表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなたの心に王手です! 第1章  作者: 岡西 悠斗
1/2

彩都から見た将棋部  story①

「今すぐ抱きしめたい」

それが、俺、天竜彩都が神代優菜を見た印象だ。

そして俺は思う。

ゆなちんは俺が好きなんだろうと。

幼稚園の時の一言を今でも覚えてるし、赤羽中将棋部を作った時も、一番最初に優菜が来てくれた。

気が付けば俺の隣にはいつも優菜がいた。

それなのに、どうしてだろう。

幼稚園の時の約束を信じて、ゆなちんは毎日のように将棋でVSを挑んでくるし、ゆなちん自身も、

「勝つまで告白しない」と心に決めているらしい。


そして、TVに夢中の黒髪ショートカット、星川心葉。

こいつは中学生ながらC1リーグを戦う女流棋士だ。

ちなみにこいつは何故か、俺とゆなちんの対局中に俺たちのことをにらんでくるのだ。

そして、横にいる桃髪女子が、谷川るる。

この人はチェスが得意だが、ノリで将棋部に入ってきたのである。

そしてこいつも、俺とゆなちんが話しているのを邪魔してくる。

そして、俺は毎日ゆなちんとるるちゃんに将棋を教えているのである。



「あやとくーん。ゆうなとしょうぎしよう!」

「また!? 今日は俺怠惰な日~」

「だって早く勝って、あやとくんに・・・・」

「はいはいはい分かった分かった」

「・・・・じーーーーーーーーーーっ」

ん?何か視線を感じるぞ!?

その視線をたどると、案の定星川さんがいた。

ヤベエ。マジ怖ぇ。

「ん?あやとどうしたの?」

「いや、なんでもない」

「そんなことより、早く将棋しようよ」

「はーーーーーーーーーーーーい!

    ボクが相手してあげる!」

俺たちの会話を遮ったのは、るるちゃんだった。

そして、るるVSゆなちんの対局がいま、始まろうとしている!!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ