表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

33/99

第33話 新しい仲間

お世話になっております。ヘイホーみりと申します。

この作品を選んでいただきありがとうございます。

誤字・脱字、おかしな点がありましたら教えていただけると嬉しいです。


新メンバー加入です!


ーーバターン!


『小人の洞窟』の扉が勢いよく開く。

そして、ガンテが勢いよく中に入ってくる。

ガンテの息遣いは荒い。

急いでやってきたのだろう。


「ボンじい! セトは!? 今日武器を取りに来るって言ってたよな!?」


ガンテは部屋に入ってくるなりボンじいにそう尋ねる。


「セトなら少し前に帰ったぞい」


ボンじいがそう言うと、ガンテはボンじいの言葉を最後まで聞かずに扉を勢いよく開けて飛び出す。


「どうやら決心したようじゃのう。ガンテ、お前さんは今まで一人でようやってきた。もう報われてもいいはずじゃ」


ボンじいは心なしか嬉しそうにそう言う。



ガンテはひたすら町を走っていた。

目指しているのはセトが所属しているギルド『太陽の幼樹』だ。

今まで悩んでいたのがうそのように、心の中が晴れている。


(早くセトに会いたい……会って一緒に冒険者をしたいって早く伝えたい!)


ガンテはそう思いながら、はやる気持ちを抑えて『太陽の幼樹』へと急ぐ。

そして『太陽の幼樹』に着くと、ガンテは勢いよくドアを開ける。


「セト!」


ガンテはギルドに入るなりそう叫ぶ。

セトは椅子に座ったまま、驚いた顔でガンテのほうを見ている。

『太陽の幼樹』の他のメンバーも勢ぞろいであり、何事かという表情でガンテのほうを見ている。

ガンテは息を整えながら、一つ大きな深呼吸をして話し始める。


「セト……俺は昔仲間に裏切られて、そのせいで両親も失った。それからはもう仲間はいらないと思ってずっと一人で冒険者をやってきた……でも、セトに誘われたとき正直嬉しかったんだ。それに、セトは信じていいんだって思えた。俺はセトと一緒に冒険者をしたい! このギルドに入れてほしい!」


ガンテはそう言って頭を下げる。

セトは頭を下げているガンテに近づき、右手を差し伸べる。


「私はギルド『太陽の幼樹』のセト、よろしく!」


セトは笑顔でそう言う。

ガンテは頭を上げ、セトの目を見る。

そして、笑顔でセトの手を握る。


「ああ、よろしく!」


ガンテはそう言いながら嬉しそうに笑っている。


「ガンテ、来てくれて本当にありがとう! 私、すっごい嬉しい! それから私のこと信じてくれてありがとう。私、これからずっとその気持ちに応えるから!」


セトは満面の笑みでそう言う。

ガンテも嬉しそうにセトの顔を見ている。


「詳しいことはよくわからないけど、めでたいことにギルドメンバーが1人増えたってことだね! えっと……ガンテ……でいいのかな? よろしくね!」


タカラはずっと黙って聞いていたが、話に一区切りついたと思ったのか、ここでガンテに話しかける。


「ああ、そうだ。名前はガンテ。ドワーフで役職は重騎士(タンク)だ。よろしく」


ガンテはみんなの前でそう自己紹介する。


重騎士(タンク)か。どうりで体がこんなにも屈強でたいそうな鎧を身につけているわけだ)


タカラはそう思いながら、ガンテのステータスを確認する。


ステータス

体力:S

魔力:C

パワー:S

スピード:C

知力:B

器用さ:C


スキル:<カウンター>


(なるほど。重騎士(タンク)としては完ぺきなステータスだ。それに、守り重視の重騎士(タンク)がどうやって一人で冒険者をしていたのか気になっていたけど、スキル:<カウンター>か。これなら納得だ)


タカラはガンテのステータスを確認してそう思う。


「ガンテ、ようこそギルド『太陽の幼樹』へ。私はサブマスターのロキと申します。よろしくお願いします」


ロキはそう言うと、丁寧にお辞儀をする。


「……よろしく」


「よろしくね!」


「よろしくおねがいします!」


「よろしくねー!」


他のメンバーもガンテに挨拶をする。


「ああ、よろしく」


ガンテも少し照れくさそうにそう言う。

その様子をタカラとセトも笑顔で見ている。


「ガンテ、僕たちのギルドに入ってくれて本当にうれしく思う。話もちゃんとと聞いていたよ。ガンテは自分のペースでギルドに馴染んでくれたらいいからね。ただ覚えておいてほしいのは『太陽の幼樹』のギルドメンバーになったからには僕たちは何があろうとガンテの味方だ。何かあったときは遠慮なく僕たちを頼ってほしい」


タカラはそう言い、ニコッとガンテに笑いかける。

他のギルドメンバーも温かい笑顔をガンテに向けている。

ガンテはそんなみんなの表情を見て泣きそうになる。


(俺……こんなに幸せになってもいいのかな?……ボンじいのところでセトと出会えて本当によかった。このギルドに入って本当によかった。父ちゃん、母ちゃん……俺、しっかり前を向いて進むよ)


ガンテはそう思うと、みんなのほうを向いて、


「ありがとう」


そう一言つぶやく。


「よーし、新しい仲間も増えたことだし、世界一のギルド目指してみんなで突っ走ろう!」


「「「「「おーーー!」」」」」


タカラの声掛けにみんながこぶしを突き上げてそう答える。

ガンテもこぶしを高くつきあげている。

こうして、ガンテは無事ギルド『太陽の幼樹』のメンバーとなるのであった。


読んでくださりありがとうございます!

初めての小説投稿ではありますが、小説化、漫画化目指して頑張ってます。

もしよろしければブックマークに追加、そして下の評価☆☆☆☆☆を押して応援していただけると嬉しいです。モチベーション上がります!

そして、コメントや感想などもお待ちしています!

よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ