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ヒナドリ


 さてさて、今回は3男・そうた1歳頃の離乳食のお話。

 うちのちびさん達はアレルギーなんてまったくなくて、好き嫌いも少なくよく食べるので、離乳食で食べなくて困ったということがほとんどありません。

 それは3男そうたも同じだったのですが、こいつの食欲は一番ひどくて皿の中で一口サイズを切ってあげたり、スプーンからスープが垂れないようにするほんの一秒でも、口の中のモノを飲み込むとすぐに、


「ピィィィ――っ!」


 と、それは鳥のような高い声で泣き出すのです。

 もう食事中ほとんどずっとぴぃぴぃぴぃぴぃ……口をぱくぱくさせて、もうないことを訴えます。


 完全に鳥のヒナです。


 あまりにぴぃぴぃ煩いものですから食べさせてあげるのに必死で、うっかり自分で食べる練習をさせ忘れてしまいました。1歳になって保育園に預けた初日――先生が苦笑いで「全く自分で食べようとしないですね」と言われて、はっとしました。

 長男の時は本を見たりしながら食べさせる時期とか量とかとっても気を遣っていたのですが、3人目ともなると慣れてきてものすっごく大雑把になり本もあまり見なくて、教え忘れてしまったのです。


 保育園に預け初めて一週間くらいで、ずいぶんひとりで食べるようになりました。



 はい、訓辞。


 慢心厳禁。

 そしてヒナは巣立っていくもの、成長を助けてあげなければなりません!




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