スキル最強
第2話です。
瞬は今先ほどとは見違えるような熟練の格闘家のような動きをしている。
「おー身体が!」
時間を少し巻き戻そう。
「ゲームかよ」
そこには半透明のスクリーンがありそこには
「レベルがあがりました。」
「レベルがあがりました。」
「レベルがあがりました。」
「レベルがあがりました。」
「レベルがあがりました。」
「レベルがあがりました。」
「レベルがあがりました。」
「レベルがあがりました。」
「レベルがあがりました。」
「レベルがあがりました。」
どうやらレベルとやらが上がったらしい。というかあがりすぎて怖いくらいだ。みると10レベルらしい。
確かにとんでもない数のゴブリンだったから当たり前なのかもしれない。「てかそろそろ分かってきたんだけど、これ異世界転移ってやつか?夢みたいだけど現実なんだよなー」
先ほどあれだけ酷い目にあってら、今も本当なら病院に緊急搬送レベルの怪我をしてる瞬だが持ち前の性格故だからだろう。大して動揺していないらしい。
とりあえず瞬はスクリーンを眺めていると、スキルと
いう欄を見つけた。
スキルは今まで行ってきた行動をより効率良く行うための補助の役割のような役割らしい
SP 30
格闘術Lv1 2SP
限界突破Lv1 10SP
自然回復Lv1 2SP
「ほんとに異世界転移系のテンプレだな。」
そう言いつつそれぞれのスキルを選ぶ。
「これから何があるかわからないから格闘術と自然回復を取るかな。」
SP 26
格闘術Lv2 3SP
限界突破Lv1 2SP
自然回復Lv2 3SP
どうやらポイントはレベルが上がることに増えていくらしい。
「これならもう少しポイント使ってもいいかなー」
瞬はSPを24使って格闘術と自然回復のLv4までとった。そうして冒頭に戻る。
「身体はすごい動くし、さっきの怪我ももう治ったし、さすがは異世界だな。」
そうしていると瞬の興奮は冷めてきた。
「とりあえずこのままだとまずいな」
瞬は転移してきたため、食料も無いのだ。
「このゴブリンたちは不味そうだしなー。とりあえず街を探しますか!」
瞬は街を見つけるためとりあえず右に向かって歩きだした。
1時間程度歩くと外国のお城みたいなおとぎ話みたいな風景が目に入ってきた。
「すげーなこりゃまさしく異世界だよ。」
そんな感想を言いながら街に近づくと街を囲むように壁があり、城門には兵士がいた。
「すみませーん」
瞬はとりあえず話しかけた。
「°〆○☆+J」
兵士は何かを言っているようだが瞬には分からなかった。
「そーだよな。ここ日本じゃないのかー。んーどうすればいいんだ。」
「言語理解Lv1が得られるようになりました。」
突然脳内に声が聞こえた。
「びっくりした〜。今のは新しいスキルを手に入れられる条件が満たされたことでいいのか?」
とりあえず残った2SPでギリギリだったが言語理解にポイントをつかった。
「おい!坊主!」
「あ、はいすいません。」
言語理解を取得した瞬間、兵士の声を理解することが出来るようになった。
「ったく、意味のわからん言葉話しやがって。まさか魔族か?」
「すみません。故郷のなまりがはいってしまって。」
少し無理矢理な気がするがとりあえず誤魔化しておいた。
「なまり?そんななまりがあんのか?まぁいい。街に入るんなら証明書だせ。」
「なにぶん田舎から来たもんで持っていないのです。
その場合はどうすればよいでしょうか?」
とりあえず思いついた設定で言ってみた。
「なら大通りの冒険者ギルドに行って、カードを発行してもらえ。それなら俺らのところに戻ってくる必要もないからな。ほれ、とっと行ってこい。」
とりあえずその場を切り抜けたらしい。
瞬は兵士に教えてもらったこれまたテンプレの冒険者ギルドに向かうことにした。
小説というのは意外と大変なんですね。
これからもよろしくお願いします