娘が死んだ話
掲載日:2025/11/30
娘が死んだ話
拝啓、お母さんへ。
私は常に死にたいのです。理由は最初に産んだ子が重度の知的障害を持っててその後に子供を3人産んだことの恨みを持っているからです。
私は死にたいのです。あなたは私を育ててくれました。でも私は死にたいのです。だって馬鹿ばかりだし生きていたくないから。だから私は死ぬのです。
私を35で産んだことを心の底から憎みます。私は死にます。さようなら。
そんな遺書が娘の部屋から見つかった。それを見ても私は何も感じなかった。
だって長女は障害者、次女は失踪、三女は無事に生きてるけど連絡とってない、末っ子の娘が今回の娘だがあの子も中度の知的障害で自閉症を抱えているのだ。あの子をグループホームに預けた。
あの子は死んでいた。稚拙な文を書き、その後に低体温で死んだらしい。
それを知っても特に何も感じなかった。ああようやく楽になったんだなあ、って感じだ。
薄情だけれど。




