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第6話 待望のギルドメンバー

お世話になっております。

ヘイホーみりと申します。

この作品を選んでいただきありがとうございます。

誤字・脱字、おかしな点がありましたら教えていただけると嬉しいです。

今日も5話分投稿予定です。

「それでどうかな?」


タカラはセトとムサシに尋ねる。


「どうかなといわれましても……もちろん断る理由はありません。ぜひともタカラ様のギルドメンバーに加えていただきたいです。ただ、まだ全然信じれなくて……」


エルフのセトは申し訳なさそうに言う。

自分程度の力量でギルドメンバーになることに申し訳なく思っているのだろう。


「おっ俺もぜひともお願いします」


ムサシもセトが話し終えたすぐ後に、ギルド加入への意向を示した。


「よし、決まりだね。今日から2人は僕のギルドのメンバーであり仲間だ。期待してるよ。よろしくね」


タカラはそう言ってニコッとほほ笑む。


「「よろしくお願いします!」」


二人とも緊張した顔でそう言う。


「よかったな2人とも。しっかり頑張るんだぞ」


校長はそう言ってタカラに向き直り、続けて言う。


「2人の退校手続きはこちらで済ませておきます。タカラ様、今日は本当にありがとうございました。もしよろしければまた特別講師を引き受けてくださるとうれしく思います」


「こちらこそありがとうございました。今日2人に出会うことができてよかったです。ぜひまた特別講師をやらせてください」


タカラはそう言い、校長と握手を交わす。

タカラは冒険者学校を後にし、セトとムサシを連れてギルドに戻ることにした。

2人は緊張しているのか、ギルドまでの道中一言もしゃべらなかった。

ギルドの入り口に着くとセトが口を開く。


「『太陽の幼樹』?」


「そう、これが僕たちのギルドの名前だ。今はまだ幼いけれど、いつかは太陽のような世界にとって必要不可欠なギルドになるぞって意味が込められているんだ」


タカラがそう言うと、2人の顔がぐっと引き締まったような気がした。


「ロキさん、ただいま!」


「おかえりなさい、タカラ君……おや、何やら可愛らしい2人が一緒のようですね。その様子だといい人は見つかったんですね?」


ロキはニコッと笑いながらタカラに尋ねる。


「うん、いい人どころじゃないよ! 二人とも将来が楽しみな有望株だ! すごいギルドができるよ!」


「それはよかったです」


ロキは嬉しそうに言う。


「あの……私が有望株だなんてそんな……タカラ様達に迷惑かけないか不安です」


セトが不安げに言う。

ムサシも不安げな顔をしている。


「確かに君たちはまだ未熟だし、不安になるのもわかるけど、才能はピカイチだ。努力さえすれば将来大物になるよ! それと、僕たちはもう仲間なんだから様はやめてほしい。気軽にタカラって呼んで」


タカラは笑顔で言う。

それほど2人の才能を認めていたし、仲間になったからには対等でいたいという気持ちからの発言であろう。

その気持ちが2人にも伝わったのか、


「「わかりました!」」


2人は声を合わせて言う。


「それじゃあ、2人はロキに自己紹介!」


タカラがそう言うと、


「はじめまして。私はエルフのセトと申します。まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします」


「俺はムサシといいます。まさかスカウトされるとは思ってなかったけど、ギルドメンバーになったからには精一杯頑張ります。よろしくお願いします」


2人はそう言いながら丁寧にお辞儀をする。


「はじめまして。そしてギルド『太陽の幼樹』へようこそ。私はサブマスターのロキと申します。君たちギルドメンバーのケアを担当していくと思います。それから、私のことも気軽にロキと呼んでくださいね。よろしくお願いします」


そういうと、ロキも丁寧にお辞儀をする。


「よし、これは『太陽の幼樹』にとって大きな一歩だね! ここから駆け上がるよ!」


「「はい!」」


タカラの言葉にセトとムサシはは元気よく返事をする。

ロキも笑顔で3人のことを見守っている。

こうしてギルド『太陽の幼樹』は新たなギルドメンバーを迎え、大きな一歩を踏み出したのであった。


読んでくださりありがとうございます!

初めての小説投稿ではありますが、小説化、漫画化目指して頑張ってます。

もしよろしければブックマークに追加、そして下の評価☆☆☆☆☆を押していただけると嬉しいです。

モチベーション上がります!

そして、コメントや感想などもお待ちしています!

よろしくお願いいたします。

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