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第20話 剣の師匠

お世話になっております。

ヘイホーみりと申します。

この作品を選んでいただきありがとうございます。

誤字・脱字、おかしな点がありましたら教えていただけると嬉しいです。


明日も可能なら5話分投稿しようと思ってます。


この日タカラはある場所へと向かっていた。


(会うのは久しぶりだね。元気にしているだろうか)


タカラはそう思いながら歩く。

久しぶりに会えるのを楽しみにしている様子だ。

そしてある一軒家へとたどり着く。

タカラがドアをノックすると、勢いよくドアが開く。

そしてタカラの目の前には一人の男性が立っている。


「よお、タカラ、久しぶりだな! 元気にしてたか?」


「うん、久しぶりだね。僕は元気だよ。カインも元気にしてた?」


タカラはそう言い、笑顔を見せる。

久しぶりに会う男性というのは元S級パーティー『神秘の陽樹』のリーダーであるカインだったようだ。

タカラはカインに、セトとムサシの修行を引き受けてくれないかというお願いをしに来たのだ。


「奥さんは?」


「今子供と一緒に買い物に出かけてるぞ」


「そっか、挨拶しときたかったんだけど」


「まあ、俺のほうから言っておくぜ」


タカラとカインの奥さんは顔見知りである。

タカラは奥さんにも久しぶりに会えると楽しみにしていたが残念そうである。


「ギルドのほうは順調なのか?」


カインが尋ねる。


「うん、順調だよ。みんな将来楽しみな子たちばかりだ」


タカラは笑顔で答える。


「お前がそう言うなんて珍しいな。さぞかし才能があるんだろうな」


カインも笑いながら言う。


「そうなんだ。でも今少し困っていることがあって……剣術の上達が早すぎて、もう僕が教えられる領域を超えてしまっているんだ」


「なるほど、それで俺の家を訪ねてきたというわけだな。確かにお前は魔導士だもんな」


カインにそう言われてタカラは苦笑している。


「うん、そうなんだよね。だから、僕のギルドメンバー2人に修行を付けてあげてほしい」


タカラはそうカインにお願いする。


「仲間であるお前の頼みだ。もちろん引き受けてやるよ。ただ、俺の修行にちゃんとついてこれるんだろうな? すぐ逃げ出されたりしたらたまらないからな」


カインは鋭い目つきでそう言う。


「それは大丈夫だよ。僕が保証する」


タカラは自信をもってそう答える。


「カインのほうこそ腕なまってないだろうね?」


「誰に言ってんだよ。この俺だぞ? 大丈夫に決まってるだろ!」


カインも自信を持ってそう言う。


「ははっ、ごめんごめん」


タカラはそう言いながらカインのステータスを確認する。


ステータス

体力:S

魔力:A

パワー:S

スピード:S

知力:A

器用さ:S


スキル:<剣神>


(相変わらずばかげたステータスだね。聞くまでもなかったか)


タカラはそう思い、少し呆れる。

それから2人はしばらくの間雑談をしながら盛り上がる。

パーティーを解散したとしても2人の関係性は変わらない。親友なのだ。


「それじゃあ、さっそく明日から来るように2人に伝えておいてくれ」


「わかった。2人を頼むよ」


「おう、任せとけ!」


カインはそう言ってタカラにグッドサインを見せる。


(久しぶりに会えてよかった……もう少し話していたかったな)


タカラはそう思いながら名残惜しそうに帰ろうとする。

それを見越したのか、カインが、


「また来いよ!」


と一言声をかける。


「うん!」


タカラは嬉しそうに返事をする。

そうしてタカラはギルドに帰るのであった。



「ただいまー」


タカラがギルドのドアを開きながらそう言う。


「おかえりー!」


マキが元気よく出迎えてくれる。


「おかえりなさい、タカラ君。カイン君のほうはどうでしたか?」


ロキがタカラにそう尋ねる。


(こころよ)く引き受けてくれたよ」


タカラは笑顔でそう言う。


「よかったですね……まあ、セトとムサシの2人にとってはここからが本番ですが……」


ロキは難しい顔をしながらそう答える。


「セトとムサシはもう帰って来てる?」


「はい、帰って来ていますよ。マキ、呼んできてもらってもいいですか?」


「はーい!」


マキは元気よく返事をして階段を上っていく。

マキに呼ばれてセトとムサシの2人はすぐに下りてくる。


「タカラ、どうしたの?」


セトがそう尋ねる。


「うん、セトとムサシは本当に今までよく頑張ってきたね。成長速度も著しい。セトはこの前サウザンドウルフを一人で倒したし、ムサシもすでにB級冒険者の実力はあると思う。そこで、修行も次の段階に移ってもいいと思うんだ。ただし、僕ではもう2人に剣を教えるには力不足だ。そこである人に2人の面倒を見てもらうように頼んできたんだ」


タカラはそこまで言うと2人を見て黙る。


「……ある人っていうのは?」


ムサシがおそるおそる聞く。


「元S級パーティー『神秘の陽樹』のリーダーであるカインだ」


「「!?!?」」


セトとムサシの2人はひどく驚いている。

ムサシに至っては、驚きすぎて口をパクパクさせている。


「カインってあの“剣神”カインのこと? 冒険者ランキング1位にもなったことがある……私たちそんなすごい人に教えてもらえるの?」


セトが驚きながらタカラに問う。

タカラから聞いてもまだ信じられないのだろう。


「……セトはともかく俺までいいのか?」


ムサシは自分はそこまでの冒険者ではないと思っているようだ。


「そう、あの“剣神”カインだ。僕が頼みに行ったら快く引き受けてくれたんだ。これから先、世界一のギルドを目指すためにはレベルアップは必要不可欠だ。今の2人にとってカインほど頼りになる師匠はいない。2人とも、胸を借りるつもりで精一杯頑張っておいで!」


タカラはそう言って2人を鼓舞(こぶ)する。


「「はい!」」


セトとムサシは元気よく返事をする。


(タカラ君含め、みなさんいい表情をしていますね)


その光景を見ながらロキはほほ笑むのであった。


読んでくださりありがとうございます!

初めての小説投稿ではありますが、小説化、漫画化目指して頑張ってます。

もしよろしければブックマークに追加、そして下の評価☆☆☆☆☆を押して応援していただけると嬉しいです。

モチベーション上がります!

そして、コメントや感想などもお待ちしています!

よろしくお願いいたします。

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