11/21(月)
冬夏side
”文化祭のメインイベントの告知だよね。責任重大だよね。”
”まぁ、デザインは冬夏ときょんちゃんしか頼れないからね。”
”玲以プレッシャーかけ過ぎるなよ。”
”分かんない。思いつかない。プレッシャー酷い。”
”冬夏センパイ落ち着いてください。”
”でもさぁ、きょんちゃん。プレッシャーMaxだよ。責任重大だよ。成功が前提だよ。これが落ち着いていられますかっ‼︎”
”久しぶりにみたね、冬夏の暴走。”
”まぁ、しゃあねぇよ。俺は役立たずだし、玲以もしかり。”
”そだね。”
”玲以センパイ、部誌の表紙ってデザイン綺麗じゃなかったですか⁇去年のなんか凄く綺麗でしたよ。”
”あれ剣斗君作。”
”また、けんさんですか…。あの人は何者なんですか⁇”
”まぁまぁ。今までの部誌からちょっと拝借しよっか。”
”そだね。色々インパクト強いのあったしね。”
”部誌って2年生がつくるんですよね⁇”
”うん。今年は3人でだからちょっと辛いかも。去年は剣君と奈央が2人で仕上げたけどね…。”
”流石ですね…。”
”これで良いか⁇”
”秋春ありがと。29年分か…。お疲れ。”
秋春side
”ただいま。”
”お帰り。”
”へぇ〜。これはこれは。部誌まだ使う⁇”
”いや、もう終わり。”
”了解。んじゃ、目通しますか。”
”剣斗、7、8年前の部誌が何か変だぜ。2ページだけ下半分が空白になってる。”
”へぇ〜。面白ぇじゃん。さて、玲以何点⁇”
”剣斗君は100点。でも進行は80点。”
”はいはい。60点までなら何とかなる。”
”剣斗、何の話⁇”
”秘密の話。”
”さて、ちょっと集合。冬夏、デザインはどんな感じ⁇”
”この4つかな。”
”俺は右端のが好き。コピーは左端かな。”
”私もかな。”
”剣君と奈央が言うならそれで。”
”バックもうちょっと明るくしたいな。”
”じゃあそうしよっか。波流君お手伝いよろしく。”
”了解です。”
”秋春は印刷の準備よろしく。”
”はいはい。”
”奈央と玲以はプログラム弄っていって。俺もちょっと手伝うから。”
”じゃあ私は脚本のプロット仕上げますね。”
”じゃあ俺は脚本メインにやってるから。”
”生徒会役員会は誰が⁇”
”秋春頼む。”
”きょんはミスコンのエントリーシートつくって。”
”はい。”
”秋春は印刷の手続き終わらせたらこれ。”
”何⁇”
”実行委員の計画書。取り敢えず目通して。”
”了解。”
玲以side
”へぇ〜。もしかして…。”
”どした⁇”
”何でもない。”
”入るよ〜。”
”どした千里⁇”
”引き継ぎ始めるから2人ちょうだい。”
”じゃあ、秋春と波流出番。”
”何故僕ですか⁇”
”今のうちに顔売って損は無いぜ。”
”分かりました。”
”けんさん、エントリーシート完成しました。”
”OK.んじゃ、明日朝一で配るからどっか保管して。”
”分かりました。”
”じゃあ、休憩して。まだまだ働いてもらうからな。”
”はい。”
”じゃあ、俺行ってくる。”
”どうしたんですか⁇”
”筆箱忘れた。”
冬夏side
”さて、皆さん。担任の先生方から聞いてるとは思いますが、少々トラブルがあり、文化祭のメインであったライブが中止になってしまいましたので、探求部のメンバーにメインを主導してもらうことになりました。ですが、探求部だけでは人手がたりないのでお手伝いを募集したいと思います。立候補してくださる方は挙手してください。ありがとうございます。では、時多君お願いします。”
”こんちわ〜。千里からの紹介もありましたが、改めて。探求部部長の時多でぇ〜す。皆さん、体育祭のときはありがとうございました。楽しんでいただけましたかね⁇ではでは、俺達がメインを主導するってことですが、未定です。ということで、先ほど挙手して頂いた方は明日の午前中にお呼びしたいと思います。では、千里マイク返すぜ。”
”はいはい。では、解散です。剣君、今からどうするの⁇”
”昼休み。”
”へぇっ‼︎”
”休憩大事。よしなは昼終わったら交渉行くぞ。”
”じゃあ30分でいきます。”
”はいはい。”
”何の交渉⁇”
”プログラムの順番替えに。じゃあ今から18時まで自由行動で。クラス手伝うなり、休憩するなり、のほほんとするなり、惰眠貪るなりしてくださいな。”