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Trick or Treat?

作者: Anna

久々の小説なんであまりうまく書けてるか、自身はありません(^_^;)


ハロウィンっていったいなんだろうとゆうことを、案外知らない人が多くて、今回はそこを取り上げて話作ってみました。


まぁうろ覚えの知識なんで、間違ってるかもしれませんが、

どうぞハードルを下げて見てやって下さいm(_ _)m

?「トリック・オア・トリート!」


今日は学校もバイトも休みで1日涅槃のように過ごそうと思っていた。


現在の時刻11時42分。


あと18分後には、

おっひるや~すみはウキウキウォッチング♪

なのに突然のチャイムが鳴り玄関のドア開ければ、これだよ。


とりあえずいったんドアを閉める。


再び開ける。


?「トリック・オア・トリート!」


最初と同じセリフだ。

そして赤を基調としたどこぞの魔法少女の格好をしている。

お菓子を求めるよりも、むしろ「食うかい?」って言ってポッキーとかリンゴとかくれそうな格好だ。



後輩「なんですか先輩、急に?」

この人は大学の先輩で、同じアパートで隣の部屋に住んでいる。


先輩「なにじゃなくて、トリック・オア・トリートだよ後輩君」


今日は10月31日。

世に言うHalloweenとやらだ。


先輩「とゆうことでお菓子ちょうだい」

あどけない顔で純粋に物を求める。


一応僕の先輩ではあるが、端から見れば高校1年生のような姿。

下手すりゃ中学生とも間違える。


そんな純粋な先輩に僕は…、さきイカを献上した。


先輩「…なにこれ?」

後輩「さきイカですが?」

先輩「いやそうじゃなくて!」

先輩「お菓子と言えば、甘かったりフワフワだったりするもんでしょ!」

後輩「さきイカも噛んでいたらだんだん甘くなりますよ」

先輩「いやそうでなく!」

やいやい文句を言って、お菓子とはなんぞやかを、先輩は先生のように講義を始めた。


そこに横やりをいれるわけではないが、このままだと面倒くさいので…、

話を変えさせていただきます。


後輩「それはともかく、そもそも先輩はHalloweenとはいったいなにか分かっていますか?」

先輩「ふぇ?」

そして考える間もなくこう答えた。

先輩「ただでお菓子を貰えて、くれなきゃ報復してもいいって日でしょ?」

後輩「いやまぁ、あながちはずれとは言えませんけど、先輩の口から報復とゆう言葉は聞きたくなかったです」


これは少し教えた方がいい、のかな?


後輩「まぁ立ち話もなんですし、中で話しませんか?」

先輩「じゃあお邪魔しちゃおかな」




後輩「紅茶でいいですよね?」

先輩「うん、ミルク多めでお願い」

そして紅茶を2杯、ひとつはストレート、もう一つはミルク多めでいれ、机に置いた。



後輩「先に言っときますが、これから言うことはあくまで自分が得た知識とそこから出した見解であって、必ずしも正しいとは言えないのであしからず」

先輩「はい、先生!」

ツッコむのは面倒くさいので、説明をはじめた。




まず、ハロウィンとは?

まぁおおざっぱに言えば、ヨーロッパのお盆みたいなものです。



先輩「凄くおおざっぱだね」

後輩「まだ始まったばかりですし」



ケルト系の人達の祭で収穫を祝う収穫祭であったとされています。

この日にはあちらとこちらを繋ぐ門が開き、あちらから死んだ人達が帰ってきたり、さらには精霊や魔女が現れると信じられていました。


そんな中、あちら側に連れて行かれないよう幽霊や魔女などの格好をして彼らに紛れるとこから、それが時代が移り、今の仮装するとゆうことに至りました。



先輩「魔法少女じゃダメなの?」

年考えろ、とは言えないのでスルー。



次にハロウィンと名称について、

カトリック では11月1日を諸聖人の日(または万聖節)としています。

この行事はその前晩にあたることから、後に諸聖人の日の旧称"All Hallows"のeve(つまり前夜祭)、Hallowseveが訛って、Halloweenと呼ばれるようになったとされています。



先輩「クリスマスもそうだけど、外国の人は前夜祭が好きなのかな?」

後輩「いやいや、前夜祭ってのはだいたい身内で祝うものですよ。祭を楽しむためにまず自分らのテンション上げようか、って感じです。文化祭もそうでしょう?」



しかしキリスト教とハロウィンは本来無関係。

そもそもキリスト教の教えと、魑魅魍魎 が跋扈するハロウィンの世界は相容れるものではなく、

聖と俗との習合がハロウィンという名称のみに痕跡を残したとされています。


さらにハロウィンといえば、ジャック・オー・ランタン。



先輩「キタコレ!」

後輩「黙って聞け」

(´・ω・`)←先輩



カボチャをくり貫き、中にロウソクを灯す。

実際はカボチャではなくカブの一種であるスィードを用いるらしいのですが。

ちなみにこれは魔除けで、悪い霊を家に入れないためとされています。

ジャック・オー・ランタンは作る人によってかわり、怖い顔だけでなく滑稽な顔など様々なバリエーションがあり、むしろそちらに力をいれる人もいたりします。


しかし、さっきも言いましたが、キリスト教とは相容れないものであるので、キリスト教の学校などではハロウィン自体、行うことが禁止されてるらしいです。



後輩「まぁ色々省きましたが、こんなところです」

後輩「ちなみにTrick or treatとは、ご馳走くれなきゃ悪戯するぞ、って意味ですよ。だから別にお菓子でなくてもいいのですが、相手が子供なのでご馳走=お菓子になったのではないかと」

先輩「だからお菓子ちょうだい」

後輩「あんた21でしょうが」

先輩「心はいつまでも子供だもん!」

後輩「あんたは心だけでなく、見た目も子供でしょうが」


あっ、地雷ふんだ。

先輩は案外、自分の見た目を気にしてるからな。


そしたら先輩は少し目を潤ませながらこちらを睨み、

先輩「うぅ、そんな意地悪な後輩君には悪戯してやる~(`Д´)」

と言ってきた。


まぁ先輩のことだから、あまりだいそれた事はしないだろうが、

念の為聞いてみる。


後輩「ちなみにその悪戯とは?」


先輩「玄関の靴を全部左右入れ替えたり、毎朝ピンポンダッシュしたり、夜中にドアをガチャガチャしたりとか(・ω・)」


後輩「最後のは怖いです、てかほとんど地味に痛い悪戯ばっかですよねそれ」


地味だが、やられると案外ダメージがでかい。

はぁ、先輩はいじけだすと長いからな。


ひとつため息をつき、考えた結果、

後輩「じゃあお詫びに何かスイーツをご馳走しますから、それで機嫌なおしてもらえませんか?」

とゆうことにした。


そうすると先輩はさっきまでの泣きそうな顔とは打って変わり、満面の笑みを浮かべ、

先輩「じゃあこの前駅前にオープンしたケーキ屋のケーキが食べたいなぁ」


先輩はケーキをご所望のようで。



なんだかまんまと騙されたような感じだが、

しかし女の子の泣き顔はどうも苦手だし、

後輩「了解。それじゃあ、行きましょうか」

それに悪戯されるのは勘弁だしな。



結局先輩をケーキ屋に連れて行く羽目になり、僕の財布は給料前とゆうこともありピンチ。

まぁその後、お返しとゆうことで先輩の部屋で晩飯をご馳走になった。

とりあえずAll pumpkinだったので、当分はカボチャ食べたくなくなったわけで。

まず、駄文ですいませんm(_ _)m


最後まで読んでいただきましてありがとうございます(`・ω・´)

もしよろしければ、感想いただけると嬉しいです(・ω・)

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