第4話 特訓
3話修正2月4日
翌日、朝早く起きてどでかい庭に出た。この人はどれだけのお金持ちなのか気になった
「フウシ、今日から貴様に体術、剣術などの武術を教える」
武術……武術などやったことがない
「まずは貴様に筋肉をつけもらう」
そう言うなり紙を渡してきた
「これおかしいだろ!」
紙を持っていることに驚きだが、練習メニューはもっと恐ろしかった
腕立て腹筋背筋500回それぞれ、スクワット500回、素振り500回……
「いや、これくらいやらなきゃ筋肉がつかん」
「鬼か貴様」
「なんとでも言え、さ、始めだ!」
やばいことが始まった
「1…2…3…4…5…」
「声だせぇ!!」
「6! 7! 8―――」
数時間後
「497……ぜぇ ぜぇ……498……はぁ、はぁ……499……500うぅ! はぁ…はぁ…はぁ…」
やべぇ……死ぬかもしれん……
「終わったか? 朝食だぞ」
とカイさんがが籠を持ってくる。中には朝食らしきもの、食べすぎるとあとが辛くなるから控えめに食べよう。朝食はパンに……白い牛乳みたいなドロッとした何か。
「……これなんだ」白いなにかに指さした
「それは、ヨーグルトっていってな、体にいいから食べな」
ヨーグルトを木の棒みたいなものですくって食べてみると
「酸っぱ!!」
大丈夫かこれ……腐ってない? またカイさんに笑われてしまった。
「蜂蜜とかジャム入れなきゃ酸っぱいよ、ほら」
ジャムを手渡された
「……だったら先に言ってくださいよ」
「ごめんごめん」
絶対わざとだろ……
「そろそろ朝ご飯を食べ終わったな」
ゲッ……
「次は腹筋500回! 声出せよ!」
こんな日々が数ヶ月続いた
「そろそろ筋肉がついてきたし……次のステップに行くか」
筋肉痛が響かなければいいが
「で、なにやるんだ」
「基礎から始めるぞ、まずは組み手から」
レオがゆっくり殴る動作をしてきてきたので受け止めるするとレオが驚いた顔をして言った
「よく受け止めたな」
「またまた、ご謙遜を」
あんなに遅く殴ったら誰でも受け止められるだろ
「ならこれならどうだ」
とてつもなく早いパンチが僕を襲った
「痛っ」
「ハハッ、大丈夫か」
と訪ねてきた
「大丈夫ですよこんぐらい」
とすぐにおきあがった……また驚かれたがいつもの無表情に戻った
「すごいな……」
レオさんはぼそっと何かを呟いたが聞こえなかった
「なにか言いました?」
というと、腹に蹴りが飛んできた。
「グハッ……」
「無駄口叩いてないで組み手に集中しろ」
り、理不尽だ……
「も、もう一回頼む!」
腹が痛いがそう叫んだ
「……いや、昼飯の時間だ」
ってもうそんな時間か……時間がすぎるのは早いな
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side:カイ
「特訓はどうだい」
「順調どころの話ではありません……あの動体視力と反射神経おかしいです。俺が結構早めに殴っているのにちゃんと受け身を取っている……すごい才能の持ち主です」
「なるほどやはり見込み通り……いいぞ」
これはすごい……彼は10歳ぐらいのはずなのに
「これからも彼をよろしく」
「承知しました」
レオはそう言ってドアを締め、書斎を出ていった
「そろそろ魔術師を雇えそうだし……午前はレオと訓練、午後は魔法の特訓みたいなかんじでいいかな…?」
彼にはちゃんとした青春も送ってもらいたいし、数年後には学生になる年だろう。学園にでも通ってもらうか……
彼の今後が楽しみだ
はいどうもこんにちは
ポケモンユナイトではエリートクラスに落ちたあずきです……(新シーズンのせい)
皆様もポケモンユナイトやってます?楽しいですよね。