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一応、家族回一旦終了です。
姉妹達の自己紹介を聞いたが、簡単にまとめると。
白羽 來未
17歳の高校三年生
俺の二つ歳上である。
俺と同じ私立高校に通っているらしい。
文武両道で学校でも人気らしい。(茉莉情報
生徒会からもスカウトされたが家に帰る時間が遅くなるのが嫌だと断ったらしい、よくわからない理由で断ったなぁ。
呼び方は、來未姉さんと呼んでくれと言われた。
話して感じた印象は、落ち着いた優しいお姉さんだ、ただ時々違和感を感じた…
白羽 茉莉
16歳の高校二年生
俺の一つ歳上である。
來未姉さんと同じく、俺と同じ私立高校に通っているらしい。
勉強は中の上程だが、運動ではトップクラスの成績で部活はサッカー部に所属しているそうだ。
來未姉さんに部活には入っていないのかと聞いたら、部活は強制ではなく希望者のみ参加すれば良いらしい。
やはり、家に帰るのが遅くなるのが嫌だからと。
呼び方は、茉莉姉と呼んでねと言われた。
話して感じた印象は、明るく活発な笑顔が素敵なお姉さんだ。
白羽 桜
13歳の中学二年生
俺の二つ年下である。
俺達が通っている高校付属の中学校に通っているらしい。
勉強はとても優秀だが運動は苦手と言っていた。
桜も部活には参加してないらしい。
呼び方は、桜ちゃんで良いと言ってくれた。
話して感じた印象は、茉莉姉に似た明るさもあるが子供っぽさが残っていて可愛い妹だ。
姉妹が自己紹介をしている間にお母さんは役所に特別保護の電話をしていた、なんだかもめている様だったがしばらくしたらリビングから出ていってしまった。
やはり一度は保護を拒否しているのが原因だろうか…
しばらく経ってお母さんがリビングに戻ってきたが何だか雰囲気が暗い。
「お母さん、大丈夫?
なんだかもめてたみたいだけど…」
「大丈夫よ、ありがとう翔ちゃん。
ただね、現在の翔ちゃんの状態を確認するために保護官の偉い人が家に来るって…」
「家に来るって…いつ?」
「今日来るって…」
「ずいぶん急な話だね。」
「翔ちゃんは特別保護指定の男の子の中でもかなり重要視されてるからって。」
そんな話をしていたら家のインターホンが鳴った、インターホンの画面にはスーツ姿の女性が映っていた。
「早すぎじゃない?」
「たぶん近くに待機していた翔の保護官が先に来たんじゃないかな。」
お母さんがインターホンで保護官と少し話をしてまたリビングから出ていった、俺はどうするべきかソワソワしていると來未姉さんが「翔くん心配しなくても大丈夫だよ。」と言ってくれた。
特別保護指定とか保護官とか…
設定考えるのに時間かかりそうです…