表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/21

弟子

今回もI君視点でお送りします。



「う! う!」


 ……ちっちゃいの、なにやってんだ?

 おまえ、寝返りもできないのか?


 ほら、お手本を見せてやるからちゃんとみとけよ。


 ごろーん ごろ~ん


「……う?」


 ほら、やってみろって。


「う! う!」


 もう少しだ!


 ごろーん ごろろ~~ん


「う! ……う!!」


 ちっちゃいのがボクを掴もうと手を伸ばしてくる。半分まではできている。あとは勢いをつければ、寝返りなんてなんてことはないはずだ。


 ごろ~ん


 フフン、届くま………あっ!


 わしっ。


 ま、まて。シッポを掴むな!


 ふぅ、握力ないからすぐに取れた。

 今日は油断したが、次からちゃんと寝返りしないと捕まってやらないぞ。




 ……しかし、いつまでも“ちっちゃいの”じゃなんだな。そろそろ図体はボクよりデカいしな。だから今日からボクの“弟子”にしてやろう。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ