初めて長編連載小説を完結させた件
本日、『僕は女の中の女を目指します』(略称:女中)という作品を完結させました。
最終話のエピローグは、昨日の23時頃から書き始めて今日の3時頃に書きおわりました。
約14000字。
目標は20000字だったので届きませんでしたが、言い終わり方だったと思います。
活動報告の、完結報告のコメント欄で、そういうお言葉をいただきました。
でも、肝心の作品に対しての感想なんかがなく、私としては、作品の1ファンとして、他の方々と語り合いたい。この一心です。
誰も、そういうことはしていただけません。
Twitterをフォローしてくださったファンの方も、まだ読まれていないようで語らえません。それに、Twitterをフォローしてくださった方だけでなく、たくさんの方々と話をしてみたい。
最終話を投稿したのは昼の12時ですが、同時に登場人物と、別であとがきを投稿しています。
あとがきでは、どうしてそんなことを、と思っているであろうシーンの作者の都合を書いていたりします。
そういうことに関しても、感想をもらえたらいいな、と思っても、まだ来ない……。
感想を送ってくださるのは、一部の方だけというのもわかっているつもりです。
それでもやっぱり、すぐに感想がつかないのは少し悲しいですね。
今回言いたいのは、上記したことと、もう一つ、今から書くことです。
それは、
完結させたのはいいけど、続きを書きたいと思ってしまうことです。
続きを書きたい
もっともっと書きたい
そう思うのは、正直初めてです。
作品を書いていて、全然書けないときもありましたし、もうどうでもいいや、と思ってしまうことさえありました。
でも、いざ完結してみると、続きを書きたいと思ってしまいます。
じゃあ後日談書けばいいじゃないって思うかもしれません。
だけど、この作品に後日談は必要ない。というより、書けないんです。
主人公は、最後の最後で消えます。
その存在がまるっきりなくなります。
全ての根底をひっくり返してからいなくなります。
もちろん、もう1人の主人公として設定しているキャラで書き続けることもできるでしょうけど、そのキャラはあくまで、メインキャラ。主人公……の劣化版であり、メインキャラよりも扱いは上。みたいな立ち位置なんです。
いわば、予備の主人公のような感じです。
そのキャラで書き続けることはできるでしょう。
でも、私が好きなキャラは、主人公は、もう戻ってきません。
個人的には、後日談って物凄く好きです。
ファンタジー等であれば、それまでの経験や力を活かして、それこそ楽しい物語がそこにはある。私が特に好きなのは、ありふれた職業で世界最強の後日談と、ノーリグレット!の後日談です。
本当に、ありふれたは魔王さんが凄くて好きです。
ノーリグレットはいろんな話が書かれています。
吸血姫は薔薇色の夢を見るという、私の中でのなろう作品2大小説の1つは、後日談を少しだけ書いていたり、リビティウムに続いていて主人公が出てきたりして、とても楽しいです。
ついでにもう一つの2大作品を言っておくと、本好きの下剋上です。後日談は、いまのところありません。
何回も読み返したりしてます。
他にも、無職転生の後日談も好きです。
私、後日談が大好きなんです。
でも、私はこう思います。
後日談があるってことは、物語は終わってない
つまり、後日談のない作品でなければ、物語は終わらない
なので、この女中を完結させるときは、絶対に後日談を書けない作品にしようと考えました。
書こうと思えば書けます。視点を変えればいいだけです。
でもそれは、本当の意味での後日談じゃない気がします。
主人公の見た世界は、感じた世界は、もう書けない。
それが何よりもつらくて、悲しい。
みなさんはどうですか?
長編連載小説を完結したとき、どう思いますか?
もちろん、後日談を書かない人もいるでしょう。書ける作品であっても、書かない人はたくさんいると思います。
それに、そういう終わり方が悪いとは思いません。
むしろ、読む側としては物凄くいいです。グッドです。ベリーグッドです。
1年4ヶ月弱
これが、私が女中を書ききった期間です。
完璧とは言えません。文章力も、書き方も手探りでバラバラです。
矛盾も多くて、とてもではありませんが『完成された作品』とは言えません。
だから、矛盾のない女中を書きたい思いではあります。
それを書いて、どこかに応募したりするのもいいでしょう。
でもやっぱり、完結して続きは書けないんだなぁ、と思ってしまう。
共感してくださる方はいらっしゃるのかはわかりませんが、この気持ちを残したいと思い、ポチっと投稿しておきます。