面倒なメール
今回は長めです。
食事の後、流れるように自然に寝室を案内された。
「旦那様からの御言い付けでございます。」
断ろうにもすっかり日は暮れた。
都会の闇とは違い、ここは本当の闇がある。
妖怪変化の出現故に起こる恐怖ではなく、
不審者や泥棒暗躍するが故の恐怖ではなく、
見えない。
ただそれだけ。
しかし、人間の原初の恐怖であり、未知の恐怖。
それはガラケー程度では払拭は無理だ。
悪い気もしたが、厚意に甘えることにした。
存外ベッドも悪くない。
『新着メール』
何気無くガラケーを開くとソレはあった。
本来、圏外たる異世界に届くメールは無い。
差出人、差出神は明らかだった。
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やぁどうも。元気してた?
神様ちゃんたる僕からのメールだよん。
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面倒臭い。受信拒否はどれだっけ?
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受信拒否しようとしたそこの君。私は悲しい。
折角レベルアップのお知らせをしに来たというのに、ガラケーのパワーアップをお知らせに来たのに。
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よし、必要事項だけを読んで破棄しよう。
感想、評価、レビュー等を聞かせて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。
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厳しい評価、お待ちしています。
なお、他にも色々書いているので他の 黒銘菓 の作品も宜しくお願いします。
PS:ステータスについては後程もっと詳しい表を投稿します。
原則としては拙作『賢者の趣味は癖のヤバイ魔剣作りです。』の魔剣ステータスと大まかには一緒にする予定です。




