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第5話 剣術の特訓と魔法

第4話 Side:カイ 変更

なんやかんや数日が進み、カイさんに呼ばれた


「フウシくん、君には明日から午後に魔法の特訓を受けてもらう」


魔法か……そもそも適正がないとできないよなあれ、貴族ってのはたいてい魔法が使えるらしいが


「カイさんは魔法は使えるんですか」


疑問に思ったので口にしてみた


「一応使えないこともないけど、うまくはないかな」



確かに、魔法が上手ければ魔術師なんて雇わないか


「それに、明日からレオには剣術を習うはずだから頑張れ」


「わかりました」


頑張ってカイさんの護衛に務まるようにしよう。それに俺の目の伝承のを言いふらした奴には仕返しをしてやりたい


「じゃあもう夜遅いし、おやすみ」


「おやすみなさい」


ちょっと魔法の特訓に期待しながら眠りについた




翌日




「おはよう、レオさん」


「おはよう、聞いた通り、今日から剣術の特訓だ」



「まず、お前と剣術で模擬戦をやる。そこの木刀を使え」


俺は指の刺された木刀を手に取った


「では行くぞ……!」


と言うなり早い連撃が飛んできた、だが素振りをしたおかげか重心はしっかりしており、なんとか持ちこたえていた。


「やるな……お前に俺の技を見せてやろう」


レオがそう言うと連撃が止み


「『一閃』ッ!!」


――ッ!!

次の瞬間俺は吹っ飛んでいた。そして俺のいた場所にはレオが剣を振るったあとの状態のままいた


「い、今のは…?」


と腹を抑えながら言う


「今のは『一閃』と言ってな、素早く敵の間合いに入り敵を打つ技だ」


格好いいと思ってしまったのは俺だけなのだろうか


「お、俺にも教えてくれ!」


と目を輝かせて言った

よくよく考えたら恥ずかしい


「俺の一番弟子だし……よし、教えてやろう」


意外ににレオは優しいな……教えてくれる事になった


「お、もう昼飯の時間だ。明日からは特訓だからな!」


レオが教えてくれた。午後から魔法の特訓か楽しみだ。


「レオにフウシ君。今日の昼ご飯はナポリタンだよ」


ナポリタン…? 初めて聞くな。

皿が出てくると驚いた。真っ赤なパスタとベーコンにきのこが入っている。


「美味そうだな」


本当に美味そうだ、レオに同意だ


「では――」


「「「いただきます」」」


あっ、の赤いのトマトだ。甘酸っぱくて美味しい。


「はい、チーズとタバスコだよ」


チーズはわかるけど……タバスコ?


「タバスコはちょっと辛い液体だ、かけると美味しいよ」


俺はチーズとタバスコをつけて食べてみるととてつもなく美味かった。


甘く酸っぱく辛いのがこんなにも良いハーモニーを醸し出すとは。



「よし、食べ終わったね。そろそろ魔術師さんも来る」


《…ドンドン》


ドアが叩かれる


「お、多分魔術師さんだね。入ってきてくれ」


カイさんはドアを開けつつ言った。俺もついていくことにした。



「冒険者ランクS、魔術師ユイ・トースです」20歳前後の綺麗な女の人がそこにいた


「ようこそ……事前に言った通りこの子に魔術を教えてくれ。 さ、裏庭に行ってもらって特訓開始だよ」




裏庭



「こんにちは、フウシ君」


何故か俺の名前を知っている、いや依頼するときに名前が出てくるか


「こんにちはユイさん」


「まずはどの魔法に適正があるか調べるね……あ、魔法の種類は何があるかわかる?」と聞かれた


「火、水、土、風、聖、闇ですよね」


さすがの俺でもそんなことはわかる


「そ、じゃあ適正審査のために水晶に手を当てて」


「わかりました」


というなり水晶に手を当てるすると黄色と黒が大半を締めちょっとだけ赤、青、茶、緑色に光っている


「……!! すごい、全属性適正がある……それに闇と聖魔法がずば抜けて適正があるわ…!」


「えっと……すごいんですか?」


「すごいってもんじゃないよ! 私以外に全属性適正を持ってる人に始めてあったわ! というか君と私以外全属性適正持ってる人いないんじゃないかしら!」


ユイさんがすんごい嬉しそうな声で言う


「ユイさんも全属性適正なんですね」


「ま、伊達にSランク冒険者をやってるわけではないからね」


多分”Sランク”というものはすごいのだろうが……よくわからない


「次は……魔力量を測定するね。こっちの水晶に手を当てて」


俺は言われた通り手を当てて見る。

あろうことか、水晶が砕け散った


「う、嘘!」


やばい……弁償なんてできないぞ、ここはいっちょ誤って――


「すごい才能ね!!」


――え?

弁償とかそういうのは……いいのか?


「あ、ありがとう……ございます?」


「……にしても……おかしいですね」


おかしい? どういう事なんだ…?




昨日学校で告白現場に鉢合わせたおとこあずきです。さいやくでした本当に運がないと感じました

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