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さよなら

作者: 紅しょうが

ふと気付くと、いなくなってた。


ねぇ さよならって

よく簡単に言えるね

ねぇ さよならって

そんなに軽い言葉かな


初めて手を繋いで

恥ずかしそうに歩いた道を

今は一人で歩いてる

右手にはまだ

君のぬくもりが残ってるのに


どうせなら嫌いになってよ

ひどい言葉並べてよ

なのに君が言うのは

さよならだけ


ねぇ 待ってよって

掴めなかった

ねぇ 行かないでって

言えなかった

僕は今日も

一人歩いてる


無垢な笑顔で笑ってる

過去になった思い出を

今は一人で見つめてる

お揃いの時計は

まだ時を刻んでるのに


別れる理由を教えてよ

ひどい言葉並べてよ

なのに君が言うのは

さよならだけ


ねぇ お願いだって

止めれなかった

ねぇ 考えてって

言えなかった

冷たい雨が

僕の頬を撫でる


嫌いになりたいよ

大嫌いって言ってやりたいよ

でも君と過ごした日々は

全部キラキラしてたよ

ああ 僕は

まだ君が好きなんだ


ねぇ さよならって

よく簡単に言えるね

ねぇ 寂しいって

僕はまだ言えないのにね


ねぇ 待ってよって

ねぇ 行かないでって

今なら言えるよ

もう君は隣にいないけど


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