草食…時々肉食!?
なつももでございます!!
小説って書くの楽しいですね(^^)まだ初心者ですが温かく見守ってくれると嬉しいですね(>_<)
ブルルルル…
目覚ましのおとが朝から響き渡る。
優「…ん…もうちょっ…」
目が急に覚めて…思い出した昨日のこと。
優「あ…〃晃君…」
思い出すだけで顔が赤くなる…。早く…早く会いたい…!そんな思いが溢れて…支度がいつもより早まった。スカートもいつもより一段折って少しでも可愛く思われたい努力をした。
優「短すぎ…?」
鏡の前で思った。
ピンポーン
あ、迎えがきた…。友達の紗代だ。
紗代「優ちゃん!!おはょ!!あ、どうしたの?スカート短くない??」
いつも通りニコニコ話しかけてくる紗代。
優「あのね…実は…」
紗代「えっ!?晃!?そっかぁ告白うまくいったんだね!!おめでとう!!」紗代に話して良かったのはわからないけど、そういってくれて嬉しかった。草食系の私には肉食系の紗代がいるから話したらアドバイスきっと、もらえると思う。
紗代「で、どこまですすんだ?」
優「なにが?」
ニコニコしながら聞いてくる紗代に私は真顔で聞き返した。
紗代「晃と…」
耳打ちでボソッと言われた。そのとたん一気に顔が赤くなり恥ずかしくなった。
優「〃」
紗代「まぁ恥ずかしいなら言わなくていいよ!フフ…でも優ちゃん幸せそう~いいなぁ」
紗代にそう言われて少し安心して話してるうちに学校についた。私は教室にはいるのを少しためらった…。だけど紗代に手を引かれ教室に入る。
紗代「おはよ」
クラスの女子「優と紗代おはよ!!」
優「おはよー…」
女子に挨拶をするがやっぱり目線は彼を見てしまった。そして彼も私を見ていて偶然にも目があった…。
優「〃」
恥ずかしくなって目をそらす私に紗代が
紗代「話しなよ!!」
といって私を晃君の所に連れていく。
優「ちょ…!!紗代…!!」
すると彼から挨拶をしてきた。
晃「あ…おはよ…」
優「…あ…晃君…おはよ…〃」
と、まぁぎこちない感じに挨拶をして席に戻る。
私の席から彼の席は見えないので授業中は彼の絵を描いてまぎらわすことにした。紗代にその絵を見せたら凄く似てる!!という感じで私自身も嬉しくなった。休み時間になり私と紗代が話していると…彼が横を通りすがり通りすがりに何かメモを私の机に置いていった。
優「…?」
メモを取り不思議そうな顔をしていると紗代が
紗代「向こうも恥ずかしがりやだね~」
とか言いながらニコニコしてるので、そのメモを開いてみた。
『昼に屋上』
それしか書いてなくて先生に呼ばれてるのか…とか色々考えているうちに行くのを忘れて気づいたら、もうお昼だった。晃君の方を見るとそこには晃君は居なくてお弁当を持って紗代のところへ行こうとしたら誰かに手を掴まれた。驚いて後ろを振り向いたら晃君が私の手を引いて屋上へと走り出した。
優「あ…はぁ…は…き…くん…はぁ…はぁ〃」
晃「はぁ…はぁ…わりぃ…」
私だけじゃなく晃君も弁当持参で驚いて、ただ立っていた。
晃「隣…来いよ…〃」
優「あ…うん」
とは、言いつつ少し離れた所に腰を下ろした。
晃「…」
すると晃君が私と0距離の所に来てご飯を食べ出した。優「…〃」
恥ずかしくなって目をそらす私に彼は無言で私を見続けた。
晃「…こっち…向いて…くれないの…?〃」
私は首をふった。
優「だって…恥ずかしいから…〃」
晃「〃…ゴホン」
少し咳払いをして照れ隠しをする彼…。
そのあとも彼はずっと私を見ていた。だけど…お互いに無言で何も話さなかった。
キーンコーンカーコン
晃「…戻る…か」
少し悲しそうな口調で呟いて晃君は立った。
優「…うん」
晃君の気持ちもわからなくはなかったけど教室に戻るときも無言だった。
教室のドアが開いていて紗代が出てきた。
紗代「優ちゃん!!どこにいたの??」
と走ってきて晃を見るなり状況を把握して去っていった。
紗代「お幸せに」
晃「…」
優「…晃君…」
晃「ん?なに…?」
気づいたら晃君をよんでいた。
優「…えっ…?今私…」
晃「よんだ…思いっきり…」優「…ごめん…」
なんか恥ずかしくなって謝った…。
晃「…え?…すきなときによべば…?」優「あ…あきく…ん!!」
好きなときに呼ぶ。これからは…。なるべく恥ずかしがらないようにちゃんと目を見て…。
晃「なに…」
優「好き…〃」
晃「知ってる…〃大丈夫わかってるから」
クラスの女子「ごめんね~通るよ~…って優と晃!?うそっ?付き合ってんの!?えー!?」
紗代「あちゃ…」
晃「…はぁ」
優「…〃」
こうしてクラスの皆に私たちの関係がばれてしまったのです…。
でもこれで堂々と付き合える…?〃
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
晃君のこれからの行動に目を光らせてしまいますね!!晃と優のぎこちない感じをこれからもお楽しみくださいね!!