 えっと……

「《氷槍よ・我が力に応え、ここに具現化せよ》!」

 僕の右手に模様も何もないシンプルな氷の槍が生成される。

 持ち手のところはとても冷たいが、今はどうでもいい。

 だって死んだら全部治るんだからな。

 そうだ、この槍に名前をつけよう。

 そうだなぁ……名付けるなら氷槍ひょうそう・イツラとでも今は言うか?

 いや、考えてみれば氷の神ってあまりいなくね。

 炎だったらアグニだとかヒノカグヅチだとかいるけど氷の神って考える限りいない気がする。

 だから仮でイツラコリウキとかいうアステカ文明の神様の名前を短くしてイツラ。

 安直だがイツラ…いつかしっくりしそうだイツラ。

 これを全力投球して相手の対応を見るってところだな。

 今更だが、この世界には魔力というものが存在している。

 もちろん、人間の体内にも能力があろうと、なかろうと魔力は存在している。

 魔力量は人により大きく異なる。

 だから能力が弱くても魔力量によっては戦場で大きく活躍する可能性がある。

 だから一言に『能力が強い=最強』ってわけでもないらしい。

 ちなみに僕の魔力量は常人の2.6倍もあるらしい。

 だからかなり多いらしい。

 そして魔力にも魔力特性パーソナリティというものがある。

 これに至っては能力と相性のいい特性がつく。

 例えば火を出せる能力の人は火力や持続時間を延ばすことが出来る。

 今出した魔力関係の内容は能力者にしか関係ないことで、実際「魔術ドーン!」とか出来ないらしい。

 だから常人には超関係ないらしい。

 常人がちょっと良い魔力持ってたところで進学のポイントとなったり会社での地位昇格などの役になんてたちやしない。

 まぁ、今思い出したのはなんだ…今からすることに先立ってなんだが、僕は今からこの氷の槍に魔力を帯びさせようと思う。

 僕は氷の能力が使える。

 だからきっと魔力特性パーソナリティもかなり良いものだろうと期待はしている。

 魔力特性パーソナリティは基本的に表には出てこない。

 だから検査結果が出るのもかなりの時間がかかるためほとんどの人は検査しないらしい。

 僕の場合時間をかけてでも地球レベルで検査される案件らしいがいちいち検査施設に行くのだるいな……

 まぁ、とりあえず実践あるのみだな。

 氷槍・イツラの周りに力を纏わせるように想像する。

 するとイツラから冷気が強まっているのがわかる。

 それと共に徐々に右手の感覚が薄れていく。

 さて、こんなもんでいっか?

「早速やるか」

 僕はBグループの方に氷の槍を構えて走り出す。

 この時、予測できることは一つだけ。

 それは相手がこちらに遠距離攻撃を放ってくる。

 さすれば相手の遠距離攻撃部隊と盾持ち隊の位置の入れ替わりによって一瞬だけ隙が生まれる。

 それに今はあの悪令嬢っぽい参謀はこっちで何が起きているのかわからないだろうから指示は出せない。

 だからこっちは絶対に落とせる。

 そしたらAチームを潰せば良い。

 それと同時にこの槍に僕の全力を込めて……

「投擲するのみ!」

 僕は左足を力強く地面につき、一撃破滅の槍を放った。

「眼前の敵を凍死させよ、氷槍・イツラ!」

 僕の氷槍・イツラは完璧な出来だった。

 イツラをもってすれば神をも殺せる気がしていた。

 そう思っていた。

 だが次の瞬間、僕の右腕は跡形もなく吹き飛んだ。

 そして僕の右腕の付け根から勢いよく血が噴き出す。

「ああああーーーーーーーー!」

 僕が今まで出した事の無いような声で絶叫する。

 僕が槍を放った後に一体何が起きた!

 僕が顔を上げると一人の男がスナイパーライフルをこちらに向けている。

篠山ささやま、良くやりましたわ!」

「やってやったぜ覗き魔!」

 な、なんであそこに悪令嬢がいるんだ。

 あいつ氷の壁で塞いだ後に急いでこっちに走って来たとでも言うのか?

 いや、それは良い……

 というかあんなライフル持ってるやつ最初はいなかった……はず……

 違う!

 あれは篠山という男の武装だ。

 あのスナイパーライフルは自身の魂を武装として顕現させ……

 今はそれどころではない!

 右肩の付け根からの出血が酷すぎて思考が……とりあえず止血を!

「凍れ!」

 僕は右肩の付け根に自身の能力を使って凍らせる。

 そうすれば血管の収縮で一応は血は止まるはずだ。

 しかししばらくすれば自身の氷で体温が奪われ、いずれは死ぬだろう。

「血管を収縮させて止血するとは変態はしぶといですわ」

「お前はなんでこっちにいる?壁の向こうにいるんじゃないのか!」

「何故って?それは私の能力、転移テレポートですわ」

 なるほどね。

 だからいち早くここに来れたのか。

 だがその能力では相手を攻撃することはできない。

 つまりあいつ以外を潰せばまだ勝ち目はある。

「そうか……」

「あなたには勝ち目はありませんわ。今から私含めて女子に謝罪をするなら楽に死なせてあげますわ」

「どちらにしろ、僕は死ぬんだろ?」

「当たり前ですわ」

 よし、どうやってあの人数を殺すか?

 時間が経てばAグループもやって来てかなり不利になる。

 いや、ここは物は試しに神々の運命(ラグナロク)撃ってみるか?

 だって固有技能ユニークスキルって言ったってさ、使ったことがない能力を急に使えって言われても使えないからなぁ…………

「じゃあ俺からも一つ質問だ。仮に俺の力に自身を犠牲して周囲を殺す力があるとしたらどうする?」

「それは神々の運命(ラグナロク)の事ですわね。どうやらあなたには寒さに対する耐性はないようですわね」

「ああ、だがお前らが俺を殺すなら責めて道連れにするまでだが……どうする?」

「そんなの殺すに決まってますわ。相手の能力が強いのであれば集団で倒さなければ勝ち目はありませんわ」

 まぁ…そりゃあそうだよな。

 今、瀕死状態の僕を殺さないで生き残ることは恐らくないだろう。

「そうでなくても変態のあなたを生かしておくことは出来ませんわ!少しでも動けば篠山ささやまの弾丸があなたの心臓を貫きますわ」

 そうか……なら僕も使うしかないだろう。

 新宿を凍結するほどの力だ。

 きっと何らかの代償があるはずだ。

 まぁ、死ねば全て治るもの。

 なら実行する。

 僕の死をもってここ一帯を凍結させる。

 坂本広輝さかもとひろき、歯を食いしばれ!

「永遠の冬よ、ここにきたれ。神々の運命(ラグナロク)!」

篠山ささやま、変態の心臓を狙撃ですわ!」

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