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優菜から見た将棋部 story②
「見てるだけで倒れそう!」
それが、私、神代優菜が天竜彩都くんを見ている率直な気持ちなのです。
そして、私は思いました。
「私、やっぱりあやとくんの事が・・・。気づいたら私、いっつもあやとくんの隣に居るなぁ。」
つい独り言を言ってしまったけど、これは事実なのです。
しかし、決してカレカノではないのです。
何故なら、あやとくんが幼稚園の時に言った一言がうれしくてうれしくて、ずっと覚えてました。
そして、わたしは心に決めています。
「勝つまで告白しない」と。
そして、テレビをずーっと見ているともだち、ここはちゃん。将棋が強くて、「しーわんりーぐ」と言うのに所属しているらしいよ!
この子は、私の恋のライバルだと思ってる。
そして、私の前に居るのが、ピンク髪の可愛いるるちゃん!
とてもチェスが上手で、わたしといっしょにあやとくんに将棋を教えて貰っているの。
この子もまた、私の恋のライバルだと思うの。
そして、今日もまた、私があやとくんと話していたら、るるちゃんが邪魔してきたよ。
てなわけで、るるちゃんとのVS 頑張ります!
「よろしくお願いします!」