勇者物語2
第2話!!
かといって特に無し
どうぞ!
剣士(俺はもうお前らにはついていけない・・・レベルにおいても・・・すべてお前らよりも弱いからな・・・)
~~~~~ミハイルの街〈宿〉~~~~~
賢者「勇者様・・・勇者様・・・」
勇者「なに・・・?賢者」
賢者「朝おきたら剣士がいないのです・・・」
勇者「・・・え?」
賢者「ですから・・・剣士がいなくなってるのですよ!!」
僧侶「街は探してきた・・・けど、どこにもいないよ・・・」
勇者「なんで剣士が・・・」
賢者「勇者様、こんな書置きがあったのですが・・・」
「勇者・・・僧侶・・・賢者・・・すまないが俺は
お前らについていけない気がしてきた・・・
戦闘能力についても・・・ほかのことについてもな
だからお前らに迷惑かけるといけないから俺はこの
パーティーを抜けることにした。
今までありがとうな勇者、僧侶、賢者
そして新しい仲間をいれて魔王に挑んでくれ!
剣士」
勇者「・・・なんでだよ」
賢者「勇者さま・・・?」
勇者「なんでだよ!ふざけるな!!賢者!僧侶!今から剣士を探すぞ!」
僧侶「まってました」
賢者「あたりまえですよ」
剣士(どうしよう・・・抜けたはいいけどどこにもいく宛がないな・・・)
商人「よっ にいちゃん!いい刀もってるね!その刀にこの盾どうだね今なら、原価5000コルがなんと1000コル!!どうだね?かわないかね」
剣士「別にいいですよ。自分は両手剣なので」
商人「そうかい。次はどこへ行くつもりで?」
剣士「とりあえずルーンの城にいってみようかと」
商人「がんばれよ!」
剣士(とりあえず道具屋にでも行くか・・・)
道具屋「へい!らっしゃい!!」
剣士「薬草を5個、あと麻痺直しが3個と・・・毒消し薬を2個くれ」
道具屋「まいどありぃ!!全部で10コルね!」
剣士「ほら」
道具屋「次はどこにいつもりなんですか?」
剣士「そうだな・・・ルーンの城にいってから・・・そこでお勤めしようかと」
道具屋「そうかい。がんばれよ!またのご来店をお待ちしておりますー!」
剣士(さて・・・武器、防具、薬は集まったからソロの旅にでもでるか)
勇者「とりあえず分かれて探そう・・・10分後にまたこの場所で!」
賢者「じゃあ俺は北東の方を行ってくる」
僧侶「じゃあ西のほう行ってくるよ」
勇者「じゃあ俺は南を探す・・・」
商人「そこの賢者さん!いい杖もってるねぇ!どうだねその杖とこの盾!合わせてつかってみないかい?原価5000コルが今なら1000コルだよ!」
賢者「ふむ・・・せっかくですがご遠慮しておきましょう。ところで一つお聞きしたいことがあるのですが・・・」
道具屋〈看板娘〉「そこの僧侶さん!道具屋よってかない?」
僧侶「いや・・・今はいいですよ」
道具屋〈看板娘〉「いいからいいから!そら入った入った!」
僧侶「ちょ・・・ちょっと・・・」
道具屋「へい!らっしゃい!」
僧侶(せっかく入ったんだから、情報でも聞こう・・・)
道具屋「何がお求めでしょうか!」
僧侶「あの、一つ聞きたいことがあるんですが・・・」
勇者(剣士見つからないな・・・)
剣士(勇者たちに見つかる前にこの街をでなければ・・・)
勇者「あああああああああああああああああ!!!!!剣士!!」
剣士(ん・・・どこかで聞いたことがある声が・・・)
勇者「剣士!剣士!」
剣士「っげ勇者!」(早く逃げないと・・・)
賢者(流石に早かったかな・・・今のうちに情報の場所にいってくるか・・・)
僧侶(まだ誰もいないや・・・この隙に道具屋さんから仕入れた情報の場所にいってくるか)
剣士(早くルーンの城に行くか・・・)
勇者(見つからないようにそっと近寄るか・・・)
賢者(あれは勇者様・・・?その前には・・・剣士さん!!!)
僧侶(あっ剣士さんだ・・・やっぱりルーンの城にいくつもりなのか・・・あっその後ろに勇者様と賢者さんがいる!!)
勇者(剣士はどこにいくつもりなんだろう・・・)
僧侶「賢者さん・・・」
賢者「僧侶・・・?僧侶なのか!」
僧侶「静かに!勇者さん・・・勇者さん!」
勇者「ん・・・賢者に僧侶じゃないか・・・どうしてここに?」
賢者「商人が情報をくれたので・・・」
僧侶「道具屋の情報でルーンの城にむかっていると聞いたので・・・」
勇者「ふむ・・・今俺は剣士を尾行してたんだ」
剣士(後ろに3人・・・尾行されてるな)
勇者「走ろう!」
賢者・僧侶「はい!」
剣士(走ってきたか・・・おそらく勇者たちと考えるのが正解だろう・・・走るか!)
~~~~~ルーンの洞窟~~~~~
剣士(ここまでくれば・・・さすがに・・・まだいるのか)
勇者「どうやら情報は正確らしいね。剣士はきっと俺たちに気づいてるな・・・」
賢者「でしょうね・・・」
剣士「まあいい・・・どうせ」
僧侶「剣士が・・・魔法を唱え始めました!」
勇者「魔法・・・?まさかルーラか!」
剣士「ルーラ!」
~~~~~ミハイルの街〈北〉~~~~~
剣士「ここまでくればおってこないだろうな・・・」
勇者「お帰り」
剣士「くぁwせdrftgふじこlp;@:」
勇者「さすがにその驚き用はないだろう?剣士」
剣士「なぜお前がここに・・・お前らはルーンの洞窟にいたはずじゃ・・・」
勇者「あれは分身の魔法。あいつらは知らないだろうけどね」
剣士「今更なんのようだ」
僧侶「なんのようだもないだろ剣士」
勇者「僧侶!賢者!」
剣士「なぜお前らもここに・・・」
勇者「剣士・・・戻ってこい。これは命令だ」
剣士「なぜだ?俺以外にも強い者はたくさんいるだろう。バトルマスター、パラディン、ガンスリンガー、剣士より強い職はたくさんあるはずだ」
勇者「お前じゃなきゃダメなんだ剣士」
剣士「なぜだ?理由をきかせろ」
勇者「お前がいないと魔王に勝てない」
剣士「魔王は最終的に1:1なんだろう?俺には関係がない。どうせ戦うのはお前だ。俺は、このパーティーで全て俺がすぐれているものはない・・・攻撃力は勇者が、魔法力は僧侶、賢者が忍耐力や発想力などは勇者・・・俺がこのPTにいても邪魔なだけじゃないか」
勇者「お前がいるから四天王が倒せたんだ・・・」
剣士「俺がいなくてもパラディンのほうが盾にられるし、バトルマスターのほうが強い。俺なんていなくて十分だ」
賢者「確かに剣士・・・お前じゃなくても魔王には挑める。そして最後は1:1なのだからお前がいなくてもいい・・・だがしかしな、なんで勇者がバトルマスターや竜騎士を選ばなかったと思う?それはお前の〈真の力〉がまだ開花してないことを知っているからだよ」
剣士「俺の・・・〈真の力〉?」
賢者「そうだ。だろう?勇者よ」
勇者「バレてたか・・・賢者と僧侶を選んだのは普通に強かったからだが・・・剣士、お前はまだ無限に強くなれる。確かに転職をすれば強くなる・・・だがお前はおそらく神職・・・ユニーク職になると思い仲間に入れた。お前が抜けるというならそれでも俺はもう止めない・・・だが、もしこのことを信じるならば俺の元に・・・訂正しよう、俺たちのもとに戻ってくれないか?」
剣士「条件が一つある」
勇者「なんだ?」
剣士「俺を1ヶ月でその神職とやらに転職させることはできるか?」
勇者「おそらくできる・・・がそれはお前が真剣にやれば。の話だ」
剣士「・・・ただいま」
勇者・賢者・僧侶「おかえり」
~~~~~第2部~~~~~
完
第2部ご覧いただきありがとうございました!!
今回からの新設定「剣士→神職」という無茶な設定をどうしていくか・・・第3部では剣士の名前がかわりますので、ご承知ください!!
先の話になるのですが第4部は、やっと技を探しにいきます・・・!
第5部ではVS魔王できたらなーと思います
ところどころ番外編で、勇者が勇者になる前や、勇者たちがどうやってPTを組むことになったか・・・などなど、色々書いていくかもしれません!どうぞお楽しみに!!