趣味でテキトーに小説を書いてる人たちへ
楽に楽しく書ける方法が1番!
皆様は普段どのようにお小説をお書きになっておられますでしょうか。オイラは散歩するみたいに書いてます。
ということで今回は、あたいの創作術をオメーらに伝授ちてやんよ! てやんでい!
このキャラ疲れるな⋯⋯(;´・ω・)
やっほ!(*Φ∀Φ)七宝ちゃんだよ! 今日は私の書き方を紹介するよ!
風の噂で聞いたことがあるんですけど、プロットっていうのがあるらしいんですよね。なんか骨みたいな、軸みたいなものらしいんですけど。それに肉をつけていく、みたいな。
ゼルゲノムじゃん!(ФωФ)小説はゼルゲノムだった!?
昔あったんです、そういうおもちゃが。CM見る度に欲しくなったけど、結局キモさが勝って買ってもらうことはなかった⋯⋯
でもね、オイラそんなすげーことは出来ないんですよ。ゼルゲノムみたいに最初から骨が用意されてるならいいんですがね、自分で骨作んなきゃなんないじゃないですか。無理にゃん。
そこで私の散歩型創作!
私って基本何も考えずに生きてるんですけど、現時点で350作品くらい出してるんですよね。これはほとんど散歩型創作で書いたものなんです!
なので、何も考えずに生きているあなたでも、この散歩型創作術を使えば今日から書けるようににゃる!!!!!!!!
まずね、スマホを持ってください。スマホじゃない人は原稿用紙と万年筆を持ってください。
なんか考えてください。
ヒモ? えっ、ヒモですか?
分かりました。ヒモですね。ここがスタート地点です。
私は基本的にゴールは決めずに書きますが、散歩初心者だと迷子になって死んじゃう可能性もありますので、最初のうちはゴールを設定して、地図を持ってた方がいいですね。
ってこれプロットやんけ!!!!!!
いいです。プロットという地図を持った状態で散歩しましょう。それはそれで楽しいと思います。
ヒモでしたよね。
ヒモっていろんなヒモがありますよね。
ロープ、女の人の収入で食べてる人、「ヒト」の誤字、そういう名前の人。
ロープにしましょうか。
ロープと言えば?
首吊りですか⋯⋯
ま、いいんじゃないですか。ホラーですかね。
適当に書いていきましょう。
え? 人が首吊って死ぬ話? そんなのでいいんですか?
もっと冒険しましょうよ。
思うままに指を動かして。ほら。スラスラと出てくるでしょう。これが散歩です。
で、スラスラ書いてると自分では思いつかないような展開になったりすることがあります。これが散歩型創作の最大のアレです。良い所。なんて言うんだ。長所?
思いつかないような展開になると、その先ももっと突拍子もない展開になって、創作の幅が無限に広がるんです。空想に限界なんてありませんからね。制限もないですし。
地図ばっかり見てて、周りのことを何も見ていないと世界は本当に小さくなります。あなたの想像の範囲内のことしか書けなくなりますから。
散歩してると自分の頭の中にないものに遭遇しますよね。知らない道だと全部そうですし、知ってる道でも毎日少しずつ違うんですよね。
例えば今日はあの家の前にバケツが出てるとか、道の端っこに猫が寝てるとか、お菓子のゴミが捨てられてる(死ね!)とか。
これって、地図には書いてないんです。だから地図しか見ていないと見つけられない変化なんです。
だからこそね! いろいろ見ながら、時には寄り道しながら小説書こーぜ! ってね。
道に迷った時はチラチラ地図見て歩こう!
時には間違うこともあるかもしれない。
変な店に入っちゃうこともあるかもしれない。
そんな時は、その状況を楽しもう!
間違った道で見つけられるものもある! 変な店で体験出来ることもある! それを経てゴールまで行こう!
っていうのも、私が誤字や間違いを直すのがめんどくさいタイプだからです。間違ったら間違ったまま行こうって人なんです。
さっき書いてたやつも、「日も暮れ始め、○○は焦りを見せた」って書こうとしたら間違えて「アサリを見せた」になっちゃったんだけど、もうそのままアサリで通したもん。その結果アサリを殻ごと食べる異常な女子高生と、そいつに一目惚れする主人公が誕生してしまった。
でもそれでいい。
だって直すのめんどいから。
まあ、これは私しかやらないか。良い子のみんなは道を間違えたらちゃんと戻って正しい方向に進もう!
最後に!
散歩型創作の良い所をもう1個紹介して消え去ろうと思います!
散歩って途中保存できませんよね。
目的地に着くか(完成)、家まで帰るか(白紙に戻す)ですよね。
だからね、1発で書き切るんです。
これの良い所はですね、どれだけ強引な話になっても、矛盾しにくいというところです!
なんたって1発で書いてますからね。散歩し始めた時のことなんて忘れようがないでしょ。さっきのことだもん。
だから辻褄が合わなくなるようなことは滅多に起こらないんです。
まあ、5時間6時間書いてたら無理かもしれませんけどね。でもそんなぶっ続けで書く人いませんよね。時間もそんなに確保出来る人少ないだろうし。書籍化狙いの人は別ですけど。ていうか書籍化狙いの人はこのエッセイ読まないでください。あなたには向いてません。これは趣味100%の人に向けたエッセイなのです。終わりがけに言ってごめんね。
最大1時間半くらいですかね。もう頑張って頑張ってギリギリの状態ですけどね。これ以上はもうほんとに集中力が切れます。なんなら失明するかも。創作は30分を目安に(*´﹃`*)楽しもう。
でも推理ものには使えないかも(´・_・`)こないだ書いた本格ミステリー「しっこ」もわりと時間かかったし
なんだかんだ元気でめっちゃ機嫌のいい時に書くのが1番だと思う。空腹は最高のスパイスというけれど、実際は食べたい時に食べるものが1番美味いと思う。書きたい時に書けば最高にいいものができるのだ!
ヒモの話、今度書こ〜




