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(三)-2

 ジーノと僕たちが席に着くと、赤い服を着た恰幅の良い年配の女性が笑顔の欠片も浮かべずにやってきた。

「いつものを俺と、こいつらに」

 ジーノがそう言うと女性は「なんだい、このガキは? 筆おろしにでも来たのかい」と僕とアンドレアをにらむように交互に見た。

「違うよ、マリア。人捜しだ。あと、ロザンナはどこにいる?」

「ロザンナがどうしたって?」

「こいつ、ビアージョさんの息子だってんだよ」

「ふーん、そうかい」

「驚かないんだな」


(続く)

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