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バレンタイン2014



 バレンタインは基本的に毎年息子達にチョコを買い与えております。

 しかし前回のお話のとおり、昨年の2月上旬に3男出産したのでバレンタインは入院していたのです。


 そらちゃんにフられたはるきくんですが、「そらちゃんじゃないとだめ」宣言にのっとり、めげずに好きといい続けておました。

 でも、まだ4・5歳だし、保育園はお菓子持って行くの禁止だし、まだまだ無縁のイベントだろうなと思っていたのです。

 それがなんと、長男・はるきくんはチョコをもらったらしいのです!!


 ただし、ななちゃんという別の女の子から。


「えへへ、もらっちゃった~」

 デレデレしているはるきくん。

「ふーん……はるきくんは、ななちゃん好きなの?」

「ん~? あんまり遊んでないからわかんない」

「バレンタインって、好きな男の子にチョコあげる日だよ? ななちゃんははるきくんが好きってことだよ」

「えへへ~……」

「デレデレしてるけど、あんたそらちゃんが好きなんじゃなかったの?」


「………………(真顔)」


 はっとして、しばらく考え込んだはるきくん。


「……おかあさん、返したほうがいいのかな?」

「いや、返すのはかわいそうだよ。それにもう食べちゃったんじゃないの?」

「うん、食べちゃったけど。でも、返したほうがいいのかな?」


 うわぁ。

 本気です、この子。

 なんて純粋なんでしょう。


 しばしそのかわいらしさを堪能してから、最終的には「ホワイトデーにちゃんとお返ししてあげなさい」という話をしたら納得しました。



 そして一方その頃の次男りくとは「もらえなかった。ぼくだけもらえなかった!」と拗ね拗ねしておりました。

 ただ、コイツは単純にチョコという現物を与えられるとそれだけでご機嫌を直しました。




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