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(二)-12

「なんだ、お前たち、見たことないのか」

 ジーノが背後から近づいてきて行った。サッサリから戻ってきたのだ。

「あれはオスマントルコ帝国の船で、乗っているのは、イスラム商人だ」

「あれに乗るの?」

「そうだ」

 僕は不安になった。オスマントルコ帝国についてはその名前を話に聞いたことがあるくらいだった。どんなところだが、想像がつかなかった。

 イスラム船から男性が降りてきた。布を黒い輪っかで押さえている頭巾を被っていた。ジーノは、その男を見つけると「お前たちもこい」と言って桟橋へ歩いていった。


(続く)

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