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第10話 魔法の天才

お世話になっております。

ヘイホーみりと申します。

この作品を選んでいただきありがとうございます。

誤字・脱字、おかしな点がありましたら教えていただけると嬉しいです。

無事に2人の武器を買い終わり、残りの時間は自由時間となった。

自由時間になった途端、ムサシはさっさとどこかに行ってしまった。

行きたいお店でも見つけていたのであろう。


(ムサシは落ち着きがないなー)


セトはそう思いながら、一人でメインストリートを歩いている。

見たことない食べ物や服、骨董品など様々なものが売られている。


(せっかく来たし何か買いたいんだけど、やっぱり服かな? でも自分に似合う服なんてわからないし……あっ、あのスイーツおいしそう!)


セトはどうやらおいしそうなものを見つけたみたいだ。

セトもムサシも数日とはいえ、ずっとクエストをこなしていたので、ある程度のお金は持っている。

なので、お金の心配はいらない。

それからセトは服を見たり雑貨屋を回ってみたりして過ごしていた。


「あー、疲れたなー。もうすぐ時間だし、宿に戻らないと」


セトは疲れた様子でそう言う。

あたりは暗くなり始めており、もう日が沈もうとしている。

あれからだいぶ時間がたったようだ。

この後は3人で宿の食堂でご飯を食べることになっている。

セトが宿へ帰ろうとしていると、


「君、エルフ?」


セトは突然後ろから声をかけられ振り返る。

するとそこには、セトよりも少し背が小さい少年が立っていた。


(びっくりしたー。全然気づかなかった。この子だれだろう?)


セトがそう思っていると、その少年が、


「君、魔力すごそうだね。魔導士?」


と続けて質問してきた。


「私はエルフだけど魔導士じゃないよ。今のところ剣士をしてるけど……ところであなたは誰?」


セトは質問に答えつつも、少年にそう尋ねる。


「ごめん、ごめん。ボクはブランっていうんだ。魔導士になりたいんだけど、どうやったら魔導士になれるかわからなくて。エルフはだいたいが魔導士になるって聞いたことがあるから声をかけたんだ。でもまさか剣士だなんて」


ブランは残念そうにそう言う。


「私は冒険者学校でも剣士クラスだったし、ギルドマスターにも今は剣を使うように言われてるから」


セトがそう言うと、


「そうなんだ。エルフに剣をすすめるなんてそのギルドマスターは変わってるんだね……ねぇ、ボクをそのギルドマスターに会わせてよ。魔導士のなり方教えてくれるかもしれないし」


ブランはそう言う。

セトはタカラが変わっているといわれ、少しムッとしたが、


(タカラならステータスを見れるし、一度会わせてみてもいいかも)


セトはそう思い、ブランをタカラに会わせてみることにした。

宿に着くと、タカラとムサシがすでに待っていた。


「おかえり、セト……えっと、その子は?」


タカラは見知らぬ子に少し困惑しつつセトに尋ねる。


「さっき声をかけられたんだけど、ギルドマスターに会いたいって言われたから連れてきたの。魔導士になりたいみたいなんだけど……」


セトはそう言う。


「そうなんだ」


タカラはそう言いつつ、ブランのステータスを確認してみる。


ステータス

体力:C

魔力:S

パワー:E

スピード:B

知力:S

器用さ:S


スキル:<並列魔法>


(これまたすごいステータスだね。それに、完全に魔導士向きのステータスだ。魔導士になるなら申し分のないステータスだね)


タカラはそう思うと、ブランの顔を見ながら、


「君、魔導士になりたいんだよね? 僕たちのギルドに入ってみない?」


タカラがそう聞くと


「ギルドに入ったら魔導士になれるの?」


「なれるよ」


「じゃあ入ろうかな」


「決定だね」


このようにあっという間にブランのギルド加入が決定した。

あまりの速さにセトとムサシは目を丸くしている。


「セト、ムサシ、ギルドメンバーが一人増えたからよろしくね」


タカラがそう言うと、


「……ごめん、全然ついていけてない」


「……俺も」


2人は呆れたように言う。


「ところで君の名前はなんていうの?」


「ブランだよ。君は?」


「タカラっていうんだ。よろしくね」


「名前を知る前にギルドメンバーになるってどうなの?」


「……俺も思った」


セトとムサシはさらに呆れながら言うのであった。

とにかく、ギルドメンバーが一人増えることとなった。

もう日も沈んでいるので、宿の食堂で4人でご飯をとることにするようだ。


「ところでブランは何で魔導士になりたいの?」


タカラが聞くと、


「ボクはトルーさんに憧れてるんだ。それで、ボクも魔導士になったら会えるかなと思って」


「トルーってS級パーティー『神秘の陽樹』の?」


「そうだよ」


そう聞いてタカラは驚く。


(まさかトルーのファンだったなんて)


そう思いつつ、自分のことについてもブランに聞いてみることにした。


「僕も『神秘の陽樹』の元メンバーなんだけど知ってる?」


「しらないよ」


ブランに即答され、ショックを受けるタカラ。

そのことにも気づかずにブランはご飯を食べ続ける。


「ギルドに入ったからトルーさんに少しは近づけたかなー」


とブランが言うと


「いつかは会えると思うよ」


タカラはしょんぼりしながら言う。

そんなタカラをセトとムサシがなぐさめるのであった。

ご飯を食べ終わり、みんな自分の部屋へと戻る。


(2人の武器もいいのが買えたし、新メンバーのブランも加入した。今回の旅は大成功だね)


タカラは部屋に戻るとそう思いながら満足そうにうなづく。

そして、次の日、4人は無事始まりの町「コト」へと戻るのであった。


読んでくださりありがとうございます!

初めての小説投稿ではありますが、小説化、漫画化目指して頑張ってます。

もしよろしければブックマークに追加、そして下の評価☆☆☆☆☆を押していただけると嬉しいです。

モチベーション上がります!

そして、コメントや感想などもお待ちしています!

よろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] またまた凄い逸材が加入しましたね。名前も聞かずに速攻で入れてしまうあたりがタカラの人徳というか魅力でしょうか。こういう人、好きです。
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