潜入ミッション
ときめくロマンスグレーは中々キャラクター性が難しいですね。
ならず者の巣窟は直ぐ見つかった。
連絡係はよっぽど間抜けなのか、一度も後ろを確認せずに案内してくれた。
そこは隠された洞窟だった。
人が3人横に並べるか否かの狭い洞窟。
その洞窟の入り口は、岩の映像を映して大きな岩に擬態していた。
「驚いたねぇ。ホログラムなんて実用化されてたっけ?」
「トーヤ様?ホログラムとは?」
「ん?あぁ、イヤナンデモ。ありゃ一体何です?爺やさん。」
「幻惑魔法。有る物を無い様に見せたり、無い物を有る様に見せる魔法です。
これの所為で如何やら発見が遅れていたようですね。」
「ふぅん、成程………。では、どうします?」
「俺が先に行きますよぅ。
こっそり行くのは無理そうだ。
取り敢えずテキトーに暴れるので、その間に大将をコッソリ殴り倒すなり、囚われたヒロインが居たらこっそり助け出して、フラグでも立てるなり、して下さい。」
「フラグ……?まぁ、解りました。」
「誰も、殺さないでやって下さいよ。人殺しなんざ趣味じゃないし、何より、お嬢様がそれを知ったら悲しむでしょう?」
「…………トーヤ様は、優しいのですね。」
「いぃやぁ?今からならず者ボッコボッコにしようとしてるんだし、優しか無いですよ。」
「それを、優しいというのです。」
「爺やさん、お願いできます?誰も…………無論、爺やさんも。『誰も』の中に含まれていますよ。」
「ハイ、無論。私。私こう見えて強いので。」
そう言って爺やさんは消えていった。
読んで下さる皆さま。有り難う御座います。
次話も頑張って作っていきます。
なお、他にも色々書いているので他の 黒銘菓 の作品も宜しくお願いします。
(今はコレの他に『賢者の趣味は癖のヤバイ魔剣作りです。』なんていうのも創っています。)
感想、評価、レビュー等を聞かせて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。
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