6月30日 愛妻の罠
親父・・・地方介護士47歳 お酒好き
愛妻・・・飲食店勤務45歳 鬼嫁かも?
息子1・・・某国家公務員20歳 他県 宝塚勝ったずるい
息子2・・・某特殊学校18歳 他県 音信不通
息子3・・・市立中学校14歳 動画マイスター
フィクション寄りのノンフィクションです。
親父「今日はお休み、お掃除するぞ!」
AM9:00 掃除機ブィーン、洗濯機ブンブン、食器洗いガシガシ。
AM10:30 愛妻「ふあー、おはよう。昨日眠れなくてネトフリ見てたら、朝陽が昇ってたわ」
親父「愛妻おはよう。今日愛妻も休みだっけ?」
愛妻「何回も言ったでしょう、今日は休みだって。本当に私の話を聞いていないんだから(怒)」
親父「そうだっけか?」
愛妻「そうだよ、親父。一緒の休日だからランチに連れて行ってくれるって、親父言って
いたでしょう!」
親父「ランチ? ・・・・言ったっけか?」
愛妻「忘れたの! 酷い。私楽しみにしていたんだんだから。楽しみ過ぎて夜も眠れなかったんだから!」
親父「・・・ネトフリって」
愛妻「私、傷ついた。親父は最近私の話を聞いてくれない。私を相手してくれない。愛してくれない」
親父「そんなことはないよ。愛妻をあ、あ、愛しているよ」
愛妻「親父本当に、私のこと愛している?」
親父「ああ、愛しているよ」
愛妻「じゃあ、今日のランチはステーキ○○に連れて行って。親父の奢りで」
親父「ああ、分かった。今日はステーキを食べに行こう」
愛妻「私○○牛のサーロインが食べたい」
親父「いいさ、何でも好きなのを食べようよ」
愛妻「嬉しい。親父好き(ニヤリ)」
親父「愛妻俺も好きだよ、・・・わははははは」
もぐもぐ、バクバク、
愛妻「これ美味し。おかわり」
チーン、お支払い金額一万五千円。
親父「・・・、くすん」