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ボス戦開始
「お前?
昼間あの嬢ちゃんを脅した、その上俺の飯を邪魔する輩は。」
因幡の兎は無事鮫を全員騙くらかして、やっと目的地に辿り着いた。
「……矢張り昼間のヤツか。
俺の邪魔ばかりしやがって………。」
やっぱあの偽従者か。名前忘れたけど。
よし、話はあい解った。コイツを締め上げて仕舞えば大団円。フィーネ。フィニッシュ。チャンチャン!って事だな。
さっさと殺って…やってしまおう。
「とっとと失せな。でなけりゃ挽き肉にしさらすぞ♡」
女子どもを脅すゲス。飯以前に許すまじだ。
「断る。
こっちも仕事に関わるからな。 邪魔するならお前も消えて貰う。」
冷酷、無慈悲。
話し合いは無理そうだな。
まぁ、端からそんな気無かったがな!!
「消す?
寝惚けるな。お前は今、逃げるチャンスを得ていたんだ。
それをフイにした今、お前は俺のストレスの捌け口になる他無い!!」
ぶちのめす!!
高校時代、剣道で試しにやろうとして『絶対やるな!!やめろ!!』と、普段無口極まりない同級生から全力で禁じられたあの技を使って!!
「シャァァァァァァ!!」
全力疾走。最短距離を詰める。
対する偽従者は手をあげた。
俺の周囲に火の雨が降り注いだ。




