妹
眠たいぜ。(3時からの作業)
うぅ〜〜ん!!
眠たい。いつの間にか、寝ていたようです。
僕は目を凝らしてよく周りを見渡した。まず鏡を探して自分の容姿を見ることにした。鏡を見ると、前世と同じように狐耳としっぽが生えていた。メノさんの影響だろう。あの人も狐の獣人だったしね。そういえば、メノさんがいない。
きっと、起きてお昼ごはんでも食べているのだろう。
妹のユミの方を見ると、ユミは起きていた。
『あーうー?』
「あう?」
『あーう。』
ユミはよくわからないが魔法を使ったらしい。一瞬、魔力の高まりを感じた。
『ふぅ、これで話せるねお兄ちゃん♪』
「えっと?どなたですか?」
『酷いな〜、前世で私を殺したくせに。』
「………まさか!?魔王ユミ?!」
『あったり〜♪って、言っても、今はただの狐の獣人何だけどね。』
「死んでから、こんなにも早く再会することはないですよ」
『フフッ、そうだね。お兄ちゃん。』
「なんだか、違和感があるよ。その喋り方。」
『子供なのに子供っぽく喋ったらいけないの?』
「そっちじゃなくて、『お兄ちゃん』の方。」
『お兄ちゃんを、お兄ちゃんって、呼んだらいけないの?』
「いいけど、凄い違和感があるね。」
『まぁ、仕方がないかな。』
「ユミ、お願い聞いてもらえる?」
『いいよ♪』
「……しっぽを触らせてくれないでしょうか。」
『いいけど?』
「やった〜!!ありがとう、ユミ。」
『フッフッフッ、もっと褒めてもいいよ♪』
「天才!かわいい!幼い!」
『ちょっと、最後のは悪口じゃない!?』
「ソンナコトナイヨ。」
『…………しっぽ、触らせないよ。』
「嘘です。悪口でした。すみませんでした。」
『よろしい。じゃあ、はい!』
僕はユミのしっぽを触った。もふもふはまだしていなかったがサラサラ、ツヤツヤの毛並みだった。
『んっ♡くすぐったいよ♡お兄ちゃん♡』
「ごめん。かわりに僕のしっぽを触ってもいいよ。」
『ほんと?!やった〜!!じゃあ、触るね。』
ユミは僕のしっぽを触っできた。少しくすぐったい。
しっぽは何故か感度が敏感なので、少し触られるぐらいでもくすぐったいです。
「うっ!」
『くすぐったいのはここかな?』
「ちょ!やめ『えい!』
「!!」
『お兄ちゃん?』
「うぅ、、!うぅぅぅ!」
『えっ、ちょ、泣かないでよ。ごめん。』
「うぅぅぅぅ、、、」
『ごめんなさい。』
僕は泣いたことで体力が減って、気絶するように眠ってしまった。
作者「いいな〜。僕もモフりたいよ〜」
リアルの親友「早く5歳ぐらいに!」
リアルの弟(暴力魔)「変態共め!」