新たな冒険
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「俺はシュンだ。これからはお前の主人となる。さっそくだが何故日本人だとわかった?」
シュンは凛とした女を選んだ
そして、即決した理由はこれだ。シュンにこの奴隷が紹介した時小さい声で日本と言ったのだ。
「簡単よ。あんたの目が生に取り憑かれてないからよ。私はユレーヌよ。異世界人は揃って目に生きることへの執着心が
感じられないのよ。」
「待て、他にも俺みたいのがいるのか」
「50年に一度くらいあんたみたいなやつがいるのよ」
「てことは他にも俺みたいなやつにあったことあるんだな?それと執着心が無いってどうゆうことだ」
「そうね、三年前に一度。執着心に関してはあんたはまるで夢の中で過ごしてるようなのよ。別にだからどうとかではないけどね」
どうやらこの世界にもこの世界に転移してきた人がいるらしい。
「で、それはどんなやつなんだ。」
急にユレーヌは黙り込んでしまった。
「それは言えないわ、時期が来たらいずれ言うわ。
ともかく私を拾ってくれてありがとう。これからよろしくお願いします、ご主人様」
少し悲しそうな顔をしたのを無理矢理笑顔に変えながらユレーヌはそう言った。
シュンはどうすればいいのかわからずただ曖昧に返事をするだけだった。
「早いですねーもうBランクですか」
随分と親しくなったラピスは言う
「まぁこれもユリーネのおかげですよ」
「そんなことないわよ、第1あんた強すぎるのよ」
ユリーネとは出会ってもう一年が経った。
シュンは仲間が欲しいだけだったのですぐにユリーネとの奴隷契約を解除した。故にユリーネはもうご主人様とは呼ばない。
ちなみに何故一年もかかってBランクなのかは単純にBランクになるためにはクエストの達成数をある程度こなさいないといけないからだ。
「そろそろこの街ともお別れかねー」
「そろそろダンジョンに行きたいもんね」
二人はこの1年間で他の冒険者ではなかなかない経験をしてきている。よってこの世界でもなかなかの強さの持ち主である。
「そうでしたか。シュンさんとユリーネさんとはお別れですね」
少し残念な顔をしながらそうラピス呟く。
「でしたら北の街にある迷宮都市がいいですかね」
「ええ、そこに行くつもりです。」
「でしたら武器、防具はできるだけ質の良いものにしたほうがいいですよ。あそこでは何が起きるかわかりません。備えていて損はないはずです。」
「潜ったことあるのですか?というか元冒険者?」
「ええ、昔は迷宮都市で迷宮と呼ばれてました。名前も偶然似ていたので」
「二つ名ですか。すごいですね」
「シュンさんなら二つ名くらいすぐに貰えますよ。
それではシュンさん、ユリーネさんまた会える時を楽しみにしています。あなた方の冒険が良いものとなりますように」
「はい、では今までありがとうございました。」
「ラピルさん、またお話ししましょうね」
次回は半年の間の二人の成長をまとめます。