第1話 神の目
side:神
「いつ覚醒するのかねー」邪神は暇そうに語る
「あの子には早く目覚めてほしいものですね」と女神も苦笑いをしながら話す「まあその時はそう遠くないないでしょうこれからが楽しみですわ。」
side:フウシ
俺は神を憎んでいる。なぜこんな目を俺によこしたんだ。俺は別に悪くないのに赤子の頃、親にスラム街に捨てられた。
こんな目がなければよかったのにと何度恨んだことか。
「俺の近くにいると不幸になる」やら「アイツに話しかけると襲われる」とか…そんなこと聞いてねーんだよ。
『グー』
…腹の音だ。俺も空腹で死ぬのか…
…いや今死んでたまるか。
やりたくないがやるしかないようだな…
盗みなんて犯罪は俺の存在を更に汚しかねないが…生きるためにはしょうがない俺は道に出たら高級そうな服を持ってるやつを探した。歩くこと数分、見つけたこいつの財布か何かを盗んでやるそう思ったその時だった
「貴様…親方様に何をしようとした」
気づけば後ろにナイフを首に突きつけている人がいた。俺は恐怖で何も喋れなかった
空腹で死ぬより、ここで一息にやられたほうが良いのかもな…
しかし
「まあまあ落ち着いてこの子も生きるために必死なんだよ、ほらこれでも食べて」
俺が獲物にしようとしていた奴はさっき買っていた饅頭を渡してきた。俺はがっつくように食い始めた、それはまるで飢えに飢えた猛獣のようだったのだろうか?
「ねー君僕に雇われないかい?」金持ちがそんなことを口にしてきた
「報酬は家に住めて…月金貨3枚、ご飯3食付きでどうかなー?」
「受けます」俺は即答した。こんななんもない底辺の僕にこんな好条件……なにか裏があるのだろうが、そんなことは考える余地はなかった。こんな最高な条件行く以外あるまい!
「じゃあついてきて」
俺は言われるがままについていった
はいどうもこんにちわあずきです。頑張って連載するのでコメントよろしくおねがいします。