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03話:夜を統べるモノ達


 まだ他の人に会わない街道を歩きながら、肩に乗って上機嫌なリリィに質問を繰り返していた。

 リリィの<導きの妖精>が持つ世界百科事典<ワールド・エンサイクロペディア>の能力でこの世界の事を尋ねている。


「今いる場所は大陸? それとも島?」


「んー、大陸。大きさはそこまで大きく無いけど、地峡で他の大陸に繋がってるね」


「大まかな勢力図は?」


「えっと、北東の方に地峡があってその周辺に小国が乱立してるけど、連合を組んでるね。南東から中央にかけて大きな王国、南西に小国を併呑中してできた帝国、西から北にかけては人の領域じゃないかな、大森林とか大山脈とか生存競争が厳しい大草原とか」


 ふんふん。北東に他の大陸に繋がる地形があって小国家連合がある。

 他の大陸国家とこっちの大国の緩衝地帯ですかね。


 王国と帝国は政治体制次第でしょうか。

 ファンタジーゲームではよく帝国が悪役にされがちですが、政治体制次第ですね。おっと、その前に


「人種と比率は?」


「人の領域は人間が7、その他人間に近い姿の人種が3。小国家連合の方は5:5、王国が9:1、帝国だと6:4くらい。人間以外の種族は獣人、エルフ、ドワーフ、ハーフリング(小人種)とその亜種が多いみたい」


「各地の文明レベルは?」


「うーん、結構違うね。王国は宗教の力が強くて中世前期、帝国はローマと中世のミックス、小国家連合の方は大国に比べて低めだけど魔法技術に傾倒してるみたい」


 変に尖った方向性のないファンタジーな世界観。

 帝国の方はローマ文化風が入ってるのは好印象。食文化と風呂文化に期待できます。


「リリィみたいな妖精の存在と扱いは?」


「自然を司る精霊が肉体を得たものが妖精の姿をしているから、人種とは少し扱いが違うみたい。特定の妖精に好かれると、その妖精の元になった精霊の加護があるから、妖精がついてる人は<妖精憑き>って、良くも悪くも特別扱いされるかな。大地や風の妖精憑きは農村じゃ幸せを運ぶ生き神様扱いみたいよ」


 多少珍しいが珍しすぎない存在と。リリィを隠して旅をする事にならないのは助かりますね。


「この世界に当てはめるとリリィは何に属する妖精になるのかな?」


「風の妖精なら風の力を操つったり、風の精霊の力を借りたりするけど、私はマスターが愛情込めて育ててくれたから割と何でもできちゃうのよね。強いて言うなら魔法が得意だから魔法の妖精かな…?」


「魔法の妖精はこの世界だと特殊そうですね。珍しさから注目されそうだし、私の血筋に憑いてる妖精くらいでお茶を濁しておきましょうか」


「ふふん、マスターの血の虜なのは本当だものね」


 リリィが唇に指を当てて悪戯な顔をする。


「吸いすぎないで下さいね。癖になられても困ります」


 特に吸血癖は無いはずだけど、血を吸うのが癖になって吸血系の妖精に変化されても困る。吸血したり吸精する妖精は地球の伝承だと少なくない。

 くすくす笑うリリィの頭を指先でちょんとつつくと、指に絡んでじゃれてくる。


「だいたいわかってきましたね。この先の街の位置と特徴はわかりますか?」


「王国の端の方にある街、帝国との陸路交易で栄えてる宿場町みたいよ」


 それなら余所者はそこまで怪しまれなそうですね。


「私の身元は街には護衛の仕事を探しにきた旅の剣士という事で怪しまれなさそうですか?」


「マスターの服装に装備ならまず大丈夫、出入りにや税や身分証も必要なさそうね。でも袖の下があるともっとスムーズみたい」


 賄賂……というよりも、この位の文明レベルだと衛兵や門番としては当然の権利だったりしますね。


「到着前にどこかで袖の下になりそうなものを確保してから行った方が良さそうですね」


 別世界ゲームの金貨や貴金属のインゴットを出したらトラブルになりかねません。さて、食べられそうな動物でも狩って、それを手土産にしても良さそうですが。


 自分の思う通りに生きるのが人生の目標ですが、しがらみにいちいち反発していたら、文明圏で生活できなくなって、行き着く先は孤独な隠者生活になってしまいます。

 楽しみのためなら多少の我慢も大切ですし、どうでも良くなった時に思うままに振る舞うスパイスだと思えばこの程度苦でもありません。



「ところでリリィ。あれは襲われているように見えるけど、どちらが外敵なのですか?」


 街道を歩く事数時間、太陽の位置が高い位置に上り、昼頃かな?と思っていた頃に街道上に人影と余分なものを見つけたのだった。


 馬車が3台。

 ただし、馬が投げ槍で殺されたり逃げて、先頭の馬車は車輪が破壊されて傾き、積み荷があちこちに散らばっている。

 周囲には血だまりに沈む人間がざっと20人。生きている人間達が無事な馬車の周囲に集まり、数人の女子供を中央に、外側には鎧で武装した傭兵か冒険者のような者達が抵抗している。


 襲っているのは50人ほどの豚の獣人……にしては装備が原始的ですね。

 石斧や尖らせただけの木槍、毛皮を巻き付けただけの衣服と、文明の香りがしません。


 リリィに一応確認するのはこの世界を知らないからです。

 推定豚亜人な彼らがこの辺りの土地の主で、人間側が侵略者という線だってありますからね。


「えっとね。襲っている方は人種じゃなくて魔物のピッグマンかな。同種族以外には凶暴で雑食性だけど肉を好んで、特に人種の肉が大好き」


 近年のファンタジーでありがちな、多種族の腹で増えるタイプではありませんか。

 まぁ……あのエロモンスターは最低でも子供が生まれるまで母体を介護する能力が求められるので、実在したとしてもあっという間に淘汰されそうですが。


「では助けましょうか―――さて、彼らなら大丈夫でしょうか」


 対魔剣士の身体能力で急加速しつつ走り出す。

 剣で一体ずつ斬っていくと時間がかかって余計な被害が増える、スキルや技で全体攻撃する(まとめてなぎ払う)と救出対象や地形ごとえぐってしまいそう。


 なので、記憶にある中でも便利な部下に助けて貰いましょう。


『召喚・エンシェントヴァンパイアハイロード・属性指定/中庸・我が呼びかけに応える忠誠のある者求む・先着30人まで』


 呪文詠唱―――というよりは呼びかけだろうか。


 世界に冷たい風、そう表現するものが通り抜けると、影から口が生える。

 木の影、人の影、岩の影、落ちた葉が地面との僅かな隙間に作る影。

 鋭い犬歯を持った、ぴったり30人分の口が影の隙間から呼びかける。


「「「我らが主のお召しに叶った事に至上の感謝を」」」


「「「我らが主よ。どうかご命令を下さい(オーダープリーズ・マイマスター)」」」


 一糸乱れぬ声を上げる『口』達に命令を告げる。


「人間種の救出と敵対豚人魔物の殲滅―――」


 命令を単純に告げようとすると、自分の中で今まで動いていなかった歯車がカチリとかみ合い動き出したような感覚。そして口は自然に言葉を続ける。


「―――私の愛し子達。紳士淑女の心を忘れずにお願いしますね?」


 認識が書き換わる。彼らは『エンシェント・ヴァンパイア・ハイロード』というユニット(手駒)から、既に自分の元から独り立ちしたにも関わらず、尽くしてくれる大切な命だと。


 私は心の変容をそのまま受け入れる。


 本能は自分が自分で無くなってしまう。

 否定しろ、受け入れるな、私は私でいたいんだと本能がわめき散らす。

 理性と勘は受け入れろと諭してくる。

 この世界でイナバとして生きて行くために、彼らをゲームの存在ではない命として見るために、この認識は決して欠いてはいけないと。


 さもなくば人の人生を弄ぶ、私が唾棄する程嫌いな高位存在モノの同類に成り下がると―――


 ―――この信条は私のものではないですね。

 ゲーム好きな稲葉宗治わたしは秩序と圧政による支配も、様々なゲームで普通にやっていました。

 中庸属性のヴァンパイア種族の種族は、創造神によって廃棄された彼らを救うために堕天使になった元天使でしたね。


 イナバ(いまのわたし)は口元に笑みを浮かべて、変容を受け入れる。

 彼らを引き出したのに、彼らを導いていた時の堕天使じぶんを拒絶するなんて格好悪いじゃないですか。

 後は適当に心に棚でも作っておきましょう。



「「「委細承知しました。我らが愛しき主様」」」


 周囲の影が襲われている馬車とピッグマン達の方へと伸びていく。

 一つの影は円弧を描いて、もう一つの影はジグザクに跡を残しながら、30の影は様々な個性を持った影の跡を残して、矢よりも早い速度で進んでいく。


 一番太く真っ直ぐに走った影が、馬車の周囲で護衛達と切り結んでいるピッグマン達の背後を通り抜け、影の周囲にいたピッグマンの上半身と下半身が別の方向へごろりと転がり。


 円弧を描いた影は力尽きた旅装束の遺体を運ぶピッグマン一団の近くを通り抜け、豚を醜悪にしたような顔がついた首がまとめて転がった。


 ジグザグの軌道をした影は獲物をはじき飛ばされ、蹴りで転がされて命を刈り取られる寸前の護衛の一人の前まで行くと、影から赤いスーツに大太刀を持った少女が飛び出て、トドメを刺そうとするピッグマンの斧を斬り飛ばし、返す刀で大きく太い胴体を切断する。


 ヴァンパイアらしい特性というか、切り口から血飛沫が一滴も漏れてないのが紳士淑女らしい振る舞いだろうか。


 影と影から飛び出した赤や黒のスーツを着た者達によってピッグマンが次々と数を減らす中、私も走り出していた。


「リリィ、残り物を適当によろしく」


 対魔剣士の脚力で走り抜け、進路上で生き残っていたピッグマン数体を切断しながら前に、護衛を突破したピッグマンの横腹を蹴り飛ばし、20メートルほど先まで転がした。

 襲われそうになっていた町娘風の服を着た少女の前に向き直り。


「助けに参りましたお嬢さん。少し刺激の強い光景を見せてしまうので、少しの間目を瞑っていて頂けますか?」


 絶望の表情からぽかんとした表情になる少女に一礼して告げ、手を少女の瞼において目を閉じさせる。


 血しぶきは不自然な程に少ないけど、ピッグマンの胴体や手や首、頭や胴体の輪切りがあちこちに転がる光景は見せるものではありませんね。


 魚を捌いた経験があるだけの一般的な日本人のつもりだったのですが、無残な人の死体や、もっと無残な推定ピッグマンの死体が転がっているのですが、拒否感や吐き気などは無し。

 これは対魔剣士の力とヴァンパイア達の指導者としての認識と、どちらの影響で冷静なんでしょうか。


『状態異常耐性:動悸・恐怖・血酔い・興奮に抵抗しました』


 あ、はい。対魔剣士の状態異常耐性さんありがとうございます。

 さりげなく能力を主張する対魔剣士の能力に感謝しつつ、手慣れた動作で剣の血を拭って腰の後ろにある鞘へと剣を納めた。


 状態異常耐性で耐えてるという事は、対魔剣士の力を外したらやはり厳しくなるのでしょうか。


『状態異常耐性:抵抗したのは小規模の衝動のため、次回以降は慣れるかと思います』


 状態異常耐性さん!? あなた自意識ありませんか!??




 ピッグマン達は1分と経たず全滅した。あちこちに散らばったピッグマンだったものの欠片を片付ける方がずっと時間がかかったくらいでした。


「「「マイマスター、ご用命果たしました」」」


 一糸乱れぬ動きで整列し、片膝をついて敬礼をするのは見目麗しい、恐ろしく質の良い上等なスーツやドレスに身を包んだ、貴族風の衣服に髪型の美しい女性吸血鬼達。

 ……おや? 特に女性という指定を入れたつもりが無かったから、男吸血鬼1人もいないのは不思議ですね。



 彼らは種族の守護神になって特定種族を繁栄される、育成要素が強い、ターン制・対戦型戦略シミュレーションの名作『ライズ・レイン・ヘイブン3』に登場する1種族、吸血系不死族を進化させていくとなる事ができる最上位種族の一つ。

 エンシェント(太古より生きる長命なる)・ヴァンパイア(吸血鬼の)・ハイロード(上位種の中の上位種)。

 吸血種族の中でも進化条件が厳しく、場合によってはゲームに勝利しても誕生してない事も多い。

 その特性は物理・魔法ともに高い戦闘力を持つ魔法戦士な上に、死亡しても神の神殿がある首都で即時に蘇る。

 ゲーム内で1ターン、1年間の間に4回殺害しないと本当の死に至らない通常のヴァンパイアを圧倒する不死性が最大の特徴。

 ユニットが消耗していく戦略シミュレーションの中で、消耗をほぼ無視できるので安心して使える、吸血鬼種族を使うなら定番の終盤に活躍するユニット。


 なお『ライズ・レイン・ヘイブン3』の吸血鬼種族は日光を弱点としていませんし、十字架が弱点どころか、導く神の属性により秩序で善なる存在になる事もできます。

 ヴァンパイアの聖騎士は聖職者だって作れるのがユニークな作品です。

 ただ、ゲーム内のユニットには性別というものがなかったので、女性ばかりなのが意外でしたね。


 先頭で敬礼している、赤を基調としたスーツ姿にルビーのような紅の長髪をした女吸血鬼の肩に手を置き。


「ありがとう、助かりました。先ほどの魔物が流れだといいのですが、巣があるかもしれません。スカウト技能持ちを周囲の偵察に出して貰えますか? こちらはあなたを含めて10人ほど残っていれば構いません」


「はっ!」


 女性吸血鬼は深く一礼すると、後ろを振り向き素早く指示をして、30人中20人が周囲へと……半分くらいは影に沈みながら、散っていった。



「さて……ええと、助けに来た冒険者なので、安心して頂いて構いませんよ?」


 襲われていた人々の方に視線を向ける。

 金属鎧―――全身鎧ではなく、布や皮の鎧を金属で補強したものや、金属板を縫い付けたもの―――を着た冒険者か傭兵風の護衛。

 生き残った護衛に手傷を負ってないものはなく、雇い主への義理に命を張る姿は好感が持てます。

 鎧を着ていないのは商人か旅人でしょうか。

 それでも短剣や短槍といった武器を持って抵抗していたようで、主に数少ない女子供や荷物を守ってていました。


 そんな方々なのですが、歩いていたらドラゴンに遭遇したような絶望の表情と瞳で私を見るのは若干傷つきますね。


 魔物達の集団をあっさりと処理した謎の集団を警戒する気持ちはわかりますが……


「あの、偶然通りかかったのを助けただけですから……」



 観察している時に聞こえていた言葉は理解できたから、言葉通じてますよね…?



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

☆リザルト


○エンシェント・ヴァンパイア・ハイロード×30ユニット


 ターン製戦略シミュレーションの名作『ライズ・レイン・ヘイブン3』通称RRH3、ファンタジーな世界観で一つの種族を導く神となって、配下の種族を繁栄させるゲームにおいて、吸血鬼系ユニットのハイエンドの1つ。

 吸血鬼系種族の特徴は少数精鋭。国家・種族間戦争になると大量に消費されるユニットをいかに消耗させずに育てるかがキモになる。


 エンシェント・ヴァンパイア・ハイロードは、ヴァンパイア種族ユニットの中でもクラスチェンジ条件を満たすのに必要な経験値が膨大かつ条件が難しく、ゲームの勝利条件を満たす方が楽とまで言われている。


 ユニットとしてのスペックの時点で凶悪な戦闘能力を持っているが、このクラスに至るまで数々のレベルアップ・クラスチェンジで入手した能力と技能が加わり、何も考えず目の前の敵を殴っていたら国が滅ぶ、脳筋・脳死ユニットとまで言われている。


 とりあえずで30人出てきたが、彼らはそれぞれ別の条件・別の世界で吸血鬼種族としてイナバに導かれた存在。



 RRH3世界でヴァンパイアは楽園を永遠に享受する人として創られたが、不要のはずの糧を必要としたため、不良品として廃棄されるところを当時天使だった種族の神が哀れに思い、堕天してまで護り、地上で生きられるために自分の権能を分け与えた結果、血を吸い生きる長命種として定着したという歴史がある。

 なので太陽を苦手とせず、十字架やニンニクといった地球の吸血鬼とは弱点が異なる。


 一般的なヴァンパイアは肉体に縛られるが、彼ら/彼女らまでの上位種族になると肉体は気軽に乗り換えができる。

 なので女性吸血鬼ばかりだったのは、かつて自分達の種族を栄光へと導いたイナバ(かみ)が男性体だと知り、ワンチャン狙って自分が所持する中で外見的にも肉体的にも最高級の女性ボディに着替えてきた、指導者ガチ恋勢(崇拝マシ/敬愛マシマシ/親愛マシマシのトッピング全乗せ)なのが原因。



○吸血鬼指導者・堕天使リベリアスの記憶や感情の欠片


 イナバがRRH初代から中庸/善属性の堕天使リベリアスを使って遊び、吸血鬼達を導いてきた生々しい思い出や感触。

 なお1回のゲームにおいてゲーム終了まで種族を導くのはおおよそ5000ターン(年)前後。

 吸血鬼種族以外もプレイしているが、RRH3だけでもイナバのプレイ時間は5桁時間に達しているため、細かい思い出や記憶は風化している。


(お前は今まで進めたターンの数を覚えているのか……?)


 その代わり、神や悪魔に翻弄され弄ばれる存在を前にした時への怒り、吸血鬼種族への親しみなどが、堕天使リベリアスの欠片としてイナバの中に混ざり、イナバもそれを受け入れた。


 なおイナバは受け取った感情や記憶に流されるどころか、心の棚作ってしまい込んだ。

 人が堕天使の大量の記憶や感情を簡単にしまい込めた理由は割と謎。


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