第3話 俺の目について
第1話修正 伝承について2月3日
下に降りると、そこには豪華な料理が揃っていた。
大きな肉、具沢山のスープ……とてつもなく美味しそうで涎が垂れてくる。
「ほらおいで、君がパーティの主役なんだから」
カイさんに呼ばれ俺は急いで席に座る。
急いでがっつこうとしたが
「待って、知らないと思うけどご飯に感謝してご飯を食べるんだよ」
止められたしまった。まあこんなうまそうなものを食わせてくれるならやるか……
俺はカイの真似をして両手を合わせた
「「いただきます」」
レオもそんな事を言っている。使用人ってご飯一緒に食うものなのか?
「えっと……いただきます……」
俺は急いでそう言うと肉を手にとってかじり始めた。カイさんはなんか変なもんを持ってきれいにご飯を食っている。これが噂に言うテーブルマナーってやつか。
「フウシくん豪快に食べるね」
「いや、これが普通ですよ」
「そうなのかね?」
っち、この金持ちめ
「まあ、そんな事は置いておいて……君は君の目の伝承を知っているかい?」
「ああ、赤色の目を持ってるやつは呪われてるってやつですか? それのせいで散々ひどいめに会いましたよ……」
俺は昔……と言っても親が居た頃だがな。その頃、スラム街を歩いていると他のスラム街のやつにこの噂を教えられた。
多分そのせいで捨てられたのだろう。
「でもね、その伝承には続きがあるんだよ……もし片目が虹色だったらその場所に福をもたらすと」
なるほどだから俺は連れてこられたのか……結局自己利用かよ
「この伝承を知っている人は限りなく少ない。僕達の他に知ってる人は聞いたことがないしね」
「……で、俺はこれからどうされるんですか」
目でもくり抜かれるんだろうか……
どうしよ、う夜逃げでもするか
「ん? べつに何もしないよ?」
「本当か!?」
大抵の場合これは嘘だが
「本当と言っても信じてくれないんだね……」
多分本当のことを言っているのだろう俺のスラムで培った勘がそう言ってる
「多分」
「ま、流石にタダで住まさせてあげないよ」
ってなんだよ! やはり何をされるのだろうか
「君には……働いてもらう」
「働く?」
そういえば働く条件で勧誘されたな
「そう、君には強くなって”護衛”になってもらう」
「レオに稽古つけてもらって、魔法とかは他の先生にでも頼むか」
「いい……ですけど」
「じゃあ特訓は明日からだから、しっかり食べな」
まあ美味い飯食えるしいいか
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side:カイ
伝承道理に進めば、彼は強くなるはずだ。
これは僕の憶測だけど……怨念とは闇魔法、輝く栄光とは光魔法。
だが、女神の加護と邪神の加護がどのように働くかはわからない。
彼が才能の塊だったら絶対に敵に回したくない……だから今のうちに仲間に引き入れた。
……本当に護衛をやらせていいのか不安になってきた。
「はぁ……子供とはなんと恐ろしいものなのだろうか……」
そう無意識に呟いてしまった
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